神戸市-KOBE-


 

定例会見 2018年(平成30年)3月8日

最終更新日
2018年3月13日

発表項目

さまざまな神戸の“人”が盛り上げる「南京町 生誕150年記念事業」がスタートします!(6分3秒)

神戸の技能職者の優れた技能『神技(かみわざ)』の魅力を発信します
(1分39秒)

質疑

その他の質疑応答

発表項目

さまざまな神戸の“人”が盛り上げる「南京町 生誕150年記念事業」がスタートします!

久元市長:
 今、記者会見室が改修中ですので、この会場で会見をさせていただくことになりました。ご理解いただきたいと思います。
 今日は、私からお話を申し上げたい案件は2件です。



 1件目は、南京町生誕150年記念事業をスタートさせます。去年は開港150年記念事業が皆様方のご理解で、またご協力のもとに開催をされたわけですけれども、今年は神戸医療産業都市が構想をスタートさせて20年、そして、日本を代表する中華街であります南京町が生誕150年を迎えます。そこで、南京町の150年の歴史を振り返り、情報発信を強化するということで、魅力のあるまちづくりを一層進めていきたい、また、神戸のまちの回遊性も高めていきたい、たくさんの皆さんにこの南京町を訪れ、そして神戸を回遊していただきたい、そういう願いを込めて150年記念事業を実施いたします。



 事業の内容ですけれども、3月15日をキックオフといたしまして、来年の2月の末まで、約1年間行います。主催は南京町生誕150年記念事業実行委員会、委員長は曹英生南京町商店街振興組合理事長です。



 スタートは3月15日の木曜日、12時から一日限りの特別メニューの限定販売を行い、また、生誕150年のミュージックライブを行います。18時には長安門をLEDでライトアップする点灯式が行われます。さまざまに色が変わっていく形で長安門のLEDのライトアップを行っていきたいというふうに思っております。神戸市立神港橘高校の獅子舞のお祝いの舞も開催をされます。



 これを皮切りにいたしまして、さまざまなイベントが行われます。毎月15日の「中華の日」に南京町と市内各地を結ぶガイドツアーあるいはスタンプラリーなども行いますし、4月に入りましてからは、「KOBE JAZZ DAY 2018南京町」「南京町ジャズ月間」としてさまざまなイベントが行われます。
 4月27日には三宮センター街で「ヨルバル南京町」ということで、神戸、中華をテーマとした出店をしていただいて、センター街で神戸の中華をアピールしていただく。
 ゴールデンウイーク中の5月3日から5日は「インフィオラータこうべ」。これは毎年、北野坂で開催をされていますが、南京町生誕150年を祝う花絵の制作などが行われます。



 もう1つは、南京町が歩んできた歴史を紹介する「南京町150年の歴史写真展」、これを、SNSも活用いたしまして、写真などを一般公募いたしまして、ウエブ上で公開したり、市内の各施設を巡回展示したりいたします。
 そのほか、中秋節に合わせたメーンイベント、あるいは11月には「KOBE豚饅サミット」とタイアップした企画、12月には「南京町ランターンフェア」とタイアップした企画、また、2019年には摂南大学経済学部とタイアップした「気仙沼元気村南京町広場」の開催、2月にはクロージングイベントを実施いたします。



 この南京町の生誕150年記念事業は、実行委員会がつくられて、企画部会にはさまざまな地域やジャンルの皆さんが参画をして実施をする、こういう形のプラットフォームをつくります。実行委員会、そして、企画部会の主な構成メンバーはそちらに記載をしているとおりです。
 この南京町の150年事業には、去年の12月に設立をされました神戸観光局が全面的にバックアップをするということで、実行委員会、それから全ての部会、4つの部会があるわけですけれども、神戸観光局のスタッフも参画をするという形で進めます。



 特に阪神・淡路大震災のときには、南京町はいち早く被災者のための炊き出しなども実施をいたしました。「神戸まつり」が中止になったわけですけれども、元町商店街との合同で「神戸五月まつり」を開催したということで、これは、神戸のいち早い復興を印象づけるものとなったというふうに人々の記憶に残されています。

神戸の技能職者の優れた技能『神技(かみわざ)』の魅力を発信します

2番目に、神戸のすぐれた技能職者の皆さんの技能を神技として紹介する冊子を作成いたしましたので、ごらんをいただきたいと思います。



 神戸には、ものづくりを初めとするさまざまな技能を持っておられる方々がたくさんいらっしゃいます。洋服をつくる皆さん、洋服の仕立ての皆さんですね。それから、印章彫刻士の皆さん、畳職人、あるいはバーテンダー、それから、さまざまな分野の料理のプロの皆さん。そういう皆さんの魅力を発信するという、そういう意図でこの『神技』という冊子を作成いたしました。あわせて、動画でこの神技の魅力を発信する。3種類の動画をつくりまして、発信をするということにいたします。



 こういう形で、神戸にさまざまな分野の非常に高い技術を持った皆さんがいらっしゃるということを内外に発信をして、たくさんの皆さんに知っていただきたいと。そして、あわせて、こういう分野を、後を継いでいただく皆さんも広く求めていきたいというふうに思っております。
 私からは以上2点です。どうぞよろしくお願いを申し上げます。

質疑応答

さまざまな神戸の“人”が盛り上げる「南京町 生誕150年記念事業」がスタートします!(テキスト版)

記者:
v神戸にはたくさん中華料理がありますが、お好きな中華料理というのは何かありますでしょうか。トップセールスじゃないですけど、ちょっと、親しい友人に勧めるならこの料理かなというのを教えていただければと思います。



久元市長:
 そうですね、これは全く個人的な好みなので、そういう前提で聞いていただければと思いますが、私は、神戸はもちろん牛肉もおいしいし、それから、いろんなお肉もありますね。特に鶏なんかも大好きですけど、どちらかといいますと海鮮中華のほうが好きです。特にエビとかイカとか、神戸の近海でとれるようなタコとか魚が入ったような、そういう海鮮中華がどちらかというと好きです。



 神戸は神戸ビーフが世界的に知られているわけですけれども、この神戸の近海には、海が広がっていて、たくさんおいしい海産物が揚がります。そういうような神戸のロケーションというのも神戸の中華の幅を広げているのではないかなと。もちろんほかのジャンルも大変おいしいし、麻婆豆腐も大好きなんですけれども、海鮮中華がどちらかというと好きです。



記者:
 ありがとうございました。



記者:
 3月15日からイベントが始まっていくということで、この3月15日という日付は何か由来のある特別な日なんでしょうかということと、あともう1点が、神戸観光局の第1弾のプロジェクトということですけれども、具体的にはどんなところに神戸観光局の働きというのを期待されているか教えてください。



久元市長:
 まず、神戸観光局は、この実行委員会、企画部会の中に入っていただいて、いろんなアイデアを出していただく。そのアイデアがこういう形で既に結実をされているということと、実際これを開くということによって、神戸観光局の皆さんが入る形によって、担い手も広がる。それから、観光局の組織を通じて情報発信もいろんな形でできていくということが挙げられると思います。



 もともと神戸観光局を設立した趣旨というのが、今まではどちらかといいますと、行政と旅館・ホテル業界の皆さんが中心になって観光振興を進めてきた、それはそれで成果が上がってきたわけですけれども、やはりより幅広いインバウンドのお客さんを取り込んでいくためには、もっともっと幅広い分野の皆さんに参画をしていただいて、いろんな事業を進める必要があるのではないか。また、新たなこれまでにないアイデアも入ってくるのではないか、そういう意図で神戸観光局をつくったわけです。ですから、そういうような趣旨が今回の南京町の150年記念事業の中にも生かされる形で進めてきたと思います。3月15日はどんな日ですか。



曹理事長:
 よろしくお願いいたします。
 南京町が生誕した日というのはございません。居留地ができまして、その中で雑居地である南京町が自然発生的に発展してきていたということです。3月15日にあえてしたというのは、ちょうど春節祭が終わって1カ月という、我々の準備期間もあるんですけど、さらに15というのは、先ほど市長もおっしゃったように「中華の日」、ちょうど15というのが月の中間ということですので、全国の料理組合の中で認定されている重要な中華料理の日ということで、この南京町生誕150年を通じてさらに全国的にこの日を売り出したいという意図もございます。



記者:
 南京町で食べ歩きをしたりするんですけど、ちょっと座ったりする場所が皆さんちょっと足りないということを、旅行関係の人とかがおっしゃっているんですが、今回こうやって集客をさらにアピールして増やしていくに当たって、受け入れ体制的に何かを強化していったりとか、そういうところは何か考えていらっしゃいますか。



曹理事長:
 当然、食べ歩きというところが結構、皆さん認識が強いんですけど、我々は反対に中華料理は基本的に料理店の中で召し上がっていただきたいと。今若干やはり、外はよく売れているんですけど、中がちょっと寂しいなという傾向がございますので、この生誕150年を通じて本格的な中華料理をぜひ料理店の中で召し上がっていただきたいというような思いもございます。
 当然、スペースが少ないんですけど、その分我々も何とか店屋さんの中に入っていただいて、リピーターをつくりたいというのも今回の狙いの1つであります。



久元市長:
 今のお話で、少しピントがずれるかもしれませんが、神戸の町を歩く上でちょっとほっと一息つけるようなそういうベンチとか、そういうスポットが少ないということが言われていることは事実なんですよね。これは例えば、バス停のベンチが少ないとか、町の中の歩道の中にもちょっと座れるようなスペースが少ないとか、そういうことがありましたので、ささやかな試みですけれども、三宮の中央通りにもそういうようなスペース、ベンチをつくるということを行いましたし、そごうの東の通りですね、今工事をしておりまして、ベンチをずっと増やしてきています。これから三宮とか都心を再整備する上でも、やっぱりそういうほっと一息つけるようなスポットをつくっていくということが非常にまちづくりの上では大事ではないかなと思います。



 ただ、南京町についてそういうご意見があるということなんですけれども、南京町は通りもそんなに広くありませんし、南京町にベンチを増やす必要があるのかどうかというのは、ちょっと疑問に思いますけれども、またさまざまなご意見を聞いて、南京町の商店街振興組合の皆さんのご意見を聞きながら、対応をする必要があるということであれば考えていきたいと思います。

その他の質疑応答

神戸製鋼・川崎重工での不正問題

記者:
 先日、川崎重工がつくった新幹線の台車に亀裂が入った問題が発覚しました。神戸製鋼も品質データの改ざん問題を受けて、社長が引責辞任を発表しています。神戸の物づくりを牽引する2社でこうした問題が起きたことの久元市長の受けとめと、地域経済の影響というのはどのようにごらんになっていらっしゃいますでしょうか。



久元市長:
 まず、神戸製鋼所、川崎重工、ともに神戸を代表する企業であり、日本を代表する物づくり企業でもあると申し上げていいかと思いますが、それぞれ内容は違いますが、不適正と受けとられる、あるいは実際、不適正な製品を生産し、納入をしていたということ、これが明らかになったことは大変残念なことだと感じています。



 まず、神戸製鋼については、去年の10月にこの問題が発覚して以来、どういうところに製品が納入されているのか、そして、それが安全性が確保されているのかどうか、こういう作業を進めてこられたと承知をしております。去年の10月に発表された時点では、もう大部分の納入先で安全性が確認をされた。それから、その後、先般発表された外部調査委員会の検証に基づく会社の発表では、新たに不適正な製品、不適合製品が納入されている。これが検証されているものもありますが、まだそうでないものもあります。
 ですから、ぜひできるだけ早く安全性の確認をするということが非常に大事だと思います。その上で、外部調査委員会の指摘も踏まえながら、この不適切行為がどうして起こったのかという原因が分析をされ、また、再発防止策もまとめられていますから、こういう再発防止策を確実に実施して、早期に信頼を回復していただきたいと思います。
 川崎博也代表取締役会長兼社長と副社長執行役員、アルミ・銅事業部門長が辞任をされるということを発表されたわけですけれど、できるだけ早くその後のトップを決めていただいて、そのリーダーシップのもとに信頼回復を確実なものにしていただくようにしていただきたいと思います。



 川崎重工業につきましては、これは2月28日に台車枠の強度部材の側バリ下面という、これは専門的な用語で、詳細は承知をしておりませんけれど、そう呼ばれている部分を薄く削ってしまったということが公表をされたわけですね。これから、全社品質管理委員会を立ち上げて、グループを挙げた品質管理を徹底されるということですから、このような取り組みを確実に行っていただくようにしていただきたいと考えております。
 なお、神戸市の経済観光局のほうで、川重車両協同組合、これは車両部品の下請け製造を行う事業者で構成する事業協同組合と承知しておりますが、ここのところにヒアリングをしたところ、現時点においては大きな影響は発生していないと承知をしておりますが、私たちはこの下請け会社をはじめとする神戸市内の特に中小企業の事業者に対する影響があるのかないのかということを注視していきたいと考えています。

六甲アイランドまちびらき30周年

記者:
 ちょうど15日、中華の日と同じ日に六甲アイランドまちびらき30周年を迎えるかと思うんですけれども、この30年の市長から見た六アイの現状とか、ご見解というのを教えていただけますか。



久元市長:
 六甲アイランドは、非常にこれまでにない形での町のコンセプトと、そして、デザインのもとに町がつくられて、そして、順調に発展をしてきたと思います。今も人口は微増になっています。
 ただ、一時は、ファッション関係のさまざまな企業が入居している、あるいはアミューズメント施設もあったということで、それらが、アミューズメント施設は撤退し、また商業施設についてはかなりあいているところがあります。ですから、こういうことで、産業振興の拠点ということを見たとき、あるいは町のにぎわいということから見たときには、やはり課題が生じてきているということは事実です。



 また、計画人口についてはこれを下回っているということで、人口は増えていますけれども、居住都市ということから見ても、全てがうまくいっているというわけではありません。やはり、まちびらきから30年を機に今の六甲アイランドの現状というものをしっかりと分析して、何が課題なのか、それに対してこの町をつくった神戸市として何をすべきなのか、これはやっぱり民間事業者の皆さんのご協力ということがぜひ必要ですので、そういうようなご意見も聞く。また、何よりも、六甲アイランドに住んでおられる、六甲アイランドをよく訪れて地域の皆さんと意見交換をすることは多いわけですけれども、六甲アイランドを大変愛しておられますね。そういう皆さんのご意見をしっかり聞いて、よりよい町にしていくということが大変大事だというふうに思います。



 神戸市としても、例えば六甲ライナーの通学定期料金を引き下げたり、それからリバーサイドモールをライトアップして、これ、非常にきれいになりました。私もこれがオープンしたときに行って、その後もどういう感じなのか時々のぞいたりしていますけれども、大変、あのあたりの雰囲気は非常に明るいおしゃれなものになりましたね。こういうような努力をしていきたいというふうに思っておりますが、やはり、そういう課題をしっかり分析して、何をすべきなのかということを考えていくということ、これが大事だというふうに思います。



記者:
 AOIAがあったところの土地が7ヘクタールと結構広大なんですけれども、なかなかここに買い手がつかない。これに対して、神戸市として、今後10年、20年を見据えた中でどういうふうに活用していきたいと考えていますか。



久元市長:
 詳しくは聞いておりませんが、引き合いは全くないわけではないようです。かなり広大な土地ですし、非常にいいところ、場所ですから、やはりこれは、神戸市が単独で何かつくるというよりも、民間事業者の皆さんに考えていただく、そして、民間事業者の皆さんと、どういうような土地利用の方法があり得るのかということを考える必要があるというふうに思います。これは問題意識としては強く持っています。

東日本大震災から7年

記者:
 3.11東日本大震災が、間もなくまたあの日がやってまいります。大分時間がたったものの、まだまだ復興が半ばで、神戸として、今後、東北に対してできること、そして、神戸市内に対してあの教訓を踏まえてできること、市長はどのようにお考えなのかお教えいただけますでしょうか。



久元市長:
 東日本大震災が起きたときには、私は当時、総務省の地方行政を担当する局長でしたので、自分の仕事としてこの問題に、そういう立場から対応いたしました。
 神戸では、東日本大震災が発災してすぐに、市民の皆さん、企業の皆さん、そして神戸市も含む行政からは、たくさんの職員が現地に赴いて、災害応急対策に、救助活動などに取り組みました。その後も街の復旧・復興に官民挙げて取り組んできたというのがこれまでの歩みだったというふうに思います。また、これまでの間で、特に中学生や高校生の皆さんも相互に交流をして相互の経験を伝え合う、特に東日本大震災の被災地の経験をそういう若い世代も聞いて、そして自分たちのこれからの行動に役立てていくと、そういういろんな交流、取り組みが行われてきたというのがこれまでだというふうに思います。



 そして、現状を見ると、やはり、私も被災地を訪れたことがありますが、23年前の神戸でも、これも非常に筆舌に尽くしがたい状況、苦労があったわけですが、東日本大震災の場合には、神戸の地震とは違う要因、非常に大きく言うと、大津波と、それから福島における原発事故ですよね、こういうものがあったと。そういうことから見ると、相当年月がたちましたけれども、被災地はまだまだ支援を必要としているということだと思います。



 そういうことで、これまで神戸市としても被災地に対して職員を派遣してきたわけですけれども、平成30年度につきましても、名取市と石巻市と南三陸町に対して、これはいずれも土木職の職員になりますけれども、職員を派遣して、引き続きの支援をしていきたいというふうに思っております。



記者:
 神戸の中における、教訓を踏まえた今後の取り組みについてはいかがでしょうか。



久元市長:
 これはやはり、先ほど申し上げましたように、いろんな交流が行われています。企業レベル、あるいは市民レベル、それから中学生や高校生を含む若い世代のレベルでもさまざまな経験の共有が行われているというふうに思います。



 さらに、行政レベルに限って申し上げるならば、やはり神戸は、うんと昔に下がれば別ですけれども、津波の経験がないわけですね。ところが、南海トラフ巨大地震に伴う津波は神戸も想定されています。そういうことを考えたときに、レベル1、レベル2の対策を行ってきたわけですが、その中で、この東日本大震災の教訓というもの、これは生かしていかなければいけないと思っています。
 その1つの例が、津波が押し寄せてきたときに、消防団員をはじめとする方々が水門を閉めようとして津波に巻き込まれて殉職されたということなんですね。大変痛ましいことだったと思います。そういうことから考えると、このレベル1、レベル2の防潮堤対策ということを考えときには、やはり遠隔操作で水門を開閉すると、こういうような取り組みを行っています。これが1つの例です。



 それからもう1つ、これは、私、非常に印象に残っているんですけれども、東日本大震災で保育所の子供たちの被災者が非常に少なかった。これは、保育所にも津波が押し寄せてきたわけですけれども、地域防災計画などで決められたルートにまず逃げた。それがビルの上だったわけですけれども、とっさに保育士さんたちが、これは危険だ、津波がビルの上まで押し寄せてくるかもしれないということで、また下までおりて、そして裏山に逃げて助かったということがありましたね。このことは、やはり、準備も大変大事だし、入念に準備をしないといけないと思いますけれども、そういうとっさの判断というものが生死を分けるということ、これは非常に大きな教訓だったというふうに思います。



 そういうような、さまざまな、あのときに東日本大震災の被災地で起きた事柄をしっかりと情報収集して、そして、いろいろなレベルでそこから学んでいくという取り組みをしていくということ、これが大事なことではないかというふうに考えます。



記者:
 ありがとうございました。

神戸空港の搭乗客数見込みの上方修正について

記者:
 先日末に関西エアポート神戸が需要予測の目標を引き上げてきました。昨年7月に出していた300万人から327万人に引き上げたわけなんですけれども、こういう目標を運営を担う前に2回出すというのはなかなか難しいことなのかもしれないんですけれども、この経緯についてと、あと、327万人という水準について受けとめを伺いたいと思います。



久元市長:
 その具体的な考え方は承知はしておりません。ひょっとしたら、みなと総局は聞いているかもしれませんが、特に報告を受けておりませんし、私も関西エアポート株式会社の幹部の皆さんと、この327万という数字を出されてから意見交換したことがありませんから、今のご質問に対してストレートにお答えする材料は、正直、持ち合わせておりません。
 ただ、こういうふうに上方修正をされたということは、やはり神戸空港の各便の搭乗率が好調に推移しているということ、つまり、神戸空港が現に非常によく使われているということに着目されたということではないかと思いますし、今後、神戸空港の利活用がさらに拡大していくというような方向性というものをお感じになられて、そして、そういう目標を設定されたのではないかというふうに受けとめています。