鵯越の逆(坂)落とし(ひよどりごえのさかおとし)

最終更新日
2009年3月25日

源平合戦の英雄・源義経(みなもとのよしつね)が「一の谷の戦い」を大勝利に導いた、有名な「鵯越の逆(坂)落とし(ひよどりごえのさかおとし)」ですが、それが行われた場所については説が分かれています。

一つは「平家物語」や昔からの言い伝えなどにより、一の谷の背後にある鉄拐山(てっかいさん)の東南の斜面であるという説で、もう一つは現在も地名として残っており神戸電鉄の駅名にもなっている北区「鵯越(ひよどりごえ)」であるという説です。
どちらの説もそれぞれ、地形や義経軍の進路、平家の軍勢の配置、平家物語などの記述をはじめ、さまざまな角度から考証がなされており、現在も決め手を欠いていますが、逆に歴史を推理する楽しみを残してくれているといえます。

いずれにせよ、「鵯越の逆(坂)落とし」は平家の予想を裏切る奇襲作戦だったようで、平家物語には「およそ人間のしわざとは思えないことだ」と記されています。

文学的な誇張は当然あるにせよ、当時の人々に相当な衝撃を与えたからこそ、現代にも語り継がれているに違いありません。

鵯越の坂落し

場所

一の谷古戦場「戦(いくさ)の浜」碑(須磨区一の谷町5 須磨浦公園内)

交通

一の谷(山陽電鉄須磨浦公園駅から東に徒歩5分)

見学

自由