神戸市-KOBE-


定例会見 2015年(平成27年)7月28日

最終更新日
2015年7月28日

発表項目

神戸六甲線(表六甲ドライブウェイ)通行止め解除
(1分42秒)

神戸ときめき商品券まもなく販売開始です
(4分00秒)

夜景サミット2015in神戸の開催
(1分46秒)

懲戒処分の指針の見直し
(8分48秒)

質疑

発表項目についての質疑応答

その他の質疑応答

発表項目

神戸六甲線(表六甲ドライブウェイ)通行止め解除

久元市長:
 きょう、私からは4点お話をさせていただきたいと思います。
 最初は神戸六甲線、表六甲ドライブウェイの通行止めの解除についてです。台風11号の被害として、神戸市内では道路が3カ所通行止めになっています。17日、表六甲ドライブウェイについては全区間、それから県道小部明石線、これは藍那インターチェンジ付近で通行止めになっています。それから西六甲ドライブウェイ、明石神戸宝塚線ですが、これは森林植物園と六甲山牧場、ここで通行止めになっています。この3カ所の通行止めの箇所については全力で復旧作業を進めていますが、このうち表六甲ドライブウェイにつきましては、7月31日金曜日17時に通行止めを解除します。

 この土日も含めて懸命に復旧作業を行ってきました。ただ、残念ながら、まだ崩壊のおそれもありますから、片側通行によってしばらくは通行していただくことになります。ほかの箇所についても、大変工法的に難しい箇所もありますが、できるだけ早く復旧できるように作業を急ぎたいと思っています。

神戸ときめき商品券まもなく販売開始です

 2番目が、プレミアム付商品券の発売についてです。今お配りしているチラシは、7月31日から8月5日までに市内の全戸、全事業所に郵送します。そこで改めてこのプレミアム付商品券について御説明をさせていただきたいのですが、一般公募で(決定した)「神戸ときめき商品券」という名前で発売をします。


 発行単位は、1冊1万2,000円、−1,000円券が8枚と500円券が8枚−これを1冊1万円で発売するものです。多子世帯とひとり親世帯については、1冊8,000円で購入できる割引券を3枚発行します。この多子世帯というのは、18歳までの子供さんが3人以上おられる世帯です。それから、ひとり親世帯は児童扶養手当を受給している世帯です。これに加えまして、さらにスクラッチカード、これを商品券1冊に1枚配布をしていまして、当選しますと商店街、小売市場の店舗で使える商品券、−これは1,000円または500円ですが、−に交換することができるようにします。


 購入の上限は1人5冊まで、利用制限は5冊までです。発行数は45万冊、発行総額は54億3,000万円ということになっています。このプレミアム付商品券の発売期間、8月17日月曜日から9月13日日曜日までですが、完売次第終了するということになります。利用期間は、同じく8月17日から11月30日月曜日までです。発売場所ですが、200カ所ということになっていまして、発売箇所についてもホームページで詳しく広報したいと思っています。


 このときめき商品券、市民の皆さんにできるだけ周知をしていただきたいと思っていますので、このチラシについては全戸、全事業所に配布をするとともに、8ページのリーフレットについては、市内主要5紙で新聞折り込みをします。そのほかにも、さまざまな媒体で広報していきたいと感じています。


 それで、発売場所はこの200カ所ですが、実際にこの商品券を使えるお店は、−つまり参加していただくお店ということになりますが、−約6,500店ということで、商店街、小売市場、デパートやスーパーなどの大型店、それから主なチェーン店などとなっています。たくさんの皆さんにこの商品券を知っていただいて、そしてこれを購入していただき、市内の商店街、小売市場、お店などで使っていただきたいと思っています。

夜景サミット2015in神戸の開催

 3点目が、「夜景サミット2015in神戸」。この夜景サミットは今回で7回目ということになりますが、10月9日金曜日に神戸で開催をいたします。この夜景サミットをぜひ神戸で開催をしたいと思ってきましたが、(画面を示しながら)今ご覧いただいていますように、神戸は夜景が大変美しいまちで、市内にたくさんの夜景のスポットがあります。このサミットでは、単にこの会議をするだけではなくて、2部、夜景ツアーということで、海からも神戸の夜景を楽しんでいただく企画を催すことにしています。


 そこで、この夜景サミットには、行政、団体、大学、民間企業、あるいは一般の市民の皆さんにも参加をしていただきたいと思っていまして、たくさんの皆さんに神戸の夜景を楽しんでいただき、そして、改めて神戸がすばらしい夜景のスポットであること、この神戸の夜景をどのように今後観光などに生かしていくのか、そういうことについて議論を深めていただければと思っています。

懲戒処分の指針の見直し

 最後ですが、懲戒処分の指針の見直しです。わいせつ行為に対して厳罰化で臨みたいと考えました。市長就任の早々のときも申し上げたのですが、市長に就任してしばらくたってからだったでしょうか、私は神戸市役所の懲戒処分の運用をいろいろと聞いて、そして判断を求められて、神戸市の懲戒処分は甘過ぎるということを申し上げたことがあろうかと思います。財務会計の処理のミスなどについては厳しい処分をするにもかかわらず、職員の不祥事件に対する処分が甘過ぎるということを申し上げました。そういうことを指摘しましたら、「懲戒審査委員会の審議を経ているので」という話もあり、そういうやり方もおかしいということを申し上げて、人事当局の皆さんといろいろと議論を重ねてきまして、お互いに理解が深まって、懲戒処分の手続についても改善がなされましたし、また、不祥事件についても、今までよりも重い処分で臨むという運用を行ってきました。


 しかし、残念ながら特にこのわいせつ行為については、職員の事件が続発しています。たまたま、つい先ごろ、7月23日に市の職員が公然わいせつの容疑で逮捕されました。この事件については、その職員は容疑を強く否認しておりまして、事実をこれから解明していかなければなりませんので、この事件が直接の契機ということではありませんが、今年度に入ってからも、5月には教員が盗撮で逮捕されて、停職6カ月という事件も起きています。それから、臨時教員の児童に対する強制わいせつ−これは今月に入ってからですが、−は懲戒免職ということにしました。直近でもそういう事件が起きているわけです。


 さらに、平成24年度から26年度までで言いますと、この盗撮の事件、これがこの3年間で7件、それに今年度、先ほど申し上げた1件が起きていると。それから、痴漢、強制わいせつなどが、平成24年度から平成26年度までで8件起きていて、今年度も1件起きているということです。大変これは嘆かわしいことだと言わざるを得ません。
 そういうことで、運用そのものを厳しくするということではやはり十分ではないと判断をしました。そこで、懲戒処分の指針を見直すと、改定することにします。


 現在18歳未満の者に対する金品供与等による淫行、いわゆる児童買春ですが、これは現行基準では免職または停職となっていますが、これはもう免職に一本化いたします。
 それから、痴漢、盗撮、のぞき等のわいせつ行為ですが、現行の基準では痴漢だけが明示されていまして、免職、停職または減給ということになっています。しかし、この盗撮行為が繰り返されているということで、懲戒処分の指針に痴漢、盗撮、のぞき等わいせつ行為と明示をしまして、免職または停職と書いていますが、原則懲戒免職にするという運用で臨みたいと思っています。
 それから、わいせつ物の頒布、陳列。このわいせつ物と言いましてもいろんな形態というか態様があるわけですが、これについては現在、停職または減給となっていますが、免職または停職にするということです。
 2番目と3番目の類型では免職または停職となっていますが、基本的には原則懲戒免職にするという方針で臨みたいと思っています。よほど情状酌量があるような場合については、例外的に停職ということがあるかもしれないと、こういう考え方で運用をしたいと考えています。


 やはり公務員がこのような、もう言葉にするのもはばかられるような行為を繰り返していることは見過ごすわけにはいきません。こういう懲戒処分の指針を見直さないと抑止できないということは、私自身は大変情けない思いをしていますが、こういうことが繰り返されているということであれば、こういう指針に踏み切らざるを得ないということです。


 もう一つは、−それ自体極めて見過ごすことができないということですが、−神戸は女性が安心して暮らせるまちづくりを目指しています。
 先般も人口問題の有識者会議の報告書を公表させていただきました。その中で、女性の皆さんに対するアンケートを行いましたが、この20歳から39歳までの女性の皆さんに対するアンケート、若年層の女性に対するアンケートを見ますと、ほかの都市から神戸に移り住んでこられた方のアンケートの結果を見ますと、安全とか安心とかという分野で16.3ポイント下がっています、ほかの都市よりも。
 やはり神戸は若い女性に対して安心して暮らせるようなまちでなければいけない。そういうまちづくりの先頭に立たなければいけない神戸市職員が、−大部分は女性を対象としたこういう不祥事件になるわけですが、−こういう口にするのもはばかられるような行為をする職員が後を絶たないということは根絶しなければいけない、と感じているところです。そういう理由から厳罰化に踏み切りました。


 それから、これまでの指針では盗撮ということを明示していなかったのですが、今回盗撮ということを明示しましたが、盗撮はスマートフォンなどで簡単に行え、被害者や第三者にはなかなか覚知されにくいと。
 したがって、これは極めて陰湿な行為であるということだと思いますが、そういう卑劣、陰湿な盗撮行為等を行うということはやはりそういう人間性を持っていると判断せざるを得ないわけでありまして、こういう盗撮を行う職員は原則懲戒免職にするという運用をしていきたいと考えています。


 早急に職員に周知徹底をしまして、8月1日以降の非違行為から適用したいと勘案しています。適用したいというよりも、もうこういうことが絶対に起きないように職員の注意喚起を求めたいと思います。

発表項目についての質疑応答

夜景サミット2015in神戸の開催(テキスト版)

記者:
 改めてこの夜景サミットを将来の神戸の夜景観光のためのどういうきっかけにしたいか、意気込みをお伺いしたいのと、ケーススタディーと各種イベントですが、参加される自治体さんとか企業さんとか、具体的にお話しいただけることがあれば、記事に盛り込みたいのですが、いかがでしょうか。


久元市長:
 この夜景サミットは、これまで東京、大阪、長崎、周南、北九州で開催されてますが、今回神戸で開催することにしたのは、神戸は日本、世界を代表する夜景都市だと思うんですね、夜景の景観というものが。
 先ほどこのスクリーンでもごらんいただきましたが、海からの夜景もすばらしいし、それから六甲山、摩耶山の山上からの夜景もすばらしいし、六甲アイランドやポートアイランドからの夜景もすばらしい。夜景のすばらしいスポットに恵まれているわけです。
 この夜景をもっとたくさんの皆さんに知っていただきたい、神戸が夜景に恵まれた都市であることを内外に発信をしたいという思いで今回夜景サミットを開催するということです。
 同時に、やはり大学の皆さんや民間企業の皆さん、あるいはマスメディアの皆さんにも参画をしていただきたいと思っていますから、この神戸の夜景という資源をもっと我々が気づかない方法で生かす道はないだろうかと、こういう知恵をこのサミットでお出しいただきたいと考えています。
 もし、サミットの内容について補足することがあったら説明してください。よろしいですか。


職員:
 (参加自治体や企業等については)今からお呼びかけしますので、もう少し時間をいただければと思います。

懲戒処分の指針の見直し(テキスト版)

記者:
 懲戒処分の指針はもともと公表されているものなのでしょうか。


久元市長:
 公表しているのですか。秘密ではないと思うけど。


職員:
 公表という形ではないですが、当然秘匿するものでもありませんので、要請がございましたら資料は提供させていただきます。


記者:
 ぜひ提供していただきたいと思います。就任の直後からこうした方針を示されていたと思うのですが、1年弱ぐらいかかった理由をもう一度教えてください。


久元市長:
 いや、就任直後から懲戒処分について相談なりを受けていたのですが、しばらくたってからの記者会見で、神戸市の懲戒処分は甘過ぎるということを申し上げて、運用を強化しようということを申し上げました。
 それからもう一つは、懲戒審査委員会の審査を経ているということを、私が甘過ぎるという指摘をしても判断を変えない理由にあげていたのですが、それは地方公務員法の考え方からいっても困るということを申し上げて、人事当局の皆さんと議論をし、この運用の仕方を変えようということになりました。最初は懲戒審査委員会の審議を経て、その結論を私のところに持ってきて、もう懲戒審査委員会の結論が出ているから、もう市長が何を言っても変えないというようなことだったのですが、それを改め、私にまず相談をしていただくと。それから懲戒審査委員会にかけると。懲戒審査委員会で法律判断の、あるいは過去の判例の観点から、どうしても私の判断には疑問があるということであればおっしゃっていただければいいと、そういうふうに手続を変えたわけです。
 ですから、何もしなかったわけではなくて、そういうふうに運用も強化をしましたし、原則こういう不祥事件については戒告とか減給とかが多かったのですが、停職処分を科すということにいたしました。
 ですから、一定の対応はしてきたわけです。しかし、そういう対応をしてきても、私が就任してからも、25年度の第4四半期、あるいは26年度、それから27年度ということで見ますと、わいせつ事案が後を絶たない。
 そういうことで、運用の改善だけではなくて、指針そのものを見直そうと。そして、こういう事案については原則として懲戒免職ということで、厳しい処分を科すということで抑止をしたいという考え方で臨みたいというふうに今回しようということです。


記者:
  運用を変えること自体はすぐできたこととして取り組まれていて、指針を変えること自体は何か手続的に時間がかかる要素というのがあるのでしょうか。


久元市長:
 いえ。運用を変えたけれども、なかなか後を絶たないので、今回処分の指針を見直すことにしたということです。この指針の見直しは私が決裁すればできることです。


記者:
 (資料に)「全職員に周知徹底し」とありますが、研修等行うのでしょうか。


久元市長:
 研修は何回もやっています。もういろんな形で研修は何回もやっています。ですから、この周知徹底するというのは、もう各局から、−普通なら行財政局長通知になるんだろうと思うんですが、−それとイントラネットでも周知をしたいと思います。


記者:
 他の自治体で、見直しのほうが一般的なのか、あるいは現行のほうが一般的なのかがわかれば教えてください。


久元市長:
 これはさまざまですね。それから教員と、市長部局、知事部局の職員と(処分内容を)違えているところ、同じにしているところがあります。
 かなり多くの自治体は、盗撮については免職、停職、減給、戒告と、いずれかの処分を、その内容に応じて選ぶことにしている団体が多いですが、一部の団体は−広島市ですかね、−免職、停職にしている場合があります。
それから、教員については一般的により厳しく規定している団体が多いです。
 ですから、原則、この盗撮で免職にするのは、自治体の中では−一番厳しいと言えるかどうかは自信がありませんが、−最も厳しいグループに属することになると思います。胸を張って言えることではなくて、情けないということです。


記者:
 (盗撮以外の)ほかのわいせつ行為については、他都市と同じ処分内容なのでしょうか。


久元市長:
 ほかのわいせつ行為については手元に資料はありません。


記者:
 痴漢、盗撮、のぞき等、わいせつ行為は原則、免職ですよね。


久元市長:
 はい、そうです。


記者:
 わいせつ物の頒布、陳列も原則免職なのですか。


久元市長:
 指針上、18歳以上の買春行為というのは、事実関係が確定すれば、その事実そのものははっきりしているわけですよ。痴漢・盗撮・のぞき等のわいせつ行為というのは、やはりその事案の内容はさまざまです。さまざまですから、一応免職または停職とはしているのですが、原則免職ということで臨みたいと。
 のぞき行為などというものも、事案によってはぎりぎり免職というのは過酷に過ぎるとか、そもそも懲戒処分というのは、事案の内容だけではなくて、その職員の普段の勤務成績とか、あるいは反省の度合いだとか、この事案が起きた周囲の状況とか、最高裁の判例によれば懲戒処分はいろんな要素を勘案して任命権者が処分の種類と処分の量定を決めると、こういうことになっているわけです。ですから、今回の判断は、わいせつ事案については任命権者の、−基本的には私ということになりますが、−判断を非常に狭めることに結果的にはなります。


記者:
 要するに、わいせつ物の頒布、陳列も原則免職ということでしょうか。


久元市長:
 原則免職ということです。

発表項目以外の質疑応答

保健相会合開催

記者:
 閣僚会合が(平成28年)9月11日、12日に、神戸で行うという発表がありましたが、大臣から、「エボラなどの公衆衛生の危機に対する国際的な体制づくりとか高齢化対策を取り上げたい」という話がありました。こうした議題について市長の受けとめと、9月までにテロ対策や市民への周知など、どういった課題があるかを教えてください。


久元市長:
 前も塩崎大臣に直接お会いをいたしまして、医療産業都市で行われている医薬品、あるいは医療機器の開発ということについてもぜひテーマに加えていただきたいということを申し上げました。
 エボラ出血熱については、日本にとっても神戸にとっても、どうやって未然に防ぐのかは大きな課題ですから、大変意義があることだと思いますし、それから神戸にはWHO神戸センターがありますから、私どもはWHOを通じて情報をもらっているという面もあります。ですから、神戸で開かれる保健大臣会合で、エボラ出血熱などの伝染病対策が議題になるということは、大変歓迎すべきことだと思います。
 あわせて、医療産業都市で行われているさまざまな研究、あるいは臨床研究や医療行為についても勘案していただければと思っています。
 そして、厚生労働省の発表では、厚生労働省も責任者が決められて体制もつくられると。神戸市も保健大臣会合体制をつくったと。厚生労働省との間でも、具体的なテーマについては神戸市の提案、要望もしながら私どもの考え方をテーマに反映していただけるように調整をしていきたいと思います。

選挙制度改革

記者:
 選挙制度の合区の関係で兵庫は議席が増えますが、それについてはどう受けとめていらっしゃいますか。


久元市長:
 与野党がそれぞれいろんな考え方がある中で、今回法案が成立して1票の格差の是正につながることは、選挙制度全体としてはいいことだと思いますし、兵庫県の場合には2議席増加になるということは、兵庫県民の意思を参議院、国政に反映できる度合いがより高まるということですから、これは歓迎したいと思います。