神戸市-KOBE-


 

定例会見 2018年(平成30年)7月25日

最終更新日
2018年7月30日

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発表項目

神戸市における異常高温対策

久元市長:
よろしくお願いいたします。



 私からお話し申し上げたい案件は4件ですけれども、その前に、都市対抗野球で三菱重工神戸・高砂が決勝に進出をされまして、そして、昨日の試合で準優勝を果たされました。これは大変大きな快挙だと思います。



 昭和45年以来の準優勝ということで、富光男監督をはじめチームの皆さんに心からお祝いを申し上げたいと思います。守安投手、大変力投されましたけれども、大阪ガスに惜敗になりました。優勝できなかったことは残念でしたけれども、神戸を代表するチームが決勝まで行かれたということは、これは非常に大きな喜びを神戸市民に与えていただいたと思います。敬意を表しますとともに、お祝いと感謝を申し上げたいと思います。



 私から申し上げたい案件は4件です。



 1件目は、異常な高温が続いております。自治体で対応できる対策というのはもちろん限界があるわけですけれども、これだけ異常な高温が続きますと、熱中症対策をはじめ、自治体として考えられることはしっかりやっていかなければなりません。



 そこで、幾つかの対策を講じることにいたしましたので、私から概略を申し上げたいと思います。



 7月9日ごろに梅雨明けになりました。その前は豪雨に見舞われまして、豪雨対策に奔走し、今もその豪雨対策は続いているわけですが、その後、近畿地方は異常な高温に見舞われています。



 過去5年の数値、傾向を示しておりますが、神戸はどちらかといいますと、夏はもちろん暑いですけれども、京都、大阪に比べると少し気温は低くなっています。



 去年でいうと、年間の最高気温は大阪市が37.4度、京都市が36.7度、神戸が35.2度となっています。



 今年に入ってから先週の状況を見ますと、京都、大阪に比べますと神戸は、やはり今年も若干低い状況になっています。数字を見ますと、22日に京都市の最高気温が38.2度、大阪市が35.1度、神戸は32度ということで、京都に比べますと、この日は、6度低いわけです。そして、神戸は六甲山というクールスポットがあります。六甲山は大体5度から7度ぐらい平地よりも低いところですから、六甲山に行っていただいて冷気を楽しんでいただくというのも1つの方法だと思います。



 このように相対的には、神戸は大阪、京都に比べれば、もちろん異常な熊谷だとか青梅だとか多治見だとか、そういうところに比べると最高気温は比較的低いわけですが、これはおそらく海に面しているということ、海と山に恵まれているということが影響としてはあると思います。しかし、いずれにしても、かなり異常な高温になっていますので、自治体としてしっかりとやれることをしていきたいと思います。



 1つは、熱中症にならないよう市民の皆さんに対する呼びかけですね。これはマスメディアの皆さんも行っていただいているところですし、気象庁からの呼びかけなども報じていただいているところです。



 神戸市としても、やはり熱中症にならないように、不要な外出を控える、日傘、帽子を着用していただく、外出時には塩分を含む飲料水を携帯していただく、屋内ではためらわずにエアコンや扇風機の使用をしていただく、こういうことをお願いしたいと思っています。現実に、7月1日から22日までの熱中症による救急搬送件数は、去年に比べ倍以上、400件近くになっています。



 そういうことで、神戸市としては、去年、運用を開始いたしました救急相談ダイヤル、#7119、体調が悪いとか熱中症のような症状を感じたときには、ぜひここに相談をしていただきたいと思います。



 それから、特に子供たちに関する対応は大事です。これは教育委員会における対応ということになりますが、やはり学校生活におきましては子供たちへの健康観察、適時の水分補給を呼びかけていますし、状況に応じて、校外学習やプール、休み時間の外での遊びを中止する、運動場に日陰を確保するためのテントの設置や水まきを実施する、こういうことを行っております。



 既に夏休みに入っていますから、学校における対応は部活動に対する対応が中心となりますが、運動部の活動の練習時間を短縮する、あるいは時間を変更する、迷うことなく中止をするということも必要です。また、冷房が稼働している部屋での休息、強制的な給水タイムを確保する。もちろん適切な休養日を設定する。こういう対応をそれぞれの学校で部活動に対しては行っております。



 今、小中学校にエアコンが設置されていない自治体での対応が話題になっております。これは念のためですけれども、神戸市では既に全校にエアコン整備が完了しております。



 政令市では19市のうち8市が、神戸市も含めて整備済みで、近隣市でいうと、尼崎、西宮、芦屋、宝塚、三木は整備済みですけれども、明石のように、まだ完了していない都市もあります。これは念のためということで申し上げておきたいと思います。



 もう1つ、ヒートアイランド現象みたいなことが起きている。これにどう対応するのかということは、やはり水を使うということが、当面、考えられる対応です。積極的に打ち水をしていただくということ、これがやはり大事ではないかと思います。要するに、水をまくと、熱せられている道路、アスファルト舗装、それからさまざまな広場などが冷却する、気化熱によって地面の熱が大気中に逃げていくということが起きます。



 ですから、市民の皆さんには積極的に、ぜひ、打ち水をしていただきたいと考えておりまして、のぼりをあちこちに出しまして、原始的といえば原始的ですけれども、古来の私たち日本人の夏の知恵ですよね。昔は、道で、路地裏などでよく打ち水をする姿が見られました。こういう昔から伝わってきた知恵というものをもう1回思い出して、こういう猛暑、異常高温ですから、ぜひ積極的に打ち水をやっていただきたいと思っています。今度は、7月26日に三宮の駅前で「打ち水大作戦」と銘打ったイベントも行います。これは1つの啓発イベントですけれども、ぜひこぞって打ち水をしていただけないかというお願いです。



 打ち水をすると、水道代が気になるところですが、神戸市では、1カ月当たりの水道使用量の分布を見ますと、基本料金、基本水量の中でおさまっている方が42%あります。全世帯の約4割は基本水量の中でおさまっていますから、まだもう少し水を使っていただいても水道料金は増えないわけです。もちろん、たくさん使うと水道料金はそれだけかかることになりますが、こういう異常高温ですから、少しでも町を涼しくしていくためのコストだというふうにお考えいただけないかと思っています。ぜひぜひ事業者の皆さん、市民の皆さんが協力をして、そして、こぞって打ち水をしていただきたいというお願いです。



 4番目の対策はミストです。ミスト装置の設置を促進できないかということですね。ミスト装置は、水道水を気化させまして霧を発生させ、その気化熱によって周囲の気温を若干下げるということですが、しかし、気温がものすごく下がるわけではありません。どちらかというと、これは気温を下げるというよりも、冷気を感じてもらう、涼しさを感じてもらうという心理的な効果のほうが大きいのではないか思います。しかし、この熱中症の問題も、この暑さというのは人間の感じ方の問題ですから、暑い暑いと思うか、ちょっとでも涼しいと感じるかということによって、人間も感情の動物ですから、そういう涼しさを感じることによって熱中症に対する心理的な抑制効果というものもひょっとしたらあるのかもわかりません。



 そこで、特に子供たちにこういうミストに触れて涼しさを感じていただきたいということで、市内の幼稚園、保育所、認定こども園、児童館などの施設が、ミスト装置の設置を希望して、購入される場合には、後で1万円を上限に設置費用を神戸市が全額負担したいと思っております。ぜひ猛暑の中で、子供たちにはこれらの施設で元気に過ごしていただきたいと思っております。



 同じミストに関して、対策の5番目ですが、市内の公園、施設などにもミスト装置を置いていきたいと考えています。東遊園地、須磨離宮公園、総合運動公園につきましては既に設置をしております。続いて、布引ハーブ園、あるいは、しあわせの村、北神戸田園スポーツセンターなどの公園に順次設置をしていきたいと思っています。さらに、メリケンパーク、ポートアイランドの市民広場、南公園、六甲アイランドのマリンパークが予定されておりますし、それ以外のところについてもできるだけこのミスト装置の設置を広げていきたいと考えております。市立の学校園につきましては、既にミスト装置を設置しているところもありますけれども、できることならば、全部の神戸市の学校園にミスト装置を設置できるようにしていきたい、こういうふうに進めていきたいと思っております。

ニュージーランド水泳連盟の東京2020オリンピック事前合宿地が神戸市に決定

久元市長:
 2番目が、ニュージーランドの水泳ナショナルチームの東京オリンピックなどの事前合宿地が神戸に決定をいたしました。神戸市では、オリンピック・パラリンピックに向けて事前合宿の誘致に取り組んでおりますが、このたびニュージーランドの水泳ナショナルチームの事前合宿が決まりました。



 これまで神戸市の水泳協会の理事長からニュージーランドの水泳連盟に対して打診を行い、この5月にはニュージーランドの水泳ナショナルチームが神戸に来られ、練習施設など視察をされました。そして、この7月に、ぜひ神戸で事前合宿をしたいというご連絡をいただいたところです。事前合宿は、2019年に韓国の光州で行われる世界水泳選手権、2020年の東京オリンピック、2021年に福岡で行われる世界水泳選手権の事前合宿が神戸で行われます。ポートアイランドのスポーツセンター、王子スポーツセンターが練習場所になります。この事前合宿の決定に当たりまして、8月3日に、ニュージーランドの水泳連盟、スティーブ・ジョーンズ会長が神戸に来られ、協定を締結することになっております。

全国で初めての「光る絵本列車」と、駅ナカで楽しめる「おもちゃ箱列車」がこの夏休みに登場

久元市長:
 3番目が、地下鉄海岸線に「光る絵本列車」を運行する、また、駅ナカで楽しめる「おもちゃ箱列車」を登場させることにいたしましたのでご説明を申し上げます。



 地下鉄海岸線は、子育てに関する路線だと申し上げていいと思います。沿線では、子供たちが遊べるスポット、商業施設も含めてたくさんありますし、また、和田岬にはミズノスポーツプラザ神戸がオープンをいたしました。また、平成33年秋ごろには、ハーバーランドのこべっこランドをこの沿線の中部下水処理場跡地に移転することにしておりまして、今、事業を進めております。そもそも、この地下鉄海岸線につきましては、去年の7月から中学生以下を無料にするという社会実験を行っておりまして、これはこれからも継続をしていきたいと思っております。いわば地下鉄海岸線は子育て応援路線だと私たちは考えています。



 そういう海岸線でやろうとしている取り組みですけれども、1つは、「光る絵本列車」ということで、兵庫県出身の漫才コンビ、キングコングの西野亮廣さんの作品である絵本、「えんとつ町のプペル」という絵本の挿絵を光るイメージで展示するというものです。これを地下鉄海岸線の各車両の窓に展示したいと思っています。そして、子供が読める平仮名表記の子供用路線図も掲出をいたします。



 もう1つは、御崎公園駅に「おもちゃ箱列車」を登場させます。これは御崎公園駅の1つの線路を使いまして、この「おもちゃ箱列車」をとめます。1両目と2両目は絵本をテーマとした車両にいたします。1両目は、神戸市中央図書館から約100冊の子供たちに人気のある絵本を借りまして、自由に読んでいただくようにするということ。それから、2両目は「光る絵本列車」をイベント仕様にするというものです。3両目は、小さなお子様にも楽しんでもらえるようなプラレールプレーランドとボールプールを用意いたします。4両目については、ふだんなかなか見ることができない運転台の見学を行います。運転席に乗って記念撮影もできるようにいたします。



 また、中学生以下の方の海岸線無料パスを三宮と新長田の定期券発売所で発行しています。さらに加えて、このイベントの日限定で「おもちゃ箱列車」の車内でも臨時発行を行いたいと思っております。



 ぜひ子供さんと一緒に地下鉄海岸線に乗っていただいて、車内では絵本列車を楽しんでいただき、また御崎公園駅では「おもちゃ箱列車」に乗車をしていただいて、楽しい夏休みを送ってもらえればと思います。

「ナイトタイムエコノミー」と「食」による外国人観光客の誘致に取り組みます

久元市長:
 4番目は、外国人観光客の誘致の一環としての新しい観光コンテンツの開発、ナイトタイムエコノミーと食による取り組みです。



 神戸観光局で新たな観光コンテンツを共同で開発実施する事業者を募集しておりましたが、このほど選定審査委員会で3つの事業者を選定いたしました。



 これは、1つのテーマがナイトタイムエコノミーです。6者の応募があり、2つの事業が採択をされました。



 1つは神戸ナイトサーフィンです。今年の10月から来年の3月にかけて行うもので、地元のお店で飲食をしたいという外国人観光客のニーズに応えるために、外国語対応可能ガイドと神戸のローカルな立ち飲みバーなどを短時間で数店めぐるツアーを開催しようというものです。



 2番目は生田コレクターというもので、これも同じ時期に開催をいたしますが、ライブハウスやバーをめぐる仕掛けづくりと参加店舗や神社を使用したメーンイベントを開催しようというものです。専用アプリをダウンロードいたしまして、バーに設置したQRコードを読み取ることでポイントを獲得し、獲得したポイントはライブハウスへの入場クーポン券と引きかえることができるようにします。メーンイベントは生田新道界隈全体が盛り上がるような夜のイベントにしたいと考えております。



 食に関するイベントとしては、3者から応募がありましたけれども、兵庫シュトーレンの会からの兵庫シュトーレンフェスト「大切な人とありがとう 大切な人へありがとう」、こういうような取り組みを採択することにいたしました。ドイツの伝統的な菓子パンでありますシュトーレンを通して、兵庫、神戸のパン食文化や神戸とドイツのつながりを多くの人に知ってもらおうというイベントです。兵庫シュトーレンフェストオープニングイベントで、各店のシュトーレンやパンを販売する、シュトーレンに合わせたコーヒーやお酒の提案などを行うというものです。



 この事業につきましては、神戸観光局から事業費の立ち上がり期に対する経費の一部、1事業につき300万円を上限に負担をするほか、神戸市と観光局の媒体を活用してプロモーション支援を行いたいと考えております。



 こういう形で、スケジュールに沿ってこのイベントを進めていこうと考えております。

質疑応答

神戸市における異常高温対策(質疑応答)

記者:
 ミストシャワーの件ですけども、予算規模とか、大体どれぐらいの設置カ所数を今回、合計で見込んでいるのかということがわかれば教えていただけますでしょうか。



久元市長:
 これは緊急対策として、あまりにも異常高温なので急遽行うことにしましたので、大体最終的に何カ所ぐらいになるのかということはよく見えていません。できるだけたくさんの、神戸市の公立の幼稚園、保育所はそうですけれども、私立にも幅広く呼びかけて行いたいと思っております。全体の経費でいいますと、簡易ミスト装置はそんなに高いものではなくて、高くても1万円以下のものですから、その費用について1 万円を上限に全額補助することとし、全体としての経費は1,000万円を超えることはないというふうに思っています。



記者:
 そうしますと、これは補正予算を特に組むことなくという考え方でよろしいんでしょうか。



久元市長:
 現行の予算でとりあえず執行をしたいと思っていますが、不足が生じるようであれば、9月にはいずれにしても補正予算を編成したいと思っておりますので、その中で措置をしたいというふうに思います。



記者:
 そうすると、早ければ、この夏から申請が進めば、この夏休み中に設置が進んでいくというようなイメージになるのでしょうか。



久元市長:
 今日から呼びかけて、早ければこの夏からではなくて、今年の夏をどう乗り切るのかという緊急対策として行ったものです。もちろん一旦設置をすれば、ミスト装置は来年も使えることになります。



記者:
 神戸市内の学校には全てエアコン整備が完了済みということですけれども、これは何かきっかけがあって整備を完了したのでしょうか。



久元市長:
 これは数年前だったと記憶をしておりますが、国の補正予算の緊急対策として空調整備を考えるという情報をいち早くキャッチをいたしまして、すぐに文部科学省に国庫補助のお願いをいたしました。そのときから緊急にこれを配置したということです。



記者:
 もう1点あるんですけれども、保育園などではミスト装置を設置するということですけれども、保育園、幼稚園にはエアコンというのは整備されているのでしょうか。



久元市長:
 神戸市の保育園、幼稚園についてはほぼ、公立、私立ともエアコンは整備をされています。



記者:
 高温対策をたくさん今日お出しになっていますけど、自治体の長として危機感をお持ちでいらっしゃるということなのか、あと、市民の方に呼びかけというか、そのあたりをコメントいただけたらと思います。



久元市長:
 危機感を持っています。先ほど申し上げましたように、神戸は周辺都市に比べれば比較的ましと言ってもいいかと思いますが、これは気象条件に恵まれているということだと思うのですけれども、神戸を含めて、この異常な高温対策ということについては、政府も自治体も経済界も、もちろん市民、国民も考えられるあらゆることをやっていかなければいけない、そういう事態に立ち至っているのではないかと思います。



 そうすると何ができるのかということは、非常に自治体としては難しいですけれども、あるいは政府としても難しいかもしれません。これは、気象の変動ということがその背景にありますから、難しいのかもしれません。けれども、自治体としてやれること、考えられることを短期間のうちに企画・立案してみたということです。



 根本的には、やはり気候変動というものがどうして起きてきたのか、温暖化対策ということを改めてグローバルな観点からしっかりと、これは国際的な枠組みに沿って行っていく必要があるわけですが、それが発現をするまでには、かなり時間がかかるだろうと思うんですね。ですから、中長期のもの、そして、より大きな枠組みでの取り組みということ、もちろん自治体も参画しなければなりませんが、これは政府が主導して、国際協調のもとに行っていく必要があります。あるいは政府としても短期的に取り組まなければいけない課題というものもあろうかと思いますが、自治体として、当面緊急にやれるものを我々としては考えた。そして特に水道水については、まだ使える余地はあるわけで、神戸の場合には、阪神水道企業団から水の供給を受けていますから、よほどのことがない限り渇水ということは起きないだろうと思います。せっかくある水を有効に使って、とにかく町を冷やしていくということが大事ではないかと思っています。



 それからミストについては、やはり心理的な効果、繰り返しになりますが、子供たちが冷気を感じてもらうということ、これは気持ちの上でも大事なことではないかと思います。 国も自治体も、そして経済界も協調して考えなければいけないのは、大都市におけるヒートアイランド現象、このヒートアイランド現象に対して我々はどんなことができるのか、既に専門分野における知見というのはかなり蓄積をされていると思いますから、それをどう実用化させるかということが今問われると思います。すぐには間に合いませんが、庁内でしっかりと議論をして、そして経済界の皆さんやあるいは神戸にはたくさんの大学もありますから、アカデミアの皆さんの知見もいただきながら、神戸におけるヒートアイランド対策ということを構築していくことができればと考えています。



記者:
 今の高温対策のほうの市の施設にミスト装置を設置するというところで、東遊園地とかはもうあるということなんですけども、メリケンパークとか市民広場には、早ければいつぐらいにつくかというスケジュール的なものというのはいかがでしょうか。



職員:
 公園に関しましては、今月中から順次つけていきたいと思っています。



記者:
 例えば、メリケンパークなんかだと、設置されましたとか、あした設置されますという、またお知らせを出してくれるとちょっとうれしいかなと。



久元市長:
 ありがとうございます。



記者:
 ♯7119というのは神戸市外からも問い合わせは可能ですか。
 


職員:
 今のところ、積極的にはお受けはしてないんですけれども、もしかかってきた場合には対応はさせていただいております。ただ、例えば西宮市ですとか伊丹市ですとか、ほかに24時間の健康相談ダイヤルなどを持っているような自治体については、そちらのほうのダイヤルをご案内するという対応をさせていただいております。

「ナイトタイムエコノミー」と「食」による外国人観光客の誘致に取り組みます(質疑応答)

記者:
 ナイトタイムエコノミーのことについてなんですが、今回、2社採択をしているんですけれども、この2社によってどれぐらいの規模の外国人の方が取り込めて、見込めるのかというのと、継続時期、31年3月で報告してということがあるんですが、その後もよければ持続的にやるのか、続けない、続けるの基準というのがあるようでしたら教えてください。



職員:
 まず、最初の神戸ナイトサーフィンですけれども、提案書によりますと、初年度につきまして、おおむね七、八百人ぐらいの誘客を目指すというところでございます。一方の生田コレクターにつきましては、初年度につきまして、おおむね3,000人超の誘客、ただこれは、国内外両方とも声をかけていくということで、これらが全てインバウンドの数ということで目標をいただいているわけではございません。できるだけこの中でインバウンドの方の割合が増えるように努力するということでございます。



 2つ目のご質問の継続性でございますけれども、今回の仕組みについては、2年度目以降も継続していただくということを前提で募集をしてございます。ですから、私どもの分担金でございますが、こちらはあくまでもイニシャルコストをお支払いする、ランニングコストにつきましては、初年度から何らかの形で自分たちで賄うというのを前提で募集したものでございます。



記者:
 追加で、主にインバウンドというのはどこの国の人、あるいは何カ国語に対応しているということになるんでしょうか。



職員:
 今のご質問ですけれども、主に英語といいますか、英語圏の方が提案内容の中では主でありました。ただ、東アジアからの来訪者も多いことですから、そちらのほうについても頑張るという内容でございます。ただ、詳細につきましては、これからいろいろと共同で開催する事業でございますので、詰めていくということで考えてございます。
 


記者:
 ナイトタイムエコノミーの話なんですが、うちの会社が元町のほうにあるんですけど、極端な話、夜あいている店がやっぱりこの規模の都市感の町に比べると、店を閉めるのが早いという印象があるんですけども、もう少し、あと1時間でもいいので、あけておくと外国人の方はすごく増えていると思うんですけども、そういう経済界とか商店街なんかへの呼びかけというのは何か検討されたりというのはないんでしょうか。



久元市長:
 それはおっしゃるとおりなんですよね、折に触れて経済界の皆さんとはそういう意見交換はしております。大変ささやかな試みですけれども、去年から今年にかけて、例えば、神戸市立博物館、今はリニューアル中で閉館をしていますが、博物館を月に1回の金曜日に9時まで延長したということがありました。それで、周りの幾つかのミュージアムがこれに呼応して延長してもらったということがありました。



 少しでもそういうことをやりながら、町を歩く人が増えるという試みをやっていければと思うんですね。



 結局、今はやはり悪循環に陥ってて、店が早く終わるからお客さんがなかなか来ない。お客さんがなかなか来ないから、店をあけていてもコストのほうがかかるから早く閉めるということですよね。



 そして、今、悪循環に陥っているものをどういうふうにしていい循環に持っていくのかということ、まさにそこの知恵が問われているところで、今回のナイトタイムエコノミーの取り組みというものも、これは市としてインバウンドを想定していますが、こういういい好循環をつくっていく1つのきっかけになればありがたいなと思っています。

その他の質疑応答

平成30年7月豪雨災害(質疑応答)

記者:
 西日本豪雨関連での話ですけれども、先日、兵庫県が独自の給付金を創設するというお話もあったんですけれども、神戸市として、ワーキンググループとか、いろいろ灘区でもつくられていると思うんですけれども、全壊家屋に対する給付金であったりとか、そういったものの神戸市としての何か検討を、今、何かされていることはございますでしょうか。



久元市長:
 まず、被災者に対する生活再建支援策、これは既に制度として用意されておりまして、住宅が全壊した被災者に対しては最大300万円が支給されるという制度です。これについては、1つの自治体で10世帯以上の住宅全壊被害があるということが要件になっているわけですが、ごく最近、昨日ぐらいかもしれませんが、神戸市内でこれが10世帯以上になるということが判明いたしましたので、被災者生活再建支援制度の対象に神戸市もなるということです。



 さらに、ご質問は、全壊でない場合の支援につきましては兵庫県が独自の制度を適用する。既に適用したことがあるようですけれども、今回もこれを適用するということを表明されました。神戸市としてはこの県の対応を歓迎したいと思います。



 これは、兵庫県が3分の2、神戸市が3分の1を支給するということになりますので、神戸市もこれにこの県市協調事業で対応していきたいと考えています。具体的には、半壊に25万円、一部損壊と床上浸水に15万円を支給するという対応をやっていきたいと思っています。



記者:
 10世帯以上が判明したということなんですけど、大体どれぐらいの数と、今、何か出ているものってございますか。



職員:
 まだ全壊がトータルで何棟になるかというのはわからないですけども、昨日の段階で10軒ほど出てまいりまして。ただ、これが2倍になるとか、多分、そういったレベルまではいかないのではないかとは思っています。



記者:
 少なくとも支援法の適用の対象になったということですかね。



職員:
 はい。住宅の全壊が10軒というのが適用対象になりますので、そちらのほうはクリアしたという状況です。

IR実施法案成立(質疑応答)

記者:
 今日の発表項目のインバウンドにも少し関係するんですが、先だって、国会のほうで、IR、いわゆるカジノ法が成立しました。2016年の定例会見でも、市長にコメントいただいているんですが、神戸としてはIRの誘致はしないというお考えに変わりはないのかどうか、まず確かめさせてください。



久元市長:
 神戸としてIRの誘致を行うつもりはありません。IRについては随分いろんな議論がありましたが、法案が成立いたしました。この法案に則って、これが地域の振興に資するというふうに考える都市はこれに沿って進めていくことになると思いますが、神戸市としては、この法案の成立を受けて、IRを誘致しないという考え方を変更する必要はないと思っています。



記者:
 その同じ会見で、大阪の誘致について、関西全体に経済効果が及ぶのではないかという見立てをおっしゃっていたかと思いますけれども、大阪のIRというものに対して、久元市長としてはそれは賛成・賛同しているとみなしていいのかどうか、今、その受けとめを教えていただけますでしょうか。



久元市長:
 大阪がこの法案を受けてIRを進めていくということについては、大阪府あるいは大阪市の責任と判断で行われるということになるだろうと思います。



 同時に、非常に大きな議論を経て法案・法律が制定されたわけですから、国も、このIRに関する弊害というものをいかに最小限に食いとめながら大きな経済効果をもたらすよう対応されるのではないかと思いますし、大阪府、大阪市も、国と連携をしながらそういう方向で進められるだろうと思います。



 ですから、これはIRだけではありませんが、大阪では来年、G20が開催されますし、それから、いよいよ大阪万博が決定されるかどうかという正念場を迎えることになります。



 神戸市としては、ぜひ大阪万博が実現をしてほしい、また、実現に向けて神戸市としても一緒に行動をしたいというふうに思っておりますので、大阪万博の実現を期して一緒にやっていきたいと思いますが、そういう意味で、このIRを含む夢洲エリアでの今後の施設の整備、あるいは、万博の開催、IRの展開というのが神戸市を含む関西全体に経済波及効果が及ぶように進めていただくことを期待したいと思います。神戸市も、連携ということをこれからも具体化に向けて進めていきたいと思います。



記者:
 今、「弊害」というお話がありましたが、依存症、いわゆるギャンブル依存症について、井戸知事のほうは幾つかご発言もあるようですが、市長としてはどのようにお考えをお持ちでしょうか。



久元市長:
 神戸はIRを誘致するという考えはありませんので、もちろん、IRが実際に大阪、あるいは和歌山も手を挙げておられますから、実現をすれば、神戸市にもそういうふうに楽しまれる方が出てくるかもしれません。これに依存することがないような取り組みについては政府が基本的に責任を持って進められると思いますから、その具対策の動向というのを注視して、自治体としてこれを補ったり、あるいは、これを市民、関係の方々に広く周知するというような役割が期待されるというふうにも思いますから、今後の動向を注視して適切に対応していきたいと思います。