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新修神戸市史編纂事業

   市制100周年を記念して、神戸の歴史をふり返り、次世代に向けた文化遺産とするため、昭和57年度から「新修神戸市史」の編集を行い、これまで10巻を刊行してきました。

このたび、第11巻目となる「産業経済編W 総論」を発刊する運びとなりました。これにより、既刊の「第一次産業」「第二次産業」「第三次産業」と併せ「新修神戸市史 産業経済編」は完結しました。

新刊のご紹介
新修神戸市史「産業経済編W 『総論』」

 ◆本巻の特色◆

(1) 第T編(神戸の経済発展)と第U編(神戸の都市発展と産業経済)の二部構成から成り立っています。

(2) 第T編は、「第一次産業」「第二次産業」「第三次産業」を開港から現   在まで、年代ごとにまとめました(通史)。これによって、開港に始まる   神戸の産業と経済の動きを鳥瞰的にたどることができます。

(3) 第U編は、編集委員等がそれぞれのテーマ(例、神戸港、一次産業、  観光、デザイン、災害等)に沿って記述し、神戸の歴史的特徴をより明  らかにするように努めています(各論)。
 (例)
・「企業と企業家」(第4章)では、神戸に基盤をおいた企業と企業家     とその特徴を記述
・「都市観光地神戸の生成と発展」(第7章)では、神戸の観光の重     要性と都市観光のもつ特徴を記述

(4) 神戸市文書館所蔵の史料等を出来るだけ使用しました。
  (例)
・口絵では、「文久年間兵庫及神戸之絵図」、「帝釈鉱山の黄銅鉱」、「第1回みなとの祭宣伝用資材」、「兵庫県軍政部通達」等
・本文中では「灘公設市場平面図」「弁天浜搬出場平面図」等

既販神戸市史の紹介

新修神戸市史「歴史編U 『古代・中世』」

この巻の編集事業では、史料・文化財の調査を行いましたが、その際の調査成果を広く市民の方々や研究者に公開しながら、同時に編纂を進めるという手法をとりました。 歴史講演会3回、展示会2回、発行記念講演会を開催して、多くの市民の方に参加いただくことができました。

 ◆特徴的な記述◆

@古代における政治過程や交通の歴史、また大輪田の泊の姿、中世の日宋貿易や日明貿易の舞台となり、国内交通の要衝として繁栄した兵庫津の有様などを、盛り込んで紹介しています。
A現在の市域を形成した各地の荘園のくらし、有馬温泉の歴史、市域
に点在する名刹や仏教文化の発展、また多くの文化財などを紹介しています。
B神戸が戦場となった一ノ谷合戦や湊川合戦をはじめ、悪党の襲撃、室町・戦国の騒乱などの惨禍と、そこから立ち上がる人々の姿を描いています。 C先年阪神・淡路大震災を経験しましたが、古代・中世の自然災害を分析していることも本書の特色です。

「歴史編II 古代・中世」の編纂の過程で明らかになった成果
2008.1.16up
「山田出張所文書」の
「管領斯波義将施行状」

 「山田出張所文書」は、かつて神戸市北区役所山田出張所に保管されていた文書群です。そのなかには室町時代の「管領斯波義将施行状」が含まれていますが、震災による『歴史編II古代・中世』の編集中断によって、活用されないままとなっていました。このたびの編集再開に伴う館架蔵文書群の再調査によって、ようやく日が当てられることになりました。 内容を読む

2007.2.2up
市史の調査で新たに判明した
淡河石峯寺関連史料

 このたび新修神戸市史では神戸市北区淡河(おうご)の石峯寺(しゃくぶじ)の調査をおこないました。ここでは、中世文書を中心に、今回の調査で判明した新出史料を紹介します。 内容を読む

2006.10.30up
新たに公開された
京都大学総合博物館所蔵「宝珠院文書」と神戸

 このたび新たに公開された京都大学総合博物館所蔵「宝珠院文書」には、長洲荘(現尼崎市)や兵庫関に関係する中世文書が含まれており、神戸の歴史を知る上で興味深い史料群です。ここでは、この史料群から新たに明らかになったことをいくつかご紹介します。 内容を読む