神戸市-KOBE-


 

定例会見 2018年(平成30年)2月22日

最終更新日
2018年2月22日

発表項目

平昌五輪での坂本花織選手の活躍
(1分08秒)

ノエビアスタジアム神戸 芝生ピッチリニューアル工事が完了/ノエビアスタジアム神戸で、ラグビー日本代表戦開催
(7分34秒)

質疑

その他の質疑応答

発表項目

平昌五輪での坂本花織選手の活躍

久元市長:
 今日、私からお話を申し上げたい案件は2件ですけれども、まず初めに、フィギュアの坂本花織選手が大活躍をしておられます。神戸のご出身で、神戸野田高校に2年生で在学中ですけれども、フィギュアの団体で5位に貢献をされたと。昨日は、ショートプログラムが行われましたけれども、個人で5位につけられていると。明日はフリープログラムが行われるわけですけれども、世界を舞台にこれだけ活躍をしていただいているということは神戸市民にとりまして非常に大きな誇りですし、励みになります。もちろん、みんなメダルを期待しているわけですけれども、それはそうなんですけれども、ぜひ演技を楽しんでいただいて、ご本人にとって悔いのない結果を残していただきたいと思います。

ノエビアスタジアム神戸 芝生ピッチリニューアル工事が完了

 それでは、発表項目に入らせていただきますが、2件あります。1つは、ノエビアスタジアム神戸のハイブリッド芝などの導入と。もう1つは、ラグビーの日本代表戦が行われます。これは新しいピッチで行われるわけですね。2件ですけれども、関連をいたしますので、一括して説明をさせていただきます。



  ノエビアスタジアムは、従来から芝生のピッチコンディションが問題になってきました。そこで、これをぜひ改善したいということと、「ラグビーワールドカップ2019」が行われますので、その神戸開催に向けて、先進技術を導入した芝生ピッチのリニューアル工事を行ってきました。工期は、去年の10月23日から今年の2月21日まで行われたわけですけれども、これが完成をいたしまして、3月3日の土曜日、ヴィッセル神戸の神戸開幕戦で初めて使われるということになります。リニューアルにかかる経費は約7億8,000万円です。



 初めに、このハイブリッド芝というのがどういうものなのかということを少しご説明させていただきたいと思うんですけれども、これは天然芝の中に2センチピッチで人工繊維、間隔が2センチなんですが、18センチ地中にこの人工繊維を打ち込むわけです。そうすると、人工繊維に天然芝の根が絡んでいくことになりまして、芝生が強くなるということです。水分や養分が地中深くに浸透することが効果として考えられておりまして、要するに、芝生が強くなるということですね。これまで芝生が時々剥がれたりしたわけですけれども、そういうことが防止できるということです。ちょっと見た目は違いますけれども、天然芝と同じようにプレーをしていただけることができます。



 これがハイブリッド芝ですが、もう1つが、地温のコントロール。芝生の良好なコンディションを保つためには、地温がちゃんとコントロールできるということが必要です。冬は暖かく、夏は涼しくというイメージなんですけれども、そのために、地中30センチに配管を行いまして、そして、冬は温水を循環させる、夏は冷水を循環させる、芝生の成育に最適な土の温度を保つ、そして、芝生の成長を促していくということです。これを30センチ間隔で施工してきました。



 もう1つが、グローライトです。このグローライトは、ナトリウムランプを芝生に照射いたします。屋根がありますから、従来から日照不足ということが問題になってきたわけです。この日照不足を補うということでナトリウムランプを照射すると。一去年の12月に4基、それから、今年の3月に2基増設をする予定です。これらにより、芝生の光合成を促進いたします。



 去年の夏には、これまで南側が日陰になって成長不良が目立っていたわけですけれども、これに照射をいたしますと、芝生の衰退を防ぐ効果があるということが確認をされております。 もう1つが、大型送風機ですね。これは既に去年の6月に6基導入をしております。とにかく大容量の風を当てるということで、空気の流れをつくっていく。特に夏場の暑さで芝生が衰退をしていく、これを、風を吹きつけることによって、そういう衰退を減らしていこうということですね。



 最後がスプリンクラーです。このスプリンクラーはピッチの内外に24基設置をします。ピッチ全体にできるだけ均一にこの水が行き渡るようにする。できるだけ均一に、速やかに散水できるようにする、そういう設備です。



 こういう形で、ノエビアスタジアムでは、全国で初めてハイブリッド芝を導入いたしまして、最高のピッチコンディションをつくり上げていこうということで工事が完成をいたしました。
 3月3日に、開幕戦でこれがお目見えするということになります。3月中は、ほかに3試合が行われます。

ノエビアスタジアム神戸で、ラグビー日本代表戦を開催

 それから、もう1つのテーマですけれども、ラグビーのほうですね。ラグビーのほうは、6月16日にテストマッチが行われます。ラグビーの日本代表とイタリアの代表戦ですね。今日、主催者からこの試合のチケットの販売概要が発表されることになっております。兵庫県でテストマッチが行われるのは今回が初めてです。



 イタリア代表は世界ランキングが14位ということで、ラグビーワールドカップの出場も決まっております。日本代表は世界ランキング11位ということで、大変注目される試合ということになります。非常に迫力ある国際試合が展開されるということになりますので、ぜひたくさんの皆さんに観戦をしていただきたいということで、今日、発表させていただきました。
 私からの発表は以上です。どうぞよろしくお願いをいたします。

質疑応答

ノエビアスタジアム神戸 芝生ピッチリニューアル工事が完了(テキスト版)

記者:
 このハイブリッド芝のリニューアル工事の7.8億円というのは、全て市費ということでよろしいですか。



久元市長:
 そうです。これは市費で行います。市費で行いますが、さらに加えて、ノエビアスタジアムのほうは、この4月から楽天ヴィッセル神戸株式会社が運営事業者になることが決まっておりまして、この楽天ヴィッセル神戸株式会社のほうで、先ほど申し上げました一連の工事に加えて座席の改修をしていただく予定です。特に、プレミアムの座席をつくるとか、あるいは8人がけのボックス席をつくるとか、あるいはクリムゾンルームをつくるとか、サポーターズシートを拡張しまして南側のサポート席からせり出すような仮設の席を増設するというような工事をしていただくことになっております。
 


 ですから、神戸市は先ほど申し上げたような工事をし、楽天ヴィッセル神戸株式会社側のほうでは今申し上げた座席の改修をすることによって、ノエビアスタジアムはこの施設の内容がかなり充実していくことになるというふうに考えております。



記者:
 ありがとうございます。

その他の質疑応答

有馬温泉での事故

記者:
 昨日の有馬温泉の湯殿館の事故の件なんですけれども、職員の方が1人亡くなられまして、それで、当然、警察のほうは警察で捜査されると思うんですが、市として事故調査についてはどういう形で実施されるのか教えてください。



久元市長:
 この太閤の湯殿館でこういう事故が起きたことについては、ほんとうにこれは、職員が1人亡くなったということで、大変痛ましい事故が起きたと思っております。大変残念な事態になりました。
 


 この事故の原因については、当然これは解明されなければなりません。これは、まず警察のほうで検視をすることになりますので、その状況についても可能な範囲で把握をしたいと思いますし、また、消防のほうでもこの原因につながるような事実を把握しているのかどうか、しっかりと私どもも把握をしたいと思っております。
 


 同時に、この施設は神戸市が設置していますので、神戸市のほうでも、これはこの分野に詳しい専門家の参画を得て、あるいはそういう専門の業者を見つけて、そして、神戸市としてもこの事故の原因の究明に当たっていきたいというふうに考えています。



記者:
 重ねてなんですけれども、その専門家及び専門業者による事故調査というのは、何か委員会みたいなものをつくるということなんでしょうか。



久元市長:
 いえ、今はそこまでは考えていません。温泉に詳しい専門家の助言を得ながら、ガスなどの濃度を測定する専門の業者にお願いをするということになろうかと思います。

成人年齢引下げ法案

記者:
 民法改正で18歳成人が近く閣議決定される予定だと思うんです。それで、18歳成人になった場合に、地方自治体として、例えばわかりやすい例でいうと、成人式をどうするのかとかいうこともありますけれども、地方自治体の立場から、18歳成人になれば、地方自治体の業務、行政に対してこういう影響が出るとか、あと、国のほうでもこういう部分をきっちり詰めてやってほしいとか、自治体の長として、何かご意見、ご所見があればお願いします。



久元市長:
 まず、もう既に選挙権年齢が18歳に引き下げられているわけですから、これは、その時点でやはり民法の成人年齢も当然その時期に合わせて引き下げられるべきであったというふうに思います。
 


 そして、その上で、しかし、いろんな議論があって、今これから法案が国会に提出され審議が行われる、これはやむを得ないことだというふうに思いますので、その法案の内容、それから、国会における審議の内容を注視していきたいというふうに思います。その上で自治体としての対応を考えていきたいというふうに思いますが、基本的には18歳になれば大人になるということですから、そういう18歳になる皆さんが、それぞれ大人としての自覚と責任を持って行動していただくことに尽きるというふうに思います。
 


 それから、今お話がありました、成人式をどうするのかということは、当然これは、18歳で成人式を行うことが基本になると思います。ただ、これは、法案が閣議決定をこれからされて、そして、それがいつ施行されるのかということはわかりませんから、いつからそれをどうするのかというのはまだ何とも言えないわけですが、今と同じ時期に成人式を行うのか。今は1月の初旬、今年はたしか1月8日に行ったと思いますが、この時期に行うことが適当なのかどうかということは、やはり検討しなければなりません。多くの18歳の皆さんは高校3年生で、すぐに大学受験ということになりますから、この時期にやることについてはかなり困難な面があります。そうすると、何月にやるのか、これは、まだこれから、法案の内容とか関係者、あるいは当のこの年代の皆さんの意見も聞きながら検討していかなければならない課題だというふうに思います。



記者:
 成人式以外に、行政サイドから見て、18歳成人になった場合にこういった面で何か支障が出るとか、懸念があるとか、そういうのが何かもしほかにございましたら教えていただけますか。



久元市長:
 それは、もう18歳になったら大人になることが法制的に決まるということになれば、それは、そのことを前提にしてさまざまな法律の適用があると。例えば契約などもみずからの責任と判断で行う、そして、その責任も大人としての責任が問われるということになるわけですから、それを自覚して行動していただくということに尽きるというふうに思います。

垂水区中学3年生の自殺

記者:
 2016年に神戸市垂水区で中学校3年生のお子さんが自殺された件で、昨日、弁護士を通じて文科省のほうに神戸市に指導に入るように申し入れがあったということですけれども、それに関して受けとめをお願いします。



久元市長:
 まず、この問題は、第三者委員会がつくられて、そして調査が行われてきました。そういう中での、今日の報道で知ったわけですけれども、文部科学大臣に対して指導の申し入れがなされたということですが、この申し入れの内容とかは承知しておりませんし、また、文部科学省から何か連絡とか接触があるわけでもありませんから、事態の推移を見守っていきたいと思います。