神戸市-KOBE-


 

臨時会見 2017年(平成29年)10月30日

最終更新日
2017年11月2日

発表項目

「島&都市デュアル」プロジェクト本日始動!
(37分06秒)

質疑

発表項目

「島&都市デュアル」プロジェクト本日始動!

司会:
 皆様、本日はお忙しい中、「島&都市デュアル暮らしツアーズ」記者発表会にご出席を賜り、まことにありがとうございます。
 それでは、4市の市長をご紹介させていただきます。
 神戸市、久元喜造市長です。



久元市長:
 今日はご参加いただきましてありがとうございます。



司会:
 芦屋市、山中健市長。



山中市長:
 どうぞよろしくお願いします。



司会:
 淡路市、門康彦市長。



門市長:
 よろしくお願いします。



司会:
 洲本市、竹内通弘市長。



竹内市長:
 どうぞよろしくお願いします。



司会:
 それでは、初めに、神戸市長の久元よりご挨拶を申し上げます。



久元市長:
 おはようございます。 島&都市デュアル共同記者会見を開催させていただきましたところ、お集まりをいただきましてありがとうございます。
 まず、この島&都市デュアルのナビゲーターをお引き受けいただきました皆さんに心から感謝を申し上げます。ご賛同をいただき、また、ご参加をいただきまして、心から感謝をしております。



 この4つの都市は、神戸市もそうですけれども、ほかの地域からの人口の移住・定住を図っている、また、交流人口の増加も図っています。改めて私たちの地域の大きな強みというのは、それぞれの都市はそれぞれの魅力があるけれども、やはりつながっている。特に明石海峡大橋で神戸と芦屋は淡路とつながっていると。これは非常に大きな強みではないかと思います。
 この強みは以前からあるわけですけれども、この強みを生かしてこの地域全体にほかの地域からの人を呼び込んでいこうと、こういう試みを今回はこの4市共同で、そして、ナビゲーターの皆さんのご参画を得て行っていきたいということです。地域の魅力を発信する。ナビゲーターの皆さんからSNSを使って発信をする。何を発信するのかというと、すごく魅力のあるライフスタイルだと思います。また後でご紹介があろうかと思いますが、このナビゲーターの皆さんはそれぞれいろいろな暮らし方、ライフスタイルでこの地域での暮らしを楽しんでおられます。ぜひこれを発信していただきたいと願っていることが1つです。



 もう1つは、発信をするだけではなくて、既に何回かこのための準備、会議もしていただいているようですけれども、皆さんがいろんなこれまでの経験や、あるいはふだん感じていることを持ち寄っていただいて、この地域への移住・定住・交流人口を増加させていくためのいろんなアイデアも、ぜひ皆さんが相談をして出していただき、提言をしていただければありがたいと思っております。
 明石海峡大橋でつながっている4都市がこれまでにない新しい良い試みをスタートさせるわけですが、さらにこれが新しい試みに、また新たなつながりにつながっていくと、そういうことをぜひご期待申し上げたいと思います。どうぞよろしくお願いをいたします。



司会:
 続きまして、芦屋市長の山中よりご挨拶でございます。



山中市長:
 このたびこういうプログラムができましたことは、ほんとうに意義深いことだと思っております。芦屋市は今、屋外広告物条例の規制をしたり、日本で初めて電線・電柱のないまちを目指したり、そうした住環境に特化したまちづくりを進めているところでございますけども、そうした点がこの4市によって線になり、そして面になって交流人口、移住人口がこれからも増えていくという取り組みでございます。
 その先導的な役割をこのナビゲーターの皆さんが既にもう各地域でされておられるわけですけれども、この4市のそれぞれのナビゲーターの皆さんが1つになって、ますます大きな力になるものと思っております。今日のこの取り組みをきっかけに、また首都圏からも、この4市、すごいなと思われるぐらい向かっていきたいと思っておりますので、どうぞよろしくお願いをいたします。



司会:
 続きまして、淡路市長の門よりご挨拶申し上げます。



門市長:
 皆さん、おはようございます。よろしくお願い申し上げたいと思います。
 淡路市は、神戸市には隣接市・町長懇話会に入れていただき、しかも職員の研修派遣まで受け入れてもらって、今非常にお世話になっております。また、芦屋市とは、既に去年でありますけども、いわゆる里山と、それから都会といった連携のもとに小学校の給食に取り入れていただきまして、そういうことでも連携をしています。また、淡路島の中での隣接の市であります洲本市とは、定住自立圏構想の一環として受け入れていただきまして、今、連携をして共同の事業も推進をしておるというまさにデュアル、2者連携のもとにいろんな事業を展開してきたわけでありますけども、今回その4者が寄ることによりまして相乗効果が出てくるのではないかなと思っています。



 先ほど神戸市長から明石海峡大橋のお話が出ましたけども、実は明石海峡大橋といっても明と暗がありまして、淡路島は、いいましたら中途半端な都会になってしまったわけであります。我々はその中で得たものは利便性でありますけども、失ったものはもっとそれ以上に大きいものがあります。何かといいましたら、何千人といわれたいわゆる船員さんの雇用の場、そして、船着き場がありましたから、生活の場がありましたけども、これらは壊滅になりました。利便性を得たかわりにそういうものを失ったわけでありますけども、そういうものを今回この事業によって取り戻したいと、私はそう思っております。



 これは決して困難なことではないわけでありまして、いろんな食材があります。しらすというのがあるんですけども、生しらす丼といいますのが最近非常にヒットしておりまして、何と田舎の普通の食堂にたくさんの方が並んで、ガードマンまで雇わなければならないといったそういう流れもあるわけです。しかも、これまで淡路島に渡ってきたら宿泊でしたけども、橋によってそれで十分日帰りができるという、そういう環境の変化も起こってきております。この事業によりまして、私たち淡路市が期待をしておりますが、そういう中途半端な都会というか、存在から、まさに連携をしたすばらしい環境のいい市として再生をしていくということではないかなと、そんなふうに思っております。



 いずれにしましても、今日のこの会を準備していただいた方々に感謝申し上げますとともに、我々自身ももっと深く地域の方々の利便性を考えてやらなければならないなと、そんなふうに思っております。どうぞよろしくお願いします。ありがとうございました。



司会:
 続きまして、洲本市長の竹内よりご挨拶申し上げます。



竹内市長:
 皆さん、おはようございます。今回この4市合同の記者会見ということで、皆さん方、お集まりいただきまして、ほんとうにありがとうございます。
 お集まりいただいた方々は、どうも関東方面の方が多いと思いますので、淡路島のほうの紹介をちょっとさせていただくんですけど、淡路島といいますと、国生みの島、日本で一番最初にできた島ということで、そういうプロモーションをやっています。また、もう一方では、御食国という話題がございまして、鳥羽、若狭、淡路島、その3地方が朝廷に供物を献上していた、台所を預かっていたという意味合いで御食国と言われていますが、ほんとうに食材の豊富な島でございます。そういういい島でありながら、今世間で言われております人口減少、少子高齢化の波に侵されております。



 そういう点で、今回このプロジェクトに参加させていただきまして、都市文化のあふれる神戸市、芦屋市、また、自然環境がすばらしい淡路市、洲本市、その2つのそれぞれの地域が一緒になってこういうプロジェクトをやっていく、そのことがほんとうにいいことだと思います。また、皆さん方のお力をいただいて、やはり住むということ、その多様性が、こういう住み方もあるんだということで、いろんなことをナビゲーターの方々にお力をいただいて助けていただいて、住むということのよさを発信していただきたいと思います。そのことによって交流人口の拡大、または移住・定住の促進につながっていけばと思っておりますし、私ども、住む者自体が、淡路島、洲本市に住む市民自体がそこに住むことに誇りと愛着を持てるように、そういう意識を高めていくことも大変大事だと思っていますので、よろしくお願いをしたいと思います。このたび皆さん方のお力をいただいて何とか頑張っていきますので、どうぞよろしくお願いいたします。



司会:
 それでは、次に、具体的なプランについてご説明させていただきます。



職員:
 これから島&都市デュアル事業概要につきまして、説明させていただきます。
 先ほど各市長からも説明がございましたように、芦屋市、神戸市、淡路市、洲本市は明石海峡大橋でつながれ、そして、芦屋市、神戸市には文化都市の魅力が、淡路市、洲本市には海や山など豊かな自然がございます。この4市を1つのエリアとして見ますと、文化と自然が近接して広がる、ほかに類を見ない特徴を持っていることがわかります。



 事業コンセプトを読ませていただきます。
 子どものために田舎で暮らしたい。でも、将来、大学は大丈夫だろうか。起業するなら環境のいい地方都市がいい。でも、マーケットはあるのだろうか。地域の課題解決をしたい。でも、都市の便利さも捨て切れない。そんな地方への移住をためらっている人たちがいる。しかし、ここには都市の持つ快適さや文化を享受しながら島の豊かさが手に入る暮らしがある。洗練されたモダン都市に住みながら大自然を満喫したり、海と山に囲まれた里山に暮らしながら都市の職場で働いたり、島暮らしをしながらハイレベルな教育環境が手に入ったり、それが自然と文化のいいとこどり暮らし、島&都市デュアル。何かを諦める移住ではない。何かを諦める暮らしじゃない。ちょっとぜいたくな暮らし方の提案です。



 つまり、我々4市は、何かを捨てる移住ではなく、何かを諦める暮らしではなく、都市の文化と島の豊かさが両立できるちょっとぜいたくな暮らし方が実現できることをこの4市のエリアの最大の価値と認識しており、交流人口が拡大し、移住・定住にもつながると考えました。
 この4市のエリアの特徴を踏まえ、私たちは島&都市デュアルという名称でこの4市のエリアをブランドとして全国に発信してまいります。このデュアルには2つのという意味がございます。島の豊かな自然と都市の文化のこの2つの特徴を日々の暮らしの中で体感できるという意味を込めてございます。



 次に、私たち4市は、この島&都市デュアルという魅力をいろいろな志向をお持ちの方に訴求しやすいように、具体的な3つのライフスタイルを提案していきます。
 1つ目は、「都市で暮らし島で遊ぶ」ライフスタイルです。神戸、芦屋で暮らし、休日は淡路島の雄大な自然を満喫します。
 2つ目は、「島で暮らし都市で働く」ライフスタイルです。自然豊かな淡路島で暮らし、神戸、芦屋での都市への通勤、都会ならではの娯楽も楽しめます。
 3つ目は、「島で暮らし都市で遊ぶ」ライフスタイルです。淡路島で仕事をし、自然も満喫、神戸、芦屋の都会での買い物や病院、医療施設へのアクセスも安心です。
 移住に関心のある方々にそれぞれの志向に合わせたさまざまな暮らし方をこれら3つのライフスタイルで提案します。



 とは申しましても、この4市の自然と文化のいいとこどり暮らしを全国に発信することは容易なことではございません。そこで、まさにこの島&都市デュアルなライフスタイルを既にご自身で体験されており、各都市において発信力・影響力をお持ちの方々をこのたび暮らしナビゲーターになっていただきました。本日は、先ほどもご紹介ございましたが、お忙しい中、各市を代表する暮らしナビゲーターの方にお越しいただいてございます。今後、暮らしナビゲーターの方には、3つのライフスタイルに合った暮らしの旅を企画・実施し、その暮らしを発信していただきます。



 また、島&都市の島と都市の両方の暮らしの中で体験できる4市の価値を伝えるため、各市がそれぞれ別々で企画・発信するのではなく、4市が合同して暮らしナビゲーターの皆様と私どもで旅の企画とライフスタイルを発信していく組織として、「島&都市デュアル暮らしツアーズ」も本日発足いたします。
 さらに、12月でございますが、9日、10日の1泊2日でこの4市のエリアにおける「都市で暮らし島で遊ぶ」「島で暮らし都市で働く」「島で暮らし都市で遊ぶ」の3つのライフスタイルを体験していただき、この魅力を広く発信していただくことを目的に暮らしナビゲーターの皆様と企画いたしました1泊2日の特別体験ツアーを実施していきます。訪問先ではそれぞれ地域の方との交流ができるようなコンテンツが用意されてございまして、リアルにその地域での生活を味わうことができます。4市の魅力を発信いただける首都圏在住・在勤・在学の方に3つのライフスタイルを体験していただき、4市のエリアの魅力についてさらに理解を深めていただき、ツアー参加者の皆様には全国に発信していただきたいと考えてございます。



 また、このため、事業を発信するために、本日、ウエブサイト「島&都市デュアル暮らしツアーズ」としてこのホームページを立ち上げます。このウエブサイトでは、先ほどご紹介させていただきました暮らしナビゲーターの皆様が企画する暮らしの旅やライフスタイルの記事が随時掲載されるほか、最初にごらんいただいたコンセプトムービー、さらに、後ほどごらんいただきますスペシャルムービーを掲載いたします。本事業の今後の展開につきましては、このウエブサイト「島&都市デュアル暮らしツアーズ」をごらんいただきたいと思います。



司会:
 では、ここで暮らしナビゲーターの皆さんをご紹介させていただきます。
 まず、芦屋市のお二方からご紹介です。
 河口紅(かわぐちくれない)さんです。学校現場や行政が主催する講習会でもご活躍されている特定非営利活動法人さんぴぃすの理事長をしていらっしゃいます。そこから活動の幅を広げて、子育て支援からまちづくりまで携わっていらっしゃいます。
 そして、八木俊匡(やぎとしまさ)さんです。バリスタ、ロースターとして、芦屋を拠点としながらTORREFAZIONE RIOのオーナーとして大変ご活躍でいらっしゃいます。



 続きまして、神戸市のお三方、ご紹介でございます。
 精肉店Nickを経営していらっしゃいます錦昭光(にしきあきみつ)さんです。
 そして、鶴巻耕介(つるまきこうすけ)さん。里山の魅力発信拠点の事業者である淡河宿(おうごしゅく)本陣跡保存会メンバーとしてご活躍でいらっしゃいます。
 そして、西島陽子(にしじまようこ)さん。まちづくり系のPRプランナーとして活動されておられ、主に新開地を拠点に新開地ツアーなども企画していらっしゃいます。



 では、次に、淡路市からお三方です。
 高木恵美(たかぎえみ)さん。ハタラボ島協同組合で「はたらく」をテーマにした研修やイベントを実施していらっしゃいます。
 堀内照美(ほりうちてるみ)さんです。淡路市から委託を受け、移住相談サポートの窓口を運営しているNPO法人島くらし淡路で活動していらっしゃいます。
 そして、田村伊久男(たむらいくお)さんです。生田地域活性協議会の事務局長をされており、そばカフェ生田村を運営していらっしゃいます。



 では、次に、洲本市です。お三方です。
 富田祐介(とみたゆうすけ)さん。神戸市出身で、淡路島に移住され、シマトワークスとして観光、食、研修の企画や新規事業の企画、サポートをしていらっしゃいます。
 李貫一(りかんいち)さんです。洲本市に中間支援NPO、NPO法人淡路島SPO支援センターを設立し、地域の持つ強みと人や団体のネットワークを生かした地域課題解決のための仕組みづくりに取り組まれていらっしゃいます。
 そして、束田裕美(つかだひろみ)さんです。昨年6月より洲本市地域おこし協力隊に就任をされました。書を生かした地域活性化に取り組んでいらっしゃいます。
 では、ここで、暮らしナビゲーターより代表してお二人に意気込みをお伺いしようと思います。



河口氏:
 私はいわゆる芦屋といえばセレブのまち芦屋と言われるところで今住んでいて、そこでずっと活動しています。もちろんそのセレブのまち芦屋というのも間違いではないです。そういった一面はたくさんあるんですけれども、ただ、それだけではないということをいつも地元に住んでいる私たちは思っています。いわゆるつくられたそのセレブというよりも、本物を愛している、本物がわかる大人が住んでいるまち芦屋ということをたくさんPRしていきたいと思います。
 さらに、芦屋は、私の言葉ではないんですけども、シティミュージアムという言葉で私は芦屋のことを語るのが大好きで、すごく豊かな環境、自然があったりとか、文学とかそういったものにもすごくゆかりのある都市です。そういったところを今までのメディアとかが出してきたものではなく、生活者が生活者の視点でどんどん発信していくということに頑張っていきたいと思っています。とてもわくわくするプロジェクトですので、私自身もすごく期待しています。どうぞ皆さん、よろしくお願いいたします。



富田氏:
 僕自身は先ほどご紹介いただきましたけれども神戸出身で、洲本のほうに引っ越したのは6年前ほどです。実際、洲本のほうで仕事をして暮らしているんですけれども、すごく居心地がよくて、これがいいから淡路島がいいというよりは、暮らしの中でちょっとしたすごくすてきなことがたくさんあるというような形で、今回のプロジェクトを通していわゆる観光とかそういうことだけではなくて、暮らしながら自分たちがいいなと思っている小さな出来事みたいなのを発信したり、あるいはツアーといった形で体験していただければいいのかなと思っています。と同時に、洲本、淡路島に住んでいる僕が芦屋の人たちあるいは神戸の人たちを、こういったプロジェクト、それにかかわる人たちを通して知って、どっちも自慢できるようになりたいなと思いますし、逆に芦屋の方々、神戸の方々に洲本や淡路島、淡路市のことを自慢できるようになってもらえるとすごくうれしいなと思っています。楽しんでいろんな方と運営していけるといいなと思っておりますので、よろしくお願いします。



司会:
 では、ここで、本事業のためにつくられましたショートドラマと、出演されました戸田恵梨香さんからのメッセージをごらんいただきましょう。
 このショートドラマ「デュアル」は、戸田恵梨香さんと太賀さんが東京で暮らす夫婦として育児や仕事の環境を考え、将来の幸せ探しに白熱する、そんなストーリーになっています。


(ショートドラマ、戸田恵梨香さんメッセージ上映)

質疑応答

「島&都市デュアル」プロジェクト本日始動!(テキスト版)

記者:
 今日発表されたのは、この暮らしナビゲーターの方に体感できる暮らしの旅を企画・実施していただいて、それを実行するという話だと思うんですけども、継続的に何か取り組みとして考えられているものというのはあるんでしょうか。



職員:
 今回は、先ほど申し上げました特別な体験ツアーがありますが、今後は暮らしナビゲーターの方に暮らし体験のいろんなプログラムをつくっていただいて、これをウエブ上で発信し、そこでまた体験ツアーができるような仕組みをつくってまいります。また、暮らしナビゲーターの方につきましては、今日ご紹介させていただいた方以外にも、これからなりたいとかお手伝いをしていただけるような方を募集してどんどん拡充をしてまいりたいと思っております。



記者:
 今回4市が連携するに至った経緯というものをお伺いしたいです。職員: これまで、先ほど淡路市長からもお話がありましたとおり、基本的に何らかのいろんな連携がございました。これを踏まえて、今回、芦屋市からこの4市でプロモーションしないかというふうなお声がけもいただきまして、このような事業を国の地方創生交付金を使って開始することになりました。昨年、28年度に予備調査をいたしまして、先ほどの3つのライフスタイルというものを確立した後、今年と来年、平成30年度までこの事業を続ける予定になっております。



記者:
 ナビゲーターの方々に関してお伺いしたいんですが、活動はどのぐらいの頻度でされていくのかということと、平成30年度までの活動ということですが、任期も平成30年度までなのかということと、あと、活動は有償、無償なのか、いずれか、どちらなのかということをお願いします。



職員:
 活動の頻度ですけども、先ほどお話がありましたような形で月1回とか2回編集会議をしていただきまして、このいろんなプログラム、暮らし体験のツアーをつくっていただくようなことを考えております。また、こちらの活動につきましては一応有償という形で進めていく予定になっております。
 任期ですけども、29、30年度、この2カ年を一応予定しております。



記者:
 基本的に首都圏の人たちがターゲットかなと。まさに僕も個人的にぴったりな企画で、かみさんを説得するには非常にいい材料かなと思っています。 具体的に各市、数値目標というのはございますでしょうか。それとも全部でどれぐらい集めたいとかというのはあるんでしょうか。



職員:
 この事業に特化して数値目標というものを持っているわけではございませんが、例えば神戸市のほうでは、若年世代の方が東京、大阪、神奈川とかに転出が多いというふうな状況が出ております。こういったところを、今現在、「神戸2020ビジョン」という形で、そういう政策課題を持っていろいろ取り組んでいるところでございまして、そういう政策課題の一環としてやっていきたいと考えております。



 また、芦屋市におかれましては、移住に関するイメージ醸成をする必要がある。東京や大阪府への転出が多いということがございます。こういうところも1つのこの政策課題に対応しているということになっております。



 淡路市でございますが、総人口の減少並びに高齢化が進んでいるということで、神戸市や大阪府への転出が島外ということで多いと聞いております。こういったところを解消していくということになっております。



 それから、洲本市ですが、年間300人以上の自然減、200〜300人程度の社会減というふうな人口の動きがあります。こちらのほうもまたこの事業によって解消していきたいと考えている。
 それぞれ市で既にある政策課題をこの事業をもってして課題を解決していく、そういう所存でございます。



司会:
 このご質問に対しまして、各市長、その意気込みをぜひ一言ずついただきたいと思います。



久元市長:
 東京から来られているということでとてもうれしいんですけれども、あの先ほどのショートムービー、私自身はすごくリアリティーがあるなと思います。東京でものすごく通勤距離も長い、それから、待機児童も23区では膨大な数に上っていますね。努力はされているようですけれども、世田谷区は神戸市の人口よりもかなり少ないですけれども2年ぐらい前は、2,000人ぐらいの待機児童があった。子育てはしにくい、通勤距離は長い、それから、いろんなストレスも大変多い。そういうようなところの皆さんが、もちろん東京で幸せに暮らしていただく方はそれはそれでいいんでしょうけれども、かなりの方はそこに息苦しさのようなもの、ストレスを感じておられるのではないかなと。そういう方々が、地方では最近は隠岐の島の海士町とか徳島県の神山町とか、そういうように地方に移住するという流れがかなりできている。



 それぞれそういう魅力のあるところに移住するということが進むことは我が国全体にとってすごくいいことなんですけれども、このエリアは、神戸、芦屋というような都会的雰囲気があるエリアと、それから、明石海峡大橋によって淡路島、まさに我が国の歴史の一番最初の神話の世界からずっとつながっている。そして、非常に自然に恵まれている。魚もおいしい。タマネギもすばらしい。文化遺産にも恵まれている。そういうエリアがつながっているところがある。これはやはり非常に大きな強みではないかなと思っておりますから、ぜひこの魅力を強力にナビゲーターの皆さんの力で、私たちも一緒に発信をして、そして、移住・定住・交流人口の促進につなげていきたいと思っています。



山中市長:
 今回のこの取り組みによって、東京から移住されてこられる方が大阪でとまらずに、この神戸、芦屋、そして淡路、洲本に来られるような、そんな取り組みにしたいと、ナビゲーターの皆さんもはじめ、したいと思っております。こんな便利で、そして自然もあって、食も豊かでというところはすごいぞと思われるような、そんな取り組みにしていきたいと思っております。



門市長:
 東京駅に降りますと、タクシー乗り場に人が並んで待っています。新神戸駅に帰ってきましたら、たくさんのタクシーが待っています。島に帰りましたら、車も人もいない。いいとか悪いとか言ってるんじゃなしに、そういう現実でもって我々がどう対処していくかということではないかなと、そんなふうに思います。
 そのために、我々としてはある病院を誘致しまして、そこに産婦人科をつくっていただきました。これまで淡路市では子供が産めなかった。なぜならば産婦人科がなかったからです。一つ一つの課題を解決していけば、いけるのではないかなと思っています。大体年間600人の方が亡くなられて300人の人が生まれるという、自然減で300人ですからどうしようもない。それをひっくり返そうなんて野心は持っていません。言えば身の丈に合った地域づくりでもって我々の後継者に託していくことが重要なことではないかなと、そんなふうにも思っております。それがこのデュアル、2者連携、4者連携でもって何とか1つの突破口を見つけられるのではないかなと、そんなふうに思います。



 先ほど聞きましたら東京の方が多いということやったんですけども、僕はあんまり東京が好きじゃないんです。皆さん方もそうではないかなと思います。そういう人はぜひ淡路島へ来ていただきたいなと思います。歓迎をいたします。ありがとうございました。



竹内市長:
 私自身、大阪でラッシュアワーにもまれて苦しい通勤をした経験がございまして、今は淡路島でほんとうに穏やかな生活をやっております。そういう意味で、生活様式の多様化といいまして、いろんな意味で文化あふれる都市の中でそういう生活をするのもまたいいことでしょうし、田舎で親子3代そろって子育てをしながら通勤することもまた1つの人生の価値観だと思うんです。そういう生活もあってもいいんじゃないかという思いがあります。だから、洲本市のほうでは「お帰りなさいプロジェクト」というものを立ち上げまして、洲本市に住んでいるおじいちゃん、おばあちゃんが孫と一緒に住んで、3代住んで、神戸、芦屋のほうに通勤していただいて、また文化的な遊びはこちらへ来てやっていただくという、そういう生活をしていただく方がおられませんかということでプロジェクトを立ち上げてやっております。



 人生の中でほんとうにどういう生活をして人生を送っていくのか、いろんな考え方がありますけど、こんな淡路島の田舎ですので、そういう方もおられるじゃないか、そういう方にぜひ来ていただきたい、住んでいただきたいという思いでこのプロジェクトに参加させていただいています。よろしくお願いいたします。



司会:
 では、引き続きまして、フォトセッションのお時間とさせていただきます。


(写真撮影)