神戸市-KOBE-


資金運用に関するQ&A

最終更新日
2016年8月18日

神戸市の資金運用について、よくあるご質問への回答を掲載します。

1.資金運用はどのような商品で行っていますか?

日々の支払いに充てる支払準備金については、指定金融機関の別段預金口座(注)に預けています。

それ以外の余裕資金については、今後の資金需要を考慮しながら、大口定期預金等の定期性預金や国債、地方債、政府保証債等の債券等の元本が保証された商品で運用しています。

運用期間は、定期性預金については3か月を基準に運用し、債券については1年未満から20年まで各種年限を組み合わせて運用しています。

(注)
別段預金口座:普通預金や当座預金と同じ決済用預金の口座で、神戸市公金の収納や支払に使用されています。本市の別段預金には、普通預金と同じ金利の利息が付きます。

2.基金にはどのようなものがありますか?

水道事業基金、交通事業基金を除き、平成27年度末に神戸市には25の基金があります。残高の合計は3,541億円で、そのうち約3分の2の2,426億円が将来の市債の償還に備えて償還財源を積み立てている公債基金です。

3.資金運用をするにあたって、預金の預け先や、債券の購入先をどのように決定していますか?

預金については、健全性が確認できる金融機関に対して引き合いを行い、最も高い利率を提示した金融機関に預け入れることとしています。

債券については、預金と同様に金融機関に対して引き合いを行い、最も高い利回りを提示した金融機関から購入することとしています。

4.年間の運用収入はいくらですか?

平成27年度の運用収入は、18億5,000万円(運用利回り0.36%)です。

5.神戸市が保有している仕組債とはどのようなものですか?

神戸市は、公債基金(平成27年度末残高2,426億円)において元本が保証された165億円の仕組債を保有しています。

165億円のうち150億円については、20年国債の固定金利を円ドル為替相場に連動する変動金利で受け取るようにした商品で運用しています。受け取る金利は、商品によって若干異なりますが、半年毎に設定されている金利判定日に円ドル為替相場が1ドル100〜101円程度であれば、それまでの半年間が2〜3%程度になり、概ね1ドル97〜98円程度であれば、それまでの半年間が0%になります。運用期間は、最長で20年間ですが、受け取った利息の累計が一定額に達した時点で運用が終了し、元本が早期償還されます。

残りの15億円については、他の地方公共団体が発行した地方債の変動金利を固定金利(2.215%)で受け取るようにした商品で運用しています。運用期間は19年間で固定です。

6.仕組債で資金運用することについて、法的に問題はないのですか?

地方自治法第241条第2項において、基金は「確実かつ効率的に運用しなければならない」とされており、また地方財政法第8条において、「地方公共団体の財産は、常に良好の状態においてこれを管理し、その所有目的に応じて最も効率的に、これを運用しなければならない」とされています。
これらは、ともに元本が保証された運用であれば合法と解釈されており、神戸市が保有している仕組債は、全て元本が保証されたものであることから、法的に問題はありません。

7.なぜ公債基金で仕組債を導入したのですか?

公債基金とは、将来の市債の償還に備えて、償還財源を積み立てている基金です。平成27年度末の残高は2,426億円であり、今後も同程度で推移すると見込んでいます。

公債基金の運用収入は市債の利払いに充てており、市税等の一般財源負担の軽減を図るため、効率的な資金運用に努めています。

昨今の低金利時代に運用収入を確保する方法を検討した結果、資金運用の多様化を図ることとし、より有利な運用が期待でき、かつ元本が保証されている仕組債を市債の償還に支障のない範囲(当時の公債基金残高の1割程度)で導入しました。

8.仕組債の評価損が発生しているという報道がされましたが、本当ですか?

公債基金では仕組債を満期保有目的で運用しているため、中途解約による売却損が生じることはありません。また、国債、地方債によって元本が保証された商品であることから、償還日に償還額が元本を下回ることもありません。

なお、公会計上、基金が満期まで所有する意図をもって保有する債券については、取得価額で評価できることとされています。