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アメリカ軍の空襲記録 作戦日程
アメリカ軍の空襲記録 作戦任務要約
アメリカ軍の空襲記録 作戦任務報告
1945年2月4日
1945年2月4日 作戦概要
1945年2月4日 神戸の意味
1945年2月4日 投下爆弾
1945年2月4日 航跡図
1945年2月4日 空海救助計画図
1945年2月4日 損害評定
1945年3月17日
1945年3月17日 作戦概要
1945年3月17日 神戸の意味
1945年3月17日 投下爆弾
1945年3月17日 航跡図
1945年3月17日 空海救助計画図
1945年3月17日 損害評定
1945年5月11日
1945年5月11日 作戦概要
1945年5月11日 神戸の意味
1945年5月11日 投下爆弾
1945年5月11日 航跡図
1945年5月11日 空海救助計画図
1945年5月11日 損害評定
1945年6月5日
1945年6月5日 作戦概要
1945年6月5日 神戸の意味
1945年6月5日 投下爆弾
1945年6月5日 航跡図
1945年6月5日 空海救助計画図
1945年6月5日 損害評定
1945年8月6日
1945年8月6日 作戦概要
1945年8月6日 神戸の意味
1945年8月6日 投下爆弾
1945年8月6日 航跡図
1945年8月6日 空海救助計画図
1945年8月6日 損害評定
6月5日の爆撃

 6月5日 作戦概要 作戦要約(Mission Summary)から

作戦任務第188号(Mission Summary)
Mission Summary(作戦任務第188号)
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要約
作戦任務第188号
1,日付:1945年6月5日
3,目標:神戸市街地(90.25-11)
5,出撃爆撃機数:530機
6,第1目標爆撃機数の割合:
    89.87%(第1目標473機)
7,第1目標上空時間:
    6月5日7時22分〜8時47分
8,攻撃高度:13,650〜18,800フィート
        (約4160 〜5730m)
10 ,損失機数:11機
11 ,作戦任務の概要:
 市の約3.8平方マイル(約9.8 km2)と神戸の東方0.5平方マイル(約1.3 km2)を破壊した。番号を付した工業目標9か所に損害を与えた。市の損害累計は8平方マイル(約20.7 km2)、市の建物部分の約51%。

 6月5日 神戸の意味 アメリカ軍からみた神戸 作戦任務報告第188号から

作戦任務報告 第188号(Tractical Mission Report)
作戦任務報告 第188号
(Tractical Mission Report)
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要約
a.作戦開始日の選定
 前回の神戸への焼夷弾攻撃(作戦任務第43号)は、重要な工業目標を含む神戸の一定区域に損害を与えることができなかった。他の都市地域への攻撃での経験から、もう一度焼夷弾攻撃を行えば、神戸を焼夷弾攻撃目標からはずせるであろうと考えられた。別の焼夷弾攻撃目標への攻撃計画が立案されていたが、神戸の天気予報が良好であったので、6月5日に集中的打撃を与えることが決定された。

要約

b.目標の重要性
 神戸は、日本の最も重要な輸送中枢であり、重工業、造船業並びに船舶業者が多く存在している。この作戦任務に割り当てられた目標地域は、いくつかの大きな製鉄工場、ゴム工場、重要な鉄道駅、商業地区の一部と建築物密集地域を含んでいる。

 6月5日 爆弾投下 神戸に投下された爆弾 作戦任務報告第188号から

作戦任務報告 第188号より
作戦任務報告 第188号より
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要約
神戸に投下された爆弾
 M47A2焼夷弾は、瞬発弾頭による起爆装置をセット。
 T4E4破砕集束弾は、目標区域内にいる編隊の全機より下で作動するのを確保するために、機下3000フィート(約910m)で作動するように起爆装置をセット。
 M69焼夷弾(E46集束焼夷弾)は最適な貫通力と弾着角度を確保するために、目標上空5000フィート(約1520m)で作動するように起爆装置をセット



要約

この昼間の焼夷弾攻撃は、横浜への攻撃とほぼ同じように計画。主な違いは、爆撃高度が、横浜攻撃では18000フィート(約5490m)又はそれ以上、神戸では11000〜15000フィート(約3350〜4570m)の範囲であったこと。

 6月5日 航跡図 マリアナ基地から神戸へ 作戦任務報告第188号から

作戦任務報告 第188号より 航跡図2
作戦任務報告 第188号より 航跡図1
作戦任務報告 第188号より 航跡図1
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 6月5日 空海救助計画図 マリアナ基地から神戸へ 作戦任務報告第188号から

作戦任務報告第188号より 空海救助計画図
作戦任務報告 第188号より 空海救助計画図
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海軍にはこの作戦任務の詳細が伝達され、潜水艦4隻、大型救助機4機、洋上艦艇3隻と救助艇が空海救助任務に割当てられた。

爆撃機1機が、敵機に激突された後、日本の海岸から2マイル(約3220m)離れた海上に不時着した。11名の乗組員のうち、5つのパラシュートが開くのが見られた。このうち、4名の乗組員は潜水艦によって救助された。

● 潜水艦
○ 水上艦艇
▲ 海上救助機
△ 超大型救助機



 6月5日 損害評定 作戦任務報告第188号から

第V部.損害判定報告
1.要約
a 1945年6月5日、第21爆撃機軍団作戦任務188号の結果生じた神戸の損害は、合計4.35平方マイル(約11.3 km2)すなわち市街地の約28%に達した。

b.工場に与えた損害には、破損ないし壊滅した番号のついている目標17ヵ所が含まれる。

c.現在、神戸に与えた損害合計は、8.75平方マイル(約22.7 km2)すなわち市街地の約56%である。以前に神戸市に与えた損害が再測定され、神戸市の復元したモザイク地図に再記入された。

作戦任務報告 第188号より 損害評定
作戦任務報告 第188号より 損害評定
作戦任務報告 第188号より 損害評定
作戦任務報告 第188号より 損害評定
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2.損害統計概要
a 今度の攻撃による損害の概要

要約
平方マイル(km2)
市街地面積 15.7(約40.7)
同 壊滅面積 4.35(約11.3) 28
第一焼夷弾攻撃地区面積 3.65(約9.5)
同 壊滅面積 1.14(約3.0) 31
第二焼夷弾攻撃地区面積 4.7(約12.2)
同 壊滅面積 1.3(約3.4) 28
目標地域(90.25-3628) 1.5(約3.9)
同 壊滅面積 0.57(約1.5) 38
目標地域(90.25-3629) 1.4(約3.6)
同 壊滅面積 0.5(約1.3) 36



作戦任務報告 第188号より 損害評定
作戦任務報告 第188号より 損害評定
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要約
目標
番号
目標名称 以前の
損害
現在までの損害合計
4 湊川火力発電所 30%破壊
5 神戸製鋼 小建物5棟破壊 小さい建物五棟破壊。点在する家屋破損。
6 神戸製鋼 小建物数棟 破壊 50%破壊
7 川崎重工 分散した小規模破損
11 川崎車両 小規模な損壊 分散した小規模破損
14 日本ダンロップ 100%破壊
17 ライジングサン石油 10%破壊 10%破壊 10%破損
22 神戸港第一地区 10%破壊 20%破壊。分散した小規模破損
538 鉄道省鷹取工場 35% 破壊
1719 日本エアーブレーキ 60% 破壊
1745 川西機械 10%破壊 40% 破壊
1747 沖電気 100%破壊 100%破壊
1762 川崎重工業 10%破壊。分散した小規模破損
1768 神戸製鋼所 小建物4棟破壊 小建物4棟破壊。分散した小規模破損
1755 川崎重工業 15%破壊
2142 神戸ガス 小規模破損
XXI 5028 神戸ガス 80%破壊。20%小規模破損
XXI 5039 神戸ガス 25%破壊 80%破壊