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特別展 プラハ国立美術工芸博物館所蔵 耀きの静と動 ボヘミアン・グラス
平成27年6月6日(土曜日)〜8月30日(日曜日) 74日間

開館時間:
10時から17時まで(入館は16時30分まで)
  ※土曜日は19時まで開館(入館は18時30分まで)

休館日:
月曜日(ただし、7月20日(月曜日・祝日)は開館)、7月21日(火曜日)
 《※本年4月23日まで上記休館日の表記が誤っていたので、訂正いたしました。


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 このたび、神戸市立博物館では特別展「プラハ国立美術工芸博物館所蔵 耀きの静と動 ボヘミアン・グラス」を開催いたします。
 カットとエングレーヴィングによって、水晶のように耀くボヘミアン・グラス。13世紀頃に始まるガラス製造は、1670年代、透明度が高く、光との共鳴が美しいカリ・クリスタルの発明によって興隆し、18世紀には、ヴェネチアン・グラスが流行するヨーロッパのガラス市場を席巻する勢いとなりました。19世紀に様々な着色・絵付け法が開発されると、モノクロームの美は一転、色彩豊かに変貌します。また、20世紀には世界に君臨する「ガラス彫刻」を築き上げ、今もなお発展し続けています。
 本展は現在のチェコ共和国周辺に花開いたボヘミアン・グラスの変遷を、15世紀から現代にいたるプラハ国立美術工芸博物館の収蔵品170件でご紹介するものです。


プラハ国立美術工芸博物館

★★報道関係の皆様へ★★
開会式や記者内覧会の日程、展覧会広報のための作品写真の掲載・提供は、
記者提供資料をご覧ください。

★展覧会内容★

      出品点数 170件
      (東京展、愛知展と同一の内容です。展示替えはありません)
本展覧会の出品目録

展覧会の構成

T 中世後期:14−15世紀
ビーカー(ヌッペンベッヒャー)
15世紀前半 ボヘミア
Photo©Gabriel Urbánek
 中世盛期から後期にかけて、ボヘミア王国ではドリンキング・グラスが大量に作られました。ただし、おもに食事の際に使われたため、完品で残っている例はわずかです。中世期のグラスが発掘によって見出されるのは、汚水溜めや井戸の跡です。


U ルネサンスとマニエリスム:1550−1650年頃
 優れた彫りの技術で「宮廷宝石細工師」の称号を得て、貴族にも列せられたカスパー・レーマンが精緻なエングレーヴィング(回転する小円盤で彫っていく技法)を施したパネルです。おそらくクリスティアン2 世が、神聖ローマ選帝侯に即位した1602 年頃に制作されたものと考えられます。
ザクセン選帝侯クリスティアン2世肖像文パネル
1602年または1606年 カスパー・レーマン(エングレーヴィング) プラハまたはドレスデン
Photo©Gabriel Urbánek

V バロックとロココ:1650−1790年頃
翼付ゴブレット
1680年頃 ブクオイ・ガラス工場、南ボヘミア・ノヴェー・フラディ[グラッツェン]
Photo©Gabriel Urbánek
 17 世紀中頃、ボヘミア南部ブクオイ領ノヴェー・フラディのガラス工場では、ヴェネチア様式のガラスが作られました。地元出身の職人たちは、オランダで製作されたヴェネチア様式のガラス器を手本に制作したと考えられています。オパールガラス製の作例も残っています。
 17世紀後半、ボヘミアでは無色透明の「ボヘミアン・クリスタル」が開発されました。このガラスは光の屈折率が高く、カットとエングレーヴィングによる耀きを一層華やかなものにしました。
 このゴブレットは高さ67cmとたいへん大きなもので、中央に施された鷲の紋章やイニシャルから、ヴィルヘルム・アルブレヒト・コロウラット・フォン・リープシュタインに関係する作品と考えられます。入念なカット、精緻なエングレーヴィングが美しいボヘミアン・グラスの名品。
コロウラット家紋章文蓋付ゴブレット
1720年頃 ボヘミア
Photo©Gabriel Urbánek

狩猟文瓶
1725‐30年 ダニエル&イグナッツ・プライスラーの工房(絵付) ボヘミア(ガラス)
Photo©Gabriel Urbánek

「シュバルツロット」とは、「黒鉛」を意味します。黒エナメル彩を使うと、絵筆を使用する絵画的な陰影表現が可能となり、また針で引っかく技法も用いることができるようになります。ここでは、ウサギ狩りを楽しむ貴族たちの姿が表現されています。
【左:全図、上:部分】




W 古典主義、帝政主義、ビーダーマイヤー様式、ロココ・リヴァイヴァル:1800-1865年頃
花鳥文蓋付鉢
1850年頃 おそらくハラフ・ガラス工場 クルコノシェ山脈ノヴィー・スヴェット
Photo©Gabriel Urbánek
 この砂糖入れに使われているような白エナメル地に花と鳥の絵付けは、19世紀半ばにロココ趣味が再び流行したボヘミア各地で人気のあった装飾法です。

X 歴史主義:1860-1890年頃
花器
1880年頃 カメニツキー・シェノフ
Photo©Gabriel Urbánek

古ドイツ様式文栓付デカンタ
1881年 ハラフ・ガラス工場、クルコノシェ山脈ノヴィー・スヴェット
Photo©Gabriel Urbánek

Y アール・ヌーヴォー、アール・デコ、機能主義:1890年頃-第二次世界大戦
酒器セット
1900年以降 マイヤーズ・ネッフェ・ガラス工場、シュマヴァ・アドルフォフ(製作)
Photo©Gabriel Urbánek
 ボヘミアで最も重要なガラス工場のひとつ「マイヤーズ・ネッフェ・ガラス工場」で製作された酒器セット。マイヤーズ・ネッフェは可憐なデザインを特徴としました。花びらに包まれた繊細なデザインが美しい、アール・ヌーヴォー時代の作品。

 彫刻家のヤロスラフ・ブリフタは、1920年代初頭からジェレズニー・ブロドのガラス工芸専門学校で教鞭をとりました。彼のランプワーク技法による小像はユーモアに溢れ、多くのファンの心をつかみ、数々の芸術賞を受賞しています。
レスラー
1925年頃 ヤロスラフ・ブリフタ(デザイン) ガラス工芸専門学校、ジェレズニー・ブロド[アイゼンブロート](製作)
Photo©Gabriel Urbánek

Z 1945年から現代まで
1987年 イヴァン・マレシュ
Photo©Gabriel Urbánek
 本作品は、1987 年にイヴァン・マレシュがプラハ美術工芸大学のスタニスラフ・リベンスキーの教室で、卒業制作として提出した作品です。リベンスキーは造形表現としてガラス素材に取り組んだ重要な作家です。マレシェの本作は型に入れてガラスを溶融させて造形する鋳造技法をベースに、独創的なテクニックを加え、力強さと美しさを表現しています。

※すべてプラハ国立美術工芸博物館所蔵 



  主  催:神戸市立博物館、読売新聞社

  後  援:チェコ共和国大使館、チェコセンター、NHK神戸放送局

  協  賛:ルフトハンザ、ルフトハンザ・カーゴ

  特別協力:プラハ国立美術工芸博物館

★入館料(常設展・企画展も合わせてご覧いただけます)

当日券 前売券 団体券(20名以上)
一   般1,300円1,100円1,100円
高校・大学生 900円 800円 800円
小・中学生 500円 400円 400円

※前売券は平成27年4月11日(土曜日)から6月5日(金曜日)まで販売。
※65歳以上で「神戸市すこやかカード(老人福祉手帳)」持参の方は当日一般料金が半額。
※障がいのある方は身体障がい者手帳・療育手帳などの提示で無料。
※神戸市および隣接6市1町、淡路3市、鳴門市、徳島市の小中学生は、
 「のびのびパスポート」の提示により無料。

★図録★

全作品のカラー図版を掲載した図録を販売いたします。
展覧会図録 2,400円

★関連イベント★

◆「ミラー・マン」スペシャルパフォーマンス

 「ミラー・マン」とは、チェコ出身のガラス作家、スタニスラフ・ミュレル氏(1971〜)による実験的なパフォーマンス。「ボヘミアン・グラス」展には、世界各地で行ったパフォーマンス映像の短編集が出品されています。
 本展覧会を記念して、作家のスタニスラフ・ミュレル氏がパフォーマンス「Mirror Man - The Cut Mirrors」を関西で初めて披露します。

 日 時:7月25日(土曜日) 14時〜14時30分
 会 場:神戸市立博物館 1階ホール
  ※パフォーマンスの観覧には当日の「ボヘミアン・グラス」展観覧券が必要です。

Mirror Man - The Cut Mirrors
2015年 スタニスラフ・ミュレル
Photo: Radka Mullerova Mirror Man (1995-2015) by Stanislav Muller

◆記念講演会

1. 7月4日(土曜日) 14時〜15時30分
 「ボヘミアン・グラス:造形と変遷」
 講師:土田 ルリ子氏(サントリー美術館 学芸部 学芸副部長)

2. 8月2日(日曜日)  14時〜15時30分
 「ボヘミアン・グラスと日本」
 講師:岡 泰正(神戸市立小磯記念美術館 兼 神戸ゆかりの美術館 館長)

  会 場:神戸市立博物館 地階講堂(各日定員180人)
  ※聴講無料(ただし、本展観覧券が必要。
          各当日、13時より講堂前で入場整理券を配布します。)

◆イヴニング・レクチャー(学芸員による展覧会の見どころ解説)

  会期中の毎週土曜日 17時〜17時30分
  会 場:神戸市立博物館 地階講堂
  定 員:180人
   ※聴講無料(ただし、本展観覧券が必要。当日、先着順。)

◆ジュニアミュージアム講座

@6月27日(土曜日) 14時〜16時
「かんたん!ガラス工芸 グラスリッチェンに挑戦〜ダイヤモンドペンでガラスに絵をかこう〜」

A7月11日(土曜日) 14時〜16時
「オリジナル風鈴づくり〜ガラスの風鈴に絵付けして自分だけの風鈴をつくろう〜」

 対 象:小学4年生〜中学生
 定 員:各20人(申込多数の場合は抽選)
 参加費:500円
 (保護者の方は「ボヘミアン・グラス展」観覧券(団体割引適用)が必要)

 《申込方法》
  ・往復ハガキに希望講座の講座名、参加希望の子供全員のお名前、
   学校名、学年、保護者のお名前、住所、電話番号、返信用の宛名
   を記入し、郵送してください。
  ・1枚のハガキで、本人を含めて3名まで申し込むことができます。
   その場合、参加希望の子供全員のお名前をご記入ください。
  ・1枚のハガキで複数の講座への申し込みはご遠慮ください。
  ・申込先:〒650-0034 神戸市中央区京町24番地 
     神戸市立博物館「ボヘミアン・グラス展子供プログラム」係
  締切:@6月12日(金曜日)/A6月26日(金曜日) 消印有効

同時開催

受贈記念古地図企画展 南波松太郎旧蔵コレクション 地図皿の華(6月6日〜7月12日)

ギャラリー 絵画コレクション展I (5月16日〜7月12日)

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