*神戸市立博物館の最新情報など当館の休館日・料金・様々な設備などについて常設展示の説明です特別展示案内です当館所蔵の名品を紹介します学校関係者は必見です当館独自の展示・普及・資料保存活動について阪神大震災当時の当館の状況神戸市ホームページへ
目次▼展覧会予定過去の特別展年代分野自主企画過去の企画展
特別展
遥かなるルネサンス 天正遣欧少年使節がたどったイタリア

ビア・デ・メディチの肖像 平成29年(2017)4月22日(土曜日)
    〜7月17日(月曜日・祝日)《75日間》


開館時間:
 9時30分〜17時30分
 (土曜日は19時まで、入館は閉館の30分前まで)

休館日:
 月曜日[ただし、7月17日(月曜日・祝日)は開館



ブロンズィーノ
《ビア・デ・メディチの肖像》1542年頃
 ウフィツィ美術館
©Gabinetto Fotografico delle Gallerie degli Uffizi

 16世紀、キリスト教の世界布教にともない宣教師が日本にもやってきます。イエズス会士ヴァリニャーノは、日本における布教をさらに深めるために、日本人信徒をヨーロッパに派遣します。後世に名高い「天正遣欧少年使節」です。使節に選ばれた伊東マンショら4人の少年たちは、1582年に長崎からイタリアに向けて旅立ち、ローマで教皇グレゴリウス13世に謁見(えっけん)、訪問する各地で手厚いもてなしを受けました。
 本展では、天正遣欧少年使節が訪れたイタリア各地の都市の芸術を紹介し、彼らの足跡をたどります。ブロンズィーノやティントレットの絵画作品を始め、タピスリー、陶器、ガラスなどの工芸品や書簡資料など、約70件の資料が当時のヨーロッパを追体験させてくれることでしょう。

  ★神戸市立博物館フェイスブックページはこちらです

    会場の神戸市立博物館の所在・交通


  ※展覧会公式ホームページはこちらです。

★★報道関係の皆様へ★★
開会式や記者内覧会の日程、展覧会広報のための作品写真の掲載・提供は、
記者提供資料をご覧ください。

展覧会の構成と主な出品作品

出品点数約70件
 ※出品目録はこちら

 天正遣欧少年使節一行は、スペインを経由して、1585年3月1日にリヴォルノ港に到着し、イタリアへの第一歩を印しました。本作はクリストーファノ・ガッフーリの手によって、3年の歳月をかけて製作された象嵌(ぞうがん)細工のテーブルで、メディチ家の庇護(ひご)のもと発展した、貴石(きせき)加工技術の粋を見ることができます。
リヴォルノ港の景観
大公の工房、クリストーファノ・ガッフーリ
(ヤコポ・リゴッツィの作品に基づく)
《リヴォルノ港の景観》1601‐04年
 ウフィツィ美術館
©Gabinetto Fotografico delle Gallerie degli Uffizi


ヨーロッパ内外にセミナリオを設立するグレゴリウス13世
ローマの画家
《ヨーロッパ内外にセミナリオを設立するグレゴリウス13世》
16世紀末‐17世紀初頭
グレゴリアン大学


 画面中央の天蓋(てんがい)の下に座った教皇グレゴリウス13世が、世界各地でのセミナリオ設立の意思を、イエズス会士たちに託(たく)す場面が描かれています。跪(ひざまず)くイエズス会士が教皇から渡されている書類には「日本(ヤポニクム)」の文字も見えます。本作はグレゴリウス13世が援助したローマ学院(現在はグレゴリアン大学)のために描かれました。
マヨリカ陶器はイスラム文化の影響を受けたスペイン発祥の工芸品で、イタリアでは15世紀に最も生産が盛んになりました。錫(すず)の釉薬によって生み出された独特の白地の背景に鮮やかな深みのある暖色を塗り重ねることで見事な色彩のコントラストが生まれています。本作は、ウルビーノで最後の大工房であったパタナッツィ工房で制作された貴重な製品です。
市民を救うカエサルが描かれた大皿
ウルビーノ窯、パタナッツィ工房
《市民を救うカエサルが描かれた大皿》
1580‐90年頃 マヨリカ陶器
バルジェッロ美術館
©Gabinetto Fotografico delle Gallerie degli Uffizi
伊東マンショの肖像
ドメニコ・ティントレット
 《伊東マンショの肖像》 1585年
 トリヴルツィオ財団

 1585年6月に天正遣欧少年使節がヴェネツィア共和国を訪問した際に、元老院によってヤコポ・ティントレットに発注された肖像画。のちに息子のドメニコが完成させたものです。同時代の文献から、肖像画が発注されたことは知られていましたが、絵画の存在は不明のままでした。しかし、2014年にトリヴルツィオ財団の調査によってその存在が確認され、大きな話題となりました。


 本作は、王女レダに恋した神ユピテルが白鳥の姿に変身し、彼女と交わるというギリシャ神話の物語の場面を描いたもので、イタリアルネサンス期によく描かれた主題でした。本作では、ヴェネツィア派を代表する画家ティントレットの絵画様式の大きな特徴である豊かな色彩と明暗の対比を見ることができます。
レダと白鳥
ティントレット(ヤコポ・ロブスティ)
《レダと白鳥》1551−55年
ウフィツィ美術館
©Gabinetto Fotografico delle Gallerie degli Uffizi

ヴィンチェンツォ1世・ゴンザーガの冑
ポンペオ・デッラ・カーザに帰属
《ヴィンチェンツォ1世・ゴンザーガの冑》
1584年頃
トリノ王立兵器博物館
©Musei Reali di Torino - Armeria Reale
使節一行は、ローマを出立後、マントヴァの町を訪れました。町ではマントヴァ公の息子ヴィチェンツォ1世が彼らをもてなしました。別れ際、ヴィンチェンツォ1世は彼らに贈り物をしましたが、そのなかには「黄金の飾りが付いた鋼鉄の鎧」があり、一行はその鎧の堅牢(けんろう)さと美しさに感嘆したといいます。その鎧はこの冑(かぶと)のように光り輝くものだったのかもしれません。

 1585年3月にローマ教皇との謁見(えっけん)を無事終えた使節一行は同年6月に帰路に就き、ヴェネツィア訪問ののち、6月にゴンザーガ家が支配するマントヴァ公国を訪れています。当時のゴンザーガ家の当主はグリエルモ・ゴンザーガで、使節はここでも大いに歓待されています。本資料は、マントヴァのあとに訪れたミラノにおいて、使節の正使である伊東マンショがマントヴァ公子のヴィンチェンツォに宛てた感謝の手紙です。

伊東マンショからヴィンチェンツォ・ゴンザーガにあてた手紙
《伊東マンショからヴィンチェンツォ・ゴンザーガにあてた手紙》
1585年8月2日付
マントヴァ国立文書館、ゴンザーガ文書館
©Mantova, Archivio di Stato



主  催:神戸市立博物館、神戸新聞社、MBS、朝日新聞社
後  援:外務省、イタリア文化財・文化活動・観光省、イタリア大使館、イタリア文化会館、
      サンテレビジョン、ラジオ関西
協  賛:アリタリア−イタリア航空、アルテリヤ、ヤマトロジスティクス
特別協力:ウフィツイ美術館
企画協力:東京富士美術館

★入館料(企画展、常設展も合わせてご覧いただけます)

当日券 前売券 団体券(20名以上)
一   般 1,300円 1,100円 1,100円
大学生 900円  700円
高校生 700円  550円
小・中学生 500円  350円

※65歳以上で「神戸市すこやかカード(老人福祉手帳)」持参の方は当日一般料金が半額。
※障がいのある方は障がい者手帳などの提示で無料。
※小中学生で「のびのびパスポート」をお持ちの方は、同パスポートの提示により無料。
※前売券は平成29年4月21日(金曜日)まで販売

★関連イベント★

◆記念講演会

(1) 平成29年(2017)4月30日(日曜日) 14時〜15時30分
 「ルネサンスからマニエリスムへ」
  講 師:岡田 温司 氏(京都大学大学院 教授)
(2) 平成29年(2017)5月14日(日曜日) 14時〜15時30分
 「ヨーロッパの知識を日本に伝える―天正遣欧少年使節の背景と意味するもの―」
  講 師:シルビオ・ヴィータ氏(京都外国語大学 教授)
(1)(2)いずれも
会 場:神戸市立博物館 地階講堂
定 員:各日160人
※聴講無料(ただし、本展観覧券が必要。当日、13時より講堂前で入場整理券を配布します。)

◆コンサート

平成29年(2017)4月23日(日曜日) 14時〜15時30分
「イタリアを訪れた天正遣欧少年使節団と当時の器楽曲(1585〜1613年)」
演  奏:アカデミア・デル・リチェルカーレ
会  場:博物館 地階講堂 定員:当日先着順(各日定員160名)
参 加 費:聴講無料(本展観覧券が必要) ※当日13時から講堂前で入場整理券を配布

◆イヴニング・レクチャー(学芸員による展覧会の見どころ解説)

■日 時:会期中の毎週土曜日 午後5時から約30分
■会 場:神戸市立博物館 地階講堂
■定 員:160名
※聴講無料(ただし、本展観覧券が必要。各当日先着順です。)

◆ジュニアミュージアム講座(展覧会関連の参加型ワークショップ)

(1) 平成29年(2017)5月28日(日曜日) 10時〜12時
 「きみだけの仮面舞踏会マスクをつくってみよう!」
(2) 平成29年(2017)6月25日(日曜日) 10時〜12時
 「天正遣欧少年使節を屏風絵にえがいてみよう!」
 (1)(2)いずれも
対  象:小学4年生〜中学生
定  員:各回20名(応募多数の場合は抽選)
参 加 費:500円【ただし、付き添いの保護者の方は入館料(団体割引適用)が必要です。】
◎申込方法
・往復葉書に希望講座の講座名、参加希望の子供全員の名前、学年、電話番号、返信用の宛名を
 記入し、「神戸市立博物館 子供プログラム係」まで郵送。
・1枚の葉書で、本人を含めて3名まで申し込み可。その場合、参加希望の子供全員の名前を記入。
・1枚の葉書で複数の講座への申し込みは不可。
 申込先:〒650−0034 神戸市中央区京町24番地 神戸市立博物館 子どもプログラム係
【しめきり】ジュニアミュージアム講座:(1)5月13日(土曜日)/(2)6月10日(土曜日)※いずれも当日消印有効

◆こどもの日スペシャル

《子供向けのやさしい解説会のあと親子で展覧会を鑑賞します》
日  時:5月5日(金曜日・祝日) 
午前の部=10時30分〜12時/午後の部=14時〜15時30分(※解説会30分)
対  象:小中学生の子供とその保護者
定  員:各回先着50組(当日受付)
参 加 費:無料【ただし入館料が必要】
参加方法:各回開始30分前から地階講堂前で整理券を配布

広報用画像のお問い合わせ

特別展「遥かなるルネサンス 天正遣欧少年使節がたどったイタリア」PR事務局
(TMオフィス内)担当:馬場、石原、清水
〒541-0046 大阪市中央区平野町4-7-7 平野町イシカワビル8階
TEL:06-6231-4426  FAX:06-6231-4440 e-mail:harukanaru@tm-office.co.jp
トップ利用案内常設展示▲特別展示名品撰学校との連携学芸活動大震災
 神戸市立博物館 〒650-0034 神戸市中央区京町24
 電話 078-391-0035
 メール
博物館サイトの作成責任者:博物館学芸課長 小野田一幸
Copyright 2002〜  City of Kobe
      Kobe City Museum all right reserved