*神戸市立博物館の最新情報など当館の休館日・料金・様々な設備などについて常設展示の説明です特別展示案内です当館所蔵の名品を紹介します学校関係者は必見です当館独自の展示・普及・資料保存活動について阪神大震災当時の当館の状況神戸市ホームページへ
目次展覧会予定▼過去の特別展年代分野自主企画過去の企画展
※終了した展覧会の情報です。

特別展 ターナー展 英国最高の風景画家

平成26年1月11日(土曜日)から4月6日(日曜日)まで 74日間

開館時間:
9時30分から17時30分まで(入館は17時まで)
  ※土曜日・日曜日は19時まで開館(入館は18時30分まで)

休館日:
月曜日(ただし、1月13日(月曜日・祝日)は開館。1月14日(火曜日)は休館)

  ☆展覧会公式ホームページ(http://www.turner2013-14.jp/)はこちらです。


    会場の神戸市立博物館の所在・交通

 神戸市立博物館では、平成26年1月11日(土)から4月6日(日)まで、特別展「ターナー展 英国最高の風景画家」を開催します。
テート・ブリテンの外観

 英国絵画の地位を飛躍的に高めた風景画の巨匠として名高いジョゼフ・マロード・ウィリアム・ターナー(1775-1851)はロンドンに生まれました。幼い頃から優れた画才を発揮し、10代で英国の風土や名所旧跡を描く水彩画家となります。やがて油彩画にも取り組み、弱冠26歳にして、英国の美術界で絶対的な権威を誇っていたロイヤル・アカデミーの正会員になりました。ターナーは風景をどのように描くかを探究し続け、自然の劇的な変化を描き出した壮年期の作品や、光と色彩があふれる幻想的な晩年の作風から、ロマン主義を代表する画家の一人と称されます。
 また、その画風は、クロード・モネをはじめとする後のフランス印象派の画家たちにも大きな影響を与えたとされますが、日本では、英国留学経験のある明治の文豪、夏目漱石が愛した画家としても有名です。
 本展では、世界最大のコレクションを誇るロンドンのテート美術館から、ターナーの油彩画の名作30点以上に加え、水彩画、スケッチブックなど計113点を紹介します。日本でまとめて見る機会が少ない巨匠の大回顧展をどうぞお楽しみください。

★展覧会内容★

      出品点数  113点(展示替えはありません)
本展覧会の出品目録

展覧会の構成

この展覧会は、つぎの10セクションから構成されています
  • 初 期
  • 「崇高」の追求
  • 戦時下の牧歌的風景
  • イタリア
  • 英国における新たな平和
  • ヨーロッパ大陸への旅行
  • ヴェネツィア
  • 色彩と雰囲気をめぐる実験
  • 後期の海景画
  • 晩年の作品

©Tate 2013-2014
≪バターミア湖、クロマックウォーターの一部、カンバーランド、にわか雨≫  
1798年発表 油彩、カンヴァス 88.9×119.4センチ
 1797年にイングランド北西部を旅したターナーは、多くのスケッチを描き、それをもとにして移り変わる天候や光の描出に力を注いでいました。なかでも本作は、英国湖水地方に特有な湿潤さと独特の緊張感が感じられます。


©Tate 2013-2014

≪スピットヘッド:ポーツマス港に入る拿捕された二隻のデンマーク船≫  
1808年 油彩、カンヴァス 縦171.4、横233.7センチ
 ターナーは、ナポレオン戦争を契機に海戦の主題に興味を抱き、いくつかの大作を手掛けました。本作は1807年に英国とデンマークが衝突し、降伏したデンマーク軍艦の護送の様子を描いています。発表時は、政治的配慮により、《錨を回収する乗組員》という題名でした


≪ヴァティカンから望むローマ、ラ・フォルナリーナを伴って回廊装飾のための絵を準備するラファエロ≫
1820年発表 油彩、カンヴァス 177.2×335.3センチ
 ターナーの初めてのイタリア旅行の成果としてロンドンで発表された作品です。横幅3メートルを超える大作で、ターナーがローマで学んだ歴史や芸術、建築、風土などが盛り込まれています。当時のロマン主義の画家たちの間では、作中に過去の巨匠を描くことが人気だったため、本作にもルネサンス期の画家ラファエロが描かれています。
©Tate 2013-2014

≪チャイルド・ハロルドの巡礼−イタリア≫
1832年発表 油彩、カンヴァス 142.2×248.3センチ
 ターナーのイタリアに対するイメージはバイロンの『チャイルド・ハロルドの巡礼』から来ている部分が非常に大きいと言われています。また、漱石の代表作のひとつである小説『坊ちゃん』では、主人公とともに釣りに出掛けた教頭の赤シャツと野だいこが、瀬戸内海に浮かぶ島の松を見て「ターナー島」と名付けました。漱石がロンドンで見た可能性のある、松を描いたターナーの作品はいくつかありますが、本作はその有力な候補です。
©Tate 2013-2014


©Tate 2013-2014
≪ヴェネツィア、嘆きの橋≫
1840年発表 油彩、カンヴァス 68.6×91.4センチ
 ヴェネツィアを描いた多くの作品の中でも、とりわけ精細に描かれた美しい作品です。青空に映える建物を中心に配した構図からは、18世紀イタリアの画家カナレットの影響が見られます。しかし、水面に映る建物やゴンドラの影、明るくちらつく陽光の描き方はターナー独自の表現です。



©Tate 2013-2014
≪レグルス≫
1828年発表、1837年加筆 油彩、カンヴァス 89.5×123.8センチ
 17世紀フランスの画家クロード・ロランに倣いつつも、強い光の表現を主眼に置いたターナーならではの傑作。敵国カルタゴの捕虜となり、まぶたを切られ、陽光で失明したローマの将軍レグルスの逸話を描きました。レグルスが見たであろうまばゆい光を表現するため、ターナーはこの作品を1828年にローマで発表した後、1837年に加筆し、その後ロンドンで展示しました。


©Tate 2013-2014
≪湖に沈む夕陽≫
1840〜45年頃 油彩、カンヴァス 91.1×122.6センチ
 ターナー晩年の作品の一つです。夕陽の陽光と湖面の反射を表したであろう鮮やかな色彩に全ての輪郭線が飲み込まれています。19世紀半ばに制作されながらも現代の抽象画の趣さえある本作は、展覧会などで発表されることはなく、ターナーの実験的な試みとして制作されていたようです。






   主  催:神戸市立博物館、テート美術館、朝日新聞社

   後  援:在日英国商業会議所、ラスキン文庫

   協  賛:花王、損保ジャパン、凸版印刷、みずほ銀行

   特別協力:ブリティッシュ・カウンシル、日本教育公務員弘済会兵庫支部

   協  力:日本航空、日本貨物航空、朝日放送

★入館料(常設展も合わせてご覧いただけます。)

当日券 前売券 ※1団体券(20名以上)
一 般1,500円1,300円1,300円
高校・大学生1,100円 900円 900円
小・中学生 600円 450円 450円

※1:前売券は1月10日(金曜日)まで発売。
※2:65歳以上で「神戸市すこやかカード(老人福祉手帳)」持参の方は当日一般料金が半額。
※3:障がいのある方は身体障がい者手帳・療育手帳などの提示で無料。
※4:神戸市および隣接6市1町、淡路3市、鳴門市、徳島市の小中学生は、
 「のびのびパスポート」の提示により無料。

★図録など★

展覧会開催に合わせて、全作品のカラー図版を掲載した図録を発売します。
A4変形、248ページ。1冊 2,400円
※図録、展覧会場で販売するグッズや、音声ガイドについては展覧会公式ホームページをご覧ください。

★関連イベント★

記念講演会

1. 1月11日(土) 14時〜15時30分 「前・後期の画業にみるターナーの表現」
講師:イアン・ウォレル(美術史家・元テート美術館学芸員) ※逐次通訳付き

2. 1月26日(日) 14時から15時30分まで 「ターナーと日本」
講師:岡 泰正(神戸市立博物館展示企画部長・学芸員)

会場:神戸市立博物館 地階講堂(各日定員180人)
 ※聴講無料(ただし本展観覧券が必要。各当日、13時より講堂前で入場整理券を配布します。)

イヴニング・レクチャー(学芸員による展覧会の見どころ解説)

会期中の毎週土曜日 17時〜17時30分
会 場:神戸市立博物館 地階講堂
定 員:180人
 ※聴講無料(ただし、「ターナー展」の観覧券が必要。当日、先着順。)

子供向けプログラム

 ジュニアミュージアム講座

日 時:
(1) 1月18日(土曜日)「ランプシェード作り」
(2) 2月 8日(土曜日)「3D絵画作り」
(3) 3月 8日(土曜日)「風景画を描く」
 いずれも14時〜16時
会 場:神戸市立博物館 考古学習室
定 員:20人(申込多数の場合は抽選)
対 象:小学4年生〜中学生
参加費:500円(保護者の方は「ターナー展」の観覧券(団体割引適用)が必要)
締 切:(1) 1月6日(月曜日) ・(2) 1月24日(金曜日) ・(3) 2月21日(金曜日) 消印有効
申込方法:
 往復はがきに参加希望講座名、参加希望の子供全員と保護者の名前、学校名、学年、住所、電話番号、返信用の宛名を明記の上、神戸市立博物館「ジュニアミュージアム講座」係まで。1枚のはがきで3名まで申込が可能です。

 こうべ歴史たんけん隊〜あなたもターナーになって神戸の港をスケッチ!〜

 博物館でターナーについての話を聞き、神戸港、ポートタワー、遊覧船から見える景色をスケッチし絵手紙にしあげます。英国の画家C.B.バーナードが描いた居留地も訪れます。

日 時:3月21日(金曜日・祝日) 10時30分〜15時30分
定 員:20人(申込多数の場合は抽選)
対 象:小学4年生〜中学生
参加費:500円(保護者の方は「ターナー展」の観覧券(団体割引適用)が必要)
締 切:2月28日(金曜日) 消印有効
申込方法:
 往復はがきに参加希望講座名、参加希望の子供全員と保護者の名前、学校名、学年、住所、電話番号、返信用の宛名を明記の上、神戸市立博物館「こうべ歴史たんけん隊」係まで。1枚のはがきで3名まで申込が可能です。

 春休み親子鑑賞会

 ターナー展の見どころを聞いた後、親子で展覧会を見学するプログラムです。

日 時:3月29日(土曜日) 午前の部 10時30分〜12時  午後の部 13時30分〜15時
定 員:各回50組(申込多数の場合は抽選)
対 象:中学生以下の子供とその保護者
参加費:無料(保護者の方は「ターナー展」の観覧券(団体割引適用)が必要)
締 切:3月7日(金曜日) 消印有効
申込方法:
 往復はがきに参加希望講座名(午前の部か午後の部かを明記ください)、参加希望の子供全員と保護者の名前、学校名、学年、住所、電話番号、返信用の宛名を明記の上、神戸市立博物館「春休み親子鑑賞会」係まで。1枚のはがきで3名まで申込が可能です。

トップ利用案内常設展示▲特別展示名品撰学校との連携学芸活動大震災
 神戸市立博物館 〒650-0034 神戸市中央区京町24
 電話 078-391-0035
 メール
博物館サイトの作成責任者:博物館学芸課長 小野田一幸
Copyright 2002〜  City of Kobe
      Kobe City Museum all right reserved