福祉人材の養成確保を図っていくことを目的として、平成5年4月、「社会福祉事業に従事する者の確保を図るための措置に関する基本的指針」(旧指針)が、厚生大臣より告示されました。
その後、福祉・介護サービスを取り巻く状況は大きく変化しており、少子高齢化の進行や世帯の構成の変化、国民のライフスタイルの多様化等によってニーズがさらに増大したことに加え、質的にもより多様化・高度化している状況にあります。
また、福祉・介護サービス分野においては、離職率が高く、常態的に求人募集が行われるなど、人材不足の状況も生じています。
このような状況を受けて、将来にわたって福祉・介護ニーズに的確に対応できる人材を安定的に確保していく観点から、国の社会保障審議会福祉部会での審議を経て、平成19年8月28日に新指針が告示されました。
新指針の詳細については、 厚生労働省のホームページ をご覧ください。
国の新人材確保指針においては、市の役割として、都道府県の取組と連携し、広報活動等を通じて、福祉・介護サービスの意義や重要性についての啓発に努めるとともに、従事者に対する研修の実施、関係団体等のネットワークの構築など、が示されています。
神戸市では、この趣旨に基づき、以下の取組みを進めています。
若い世代へ介護の仕事の魅力や意義を理解してもらうため、中学生を対象に、介護施設の職員等が出前授業を実施しており、介護の仕事をPRすることにより、介護の仕事の意義の啓発とイメージアップに努めています。
市民福祉大学では、市民がより福祉への関心を深めることができ、また、福祉施設等の従事者がより仕事の専門性を高めることができるよう、様々な研修・講座を開催しています。
市民福祉大学の詳細については、神戸市社会福祉協議会のホームページをご覧ください。
介護保険施設で介護等に従事する3年目の職員を対象として、他施設職員との意見交換や共同研究をしていただくことにより、職場内外での仲間づくりの促進を図るとともに、現職場で継続して働く意欲を高め、さらには介護職場の活性化を図ることを目的として、「スキルアップ・福祉の仲間づくり研修」を実施しています。
神戸市では、兵庫県や兵庫労働局、社会福祉事業の経営者団体や福祉専門職の職能団体で構成する兵庫県福祉人材確保推進協議会に参加し、関係機関・団体とのネットワークの構築や情報共有などを行っています。
当協議会では、「人に寄り添い、支える」福祉・介護のしごとの魅力を感じていただくために、平成23年10月から12月にかけて、「ひょうご福祉・介護のしごと魅力発見キャンペーン2011」を展開し、介護の仕事ガイダンスや福祉講演会など様々なイベントを開催しました。
福祉職場への就職を希望する学生や求職者を対象に、専門性を持つ福祉人材確保を目的とした「福祉の就職総合フェア」(兵庫県社会福祉協議会等主催)が、平成24年2月28日に神戸サンボーホールにて開催されました。