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神戸開港150年プレイベント
松方コレクション展 ―松方幸次郎 夢の軌跡―


平成28年(2016)
 9月17日(土曜)〜11月27日(日曜)〈62日間〉


開館時間:
 9時30分〜17時30分(土曜日は19時まで、
入館は閉館の30分前まで)

休館日:
 月曜日(ただし、9/19、10/10は開館)、
9/20(火)、10/11(火)

展覧会公式ホームページはこちら

フランク・ブラングィン《松方幸次郎肖像》
松方家蔵 © David Brangwyn

 この秋、神戸市立博物館では「松方コレクション展 ―松方幸次郎 夢の軌跡―」を開催します。

 松方幸次郎(1865〜1950)は鹿児島に生まれ、アメリカのラトガーズ大学、エール大学に学びました。現在の川崎重工業株式会社、神戸新聞社の初代社長で、神戸にとどまらず、日本の近代産業の発展に尽力した実業家でした。
 その一方で、松方幸次郎は「松方コレクション」と称される西洋美術の一大コレクションを形成した大収集家として知られています。彼は20世紀初頭、本格的な西洋美術に触れることができなかった日本人のために、上質の美術作品を日本に紹介したいと考え、第一次世界大戦中の1916年から1927年までの11年間、ヨーロッパで多くの美術品を、私財を投じて収集しました。また、浮世絵のコレクションを一括してフランスで購入し、日本に里帰りさせました。
 美術館の建設も計画されましたが、1927年の金融恐慌のあおりを受けて、やがて日本にもたらされた膨大な作品は散逸してしまいました。浮世絵のコレクションは、一括して帝室博物館(現東京国立博物館)に移管され、現在に至っています。関税の問題から、日本に運ぶことができずフランスに残され、第二次世界大戦をくぐりぬけた絵画・彫刻370余点のコレクションは、戦後、交渉を重ねて、1959年、留め置かれた19点を除いてフランスから「寄贈返還」されました。このコレクションを中心に、上野に国立西洋美術館が設立され、現在に至っています。

 本展は、国立西洋美術館所蔵作品、そして国内外に散逸した松方コレクションの名品―絵画、彫刻、タペストリー、家具約90点に加え、フランスに留め置かれたロートレック、ピカソ、スーチン、セザンヌ、モローの5点、松方コレクション以外のコロー、エンネル、カロリュス=デュランほか、フランス各地から集めたフランス絵画18点、東京国立博物館所蔵の歌麿、北斎の浮世絵19点、さらに関係資料20点を加えた約160点を展示します。また、フランス側監修者として元オルセー美術館主任研究員カロリーヌ・マチュー氏を迎え、「フランスから見た松方コレクション」という視点も取り入れ、松方が収集した時代 ―1910〜20年代の美術思潮を浮き彫りにします。

 美術館建設を夢見ながらも一大コレクションの散逸を防ぐことができなかった松方幸次郎の、叶わなかった想い、追い求めた夢の軌跡をあとづける、またとない展覧会になるものと考えています。


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本展の見どころ

1.27年ぶりに神戸で開催 
 松方コレクション展は、1989年に神戸市制100周年記念展として神戸市立博物館で開催、約19万人の来館者を数えました。今回の展覧会は本格的な松方コレクション展としては27年ぶりの神戸での開催と なります。

2.フランス・オルセー美術館から代表作が来日
 戦後の返還でフランスに留め置かれ、現在オルセー美術館所蔵である松方コレクションの内、ロートレックの名品《庭に座る女》の出展が実現、ほかにパリ国立近代美術館・ポンピドゥーセンター所蔵ピカソの《読書する婦人》、ルーヴル美術館所蔵セザンヌ、モローの水彩を含め5点の松方コレクションが来日します。

3.コレクション形成時代の人気画家の作品を選りすぐり紹介
 フランス側監修者として元オルセー美術館主任学芸員カロリーヌ・マチュー氏を招き、収集の助言者のひとりであったレオンス・ベネディットと松方との交流などをフランス側の新たな資料で考察、さらに、コローを筆頭にコレクション形成時代の画壇の人気画家たちに焦点を当て、松方コレクション以外の名品18点 をフランス各館から選りすぐって展示します。

展示構成

T.松方幸次郎の人と業績
U.旧松方コレクションの古典絵画、西洋家具、タペストリー
V.旧松方コレクションの近代絵画、彫刻
W.松方コレクション形成時代のフランス絵画の名品
X.旧松方コレクションの浮世絵
Y.松方時代の川崎造船所と神戸

★展覧会内容★

      出品点数 約160点(一部の作品を展示替えします)
本展覧会の出品目録

主な作品紹介

クロード・モネ 《ヴェトゥイユ》
1902年 国立西洋美術館蔵

 ここに描かれているヴェトゥイユとは、フランスを代表する印象派の画家クロード・モネ(1840-1926年)が、1878年にパリから移住してきた土地を指します。晩年のジヴェルニーに続く、モネにとって重要な地として知られています。
 松方は、第2次収集期(1921-1922年)にモネと出会ったことで、大きな影響を受けました。直接モネと交渉し《睡蓮》、《舟遊び》、《並木道》などを購入しています。我々日本人がモネの作品を知ることが出来るようになった一つのきっかけとして、こうした松方の行動が挙げられます。
トゥールーズ=ロートレック 《庭に座る女》
1891年 オルセー美術館蔵 © RMN-Grand Palais (musee d‘Orsay) / Herve Lewandowski / distributed by AMF

 アンリ=マリー=レーモン・ド・トゥールーズ=ロートレック(1864-1901年)は、ポスターの分野で活躍するいっぽう、多くの油絵も制作しました。
 この《庭に座る女》は、背景に描かれた植物の緑色と、椅子に座る女性のスカーフの赤色が印象的な作品です。都会のダンスホールや酒場をテーマに描いてきたロートレックが、モンマルトルで自然を描いた珍しい作品と言えます。
ポール・セザンヌ 《ジョルジョーネの「田園の合奏」より》
ルーヴル美術館素描画室蔵 © RMN-Grand Palais (musee d'Orsay) / Tony Querrec / distributed by AMF

ポール・ゴーギャン 《水飼い場》
1891年 島根県立美術館蔵

フランク・ブラングィン
  《共楽美術館構想俯瞰図、東京》
国立西洋美術館蔵 © David Brangwyn

フランク・ブラングィン 《松方幸次郎肖像》
松方家蔵 © David Brangwyn

オーギュスト・ロダン 《永遠の青春》
国立西洋美術館蔵

シャルル・ドービニー
 《イゼール川の谷の水門》
ルーアン美術館蔵





主   催:神戸市立博物館、神戸新聞社、日本経済新聞社、NHK神戸放送局
特別協賛:川崎重工業株式会社
協   賛:野崎印刷紙業株式会社、ヤマトロジスティクス株式会社、エールフランス航空、KLMオランダ航空
後   援:サンテレビジョン、ラジオ関西

★入館料(企画展、常設展も合わせてご覧いただけます)

当日券 前売券 団体券(20名以上)
一   般 1,500円 1,300円 1,300円
高校・大学生 1,100円 900円 900円
小・中学生 600円 450円 450円

※65歳以上で「神戸市すこやかカード(老人福祉手帳)」持参の方は当日一般料金が半額。
※障がいのある方は身体障がい者手帳・療育手帳などの提示で無料。
※神戸市および隣接6市1町、篠山市、淡路3市、鳴門市、徳島市の小中学生は、
 「のびのびパスポート」の提示により無料。
※小学生未満は無料。
■チケット販売所:チケットぴあ(Pコード767-705)、ローソンチケット(Lコード55846)、セブンイレブン、イープラス、CNプレイガイドなど、主要プレイガイド、コンビニエンスストア

★関連イベント★

◆記念講演会

9月17日(土曜) 「松方コレクション再考」
講師:岡 泰正(神戸市立小磯記念美術館 神戸ゆかりの美術館館長 本展統括)

9月24日(土曜) 「松方幸次郎の出会ったイギリス〜造船業と文化を中心に〜」
講師:光永 雅明(神戸市外国語大学 英文学科教授)

11月5日(土曜) 「松方コレクションと国立西洋美術館」
講師:村上 博哉(国立西洋美術館 副館長)

上記いずれも、会場:神戸市立博物館 地階講堂(各日定員180人) 時間:午後2時〜3時半  
※聴講無料(ただし、本展観覧券が必要。当日午後1時より講堂前で入場整理券を配布します。)

◆イヴニング・レクチャー(学芸員による展覧会の見どころ解説)

■日 時:会期中の毎週土曜 午後5時から約30分
■会 場:神戸市立博物館 地階講堂
■定 員:180人
※聴講無料(ただし、本展観覧券が必要。各当日先着順です。)

◆ジュニアミュージアム講座(展覧会関連の参加型ワークショップ)

@10月29日(土曜) 午後2時〜午後4時
「合体アートを創りだせ! 〜松方コレクションの名作を合体させて新しい絵を創ってみよう〜」
A11月19日(土曜) 午後2時〜午後4時
「ピカソに挑戦せよ!! 〜ピカソの描き方にチャレンジしてみよう〜」

■対    象:いずれも小学4年生から中学生
■定    員:各回20人
■参 加 費:500円 【保護者は別途入館料(団体割引料金適用)が必要。】
■申込締切 :@は10月15日(土曜)、A11月5日(土曜)、いずれも消印有効。
■申込方法 :往復ハガキに参加を希望する講座名と、参加希望者の子供全員のお名前、
 学年、電話番号、返信用の宛名を明記し、郵送してください。
■申 込 先: 〒650-0034 神戸市中央区京町24番地 神戸市立博物館「子供プログラム」係

※応募者多数の場合は抽選になります。
※1枚のハガキで本人を含めて3名まで申し込み可能です。
※1枚のハガキで複数の講座への申し込みはご遠慮ください。

◆親子鑑賞会

11月13日(日曜) @午前10時30分〜正午 A午後2時〜午後3時30分
※いずれも中学生以下の子供とその保護者。定員は各回50組。  
※参加費無料(ただし、入館料が必要。各回開始30分前から講堂前で参加整理券を配布します)
トップ利用案内常設展示▲特別展示名品撰学校との連携学芸活動大震災
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 電話 078-391-0035
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