神戸市-KOBE-


定例会見 2015年(平成27年)2月9日

最終更新日
2015年2月16日

質疑

発表項目外の質疑応答

発表項目外の質疑応答

有馬温泉の無許可利用

記者:
 昨日から報道されてる「有馬温泉で、届け出せずに6施設ぐらい使っていた」件で、市が所有する有馬温泉の極楽泉源の湯量が減っていると。夏ぐらいまで使えないと。
 それについて市として何か対策を講じる考えがあるか教えてください。
 また、今回の問題は、湯を販売しているのも許可するのも神戸市でと、市のいろんな部署が関わっている中で起きている問題だと思うんですが、市として今回の問題の背景をどう考えていらっしゃるのか教えてください。



久元市長:
 極楽泉源については、これまでもお湯が出たり、出なかったりということを繰り返してきているようですね。
 それは、ここから出るお湯の泉質によって、管がつまるということが起きて、定期的にこれを点検しなければいけない。相当入念にやっているんですが、なかなかそこがうまくいかない時期があるということで、今のような状態になっているわけです。
 早急に極楽泉源の施設、管のつまりをなくす工事に入りたいと思っていまして、できれば6月ごろを目標に開始を進めていきたいと感じています。
 それから、今回のフルーツ・フラワーパークの泉源を結果的には無許可利用したということになるわけですが、当事者の意識としては、一時的な利用と考えていたという認識があったようです。既に許可をしっかりと取るようにと有馬温泉観光協会を通じて申し入れているところでして、早急に方策がとられるのではないかと感じています。
 確かに温泉法を所管している利用許可の担当部局、それから、フルーツ・フラワーパーク内の泉源につきましては、神戸市が泉源を所有していて、外郭団体に管理を委託しているということで、両方に神戸市が関わっているわけですね。
 そういう意味から言いますと、1つは、非常に現場の作業であったので、本庁のところまでしっかり情報が上がっていなかったのではないかということ。
 それから、両方の部局、局がまたがっているわけですが、局がまたがっているということで、連携不足であったのではないかということが原因であると考えられますから、そういう点については早急に直すべきところは直していかなければいけないと思います。

神戸空港について

記者:
 神戸空港について伺います。
 神戸空港について、コンセッション(民間事業者に運営権を譲渡すること)への準備をされるということでしたが、このコンセッション以外に規制緩和とか利活用に向けての神戸空港の活性化に向けて当面やることについて教えてください。
 あと、神戸空港の路線について、スカイマークの破綻で、3月以降に一旦減便したものを戻すことを公表されていますが、計画どおりにならずに、減便がそのまま続いた場合、航空会社への働きかけなどの対策をとられるのかどうか、この2点を教えてください。



久元市長:
 これはずっと繰り返し申し上げているんですが、神戸空港の利活用、規制緩和、30便という上限、あるいは、運航時間が午前7時から午後10時までになっているという規制をどうやって撤廃するのかということは、3空港を一体運用することが有力な選択肢の1つだと。
 つまり、1つの運営会社が3空港の一体運用をすれば、それぞれの空港をどう上手に使うのかということを当然考えるわけで、神戸空港だけではありませんが、関空、伊丹、神戸空港、それぞれの特性を生かしてどううまく使うのかを考えていくことに当然なると思うんです。
 そういうことからいいますと、このコンセッションを円滑に進めることが大変重要だと思います。
 そのためには、関空、伊丹のコンセッションが順調に進むことを前提にして、スケジュールを慎重に見ながら、決まった運営会社に対して神戸空港の運営権を譲渡するという手続に、時機を失することなく入れる予算措置が必要だということで、今回、2億円の予算をお願いしたいと考えているわけです。
 従いまして、神戸空港の規制緩和、利活用は、3空港一体運用、コンセッションを円滑にしていくことが大変重要なんですが、それ以外の方策としましては、搭乗率の向上を図っていかなければなりません。
 それから、神戸空港の乗客数、利用者の増を図っていく必要があるわけです。そういう意味からいうと、例えば機材の大型化につきましては、ANA(全日本空輸株式会社)に3月29日から10月24日までの夏ダイヤで大型機材を導入していただくことになっていまして、こういう努力も、神戸空港の乗客数の増加、利用者の増加にも資するのではないかと今感じています。
 それから、減便とは受けとめていません。ある意味での一種の運休のようなものだと思っていまして、3月28日まで運休すると。
 3月29日からは21便に戻していただけると聞いていますので、一時的なものではないかと感じています。
 同時に、スカイマークについて、神戸空港の今後の運用あるいはコンセッションに影響があるのではないかというご意見もあるんですが、私どもは、航空会社の経営の問題と神戸空港の利活用の問題は、違う問題だろうと感じています。
 神戸空港を利活用していただくことが、スカイマークの民事再生法に基づく経営再建にもおそらくつながっていくだろうと思いますから、そういう方向で考えて、つまり、私どもがしっかりと神戸空港の利活用を3空港一体運用をめざして着実に進めていくということは、とりもなおさずスカイマークの経営再建にも資する面があると思います。
 それで、スカイマークの有森社長からは、神戸空港を西の拠点として位置づけると聞いていまして、ぜひ引き続きこの21便体制で運航していただきたいと考えていますが、その一方で、現在就航している、ANA、あるいはソラシドエア、エア・ドゥからも、神戸空港をより一層活用することができないかといったお話も聞いているところです。
 その他にも、神戸空港に関心を持つ別の航空会社から夏期のチャーター便の利用の打診という動きもあることもあわせて申し添えておきたいと思います。



記者:
 神戸空港の関連で、空港島の話です。造成費用の起債償還で、市が償還財源としている土地の売却ですが、今年度は、実績としてはなかったと思いますが、それを踏まえて今後どのように土地売却を進めていくのかと教えてください。



久元市長:
 空港島の起債残高が平成25年度末で948億円、平成26年度末で900億円、それから平成27年度末で850億円ということで、残高としては減っています。
 その一方で、平成26年度については売却した用地はないわけです。
 全体として見ますと、空港島だけを見れば売れ残っているところはまだたくさんあるんですが、神戸市が造成した企業向けの用地全体から見れば、かなり順調に売却ができていると感じています。
 空港島については、短期的に見れば確かにまだあいているところがたくさんあるわけですが、3空港一体運用という方向で神戸空港の利活用が図られることになれば、この空港島の土地はかなりポテンシャルを持つことになりますので、コンセッションに向けて着実な歩みを行っていくことが、とりもなおさずこの空港島の用地の売却にも資することになると感じています。