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神戸市立博物館開館30年記念 
特別展 マウリッツハイス美術館展 オランダ・フランドル絵画の至宝

平成24年(2012)9月29日(土)〜平成25年(2013)1月6日(日) 86日間

※開館時間:
 午前9時30分から午後5時30分まで
  (入館は午後5時まで)
 土/日曜日は午後7時まで開館
  (入館は午後6時30分まで)

※休館日:
月曜日(ただし、10月8日・12月24日は開館。10月9日・平成25年1月1日は休館)
    会場の神戸市立博物館の所在・交通

 神戸市立博物館では、平成24年9月29日(土)から平成25年1月6日(日)まで、開館30年記念特別展「マウリッツハイス美術館展―オランダ・フランドル絵画の至宝―」を開催します。
 オランダ・ハーグにある王立のマウリッツハイス美術館は、オランダ領ブラジルの総督をつとめたナッサウ伯ヨーハン・マウリッツ(1604〜79)の邸宅を使い、1822年に開館しました。オランダ黄金時代の絵画の殿堂として世界的に知られ、17世紀オランダ・フランドル絵画の珠玉の名品約800点を所蔵しています。
 同館が改修工事にはいるため、フェルメールの傑作として知られ、美術館の顔として最も人気の高い「真珠の耳飾りの少女」やレンブラントによる感動的な再晩年の「自画像」、オランダ風景画の巨匠ヤーコプ・ファン・ライスダールの「漂白場のあるハールレムの風景」、風刺が利いたヤン・ステーンの風俗画「牡蠣を食べる娘」など約50点の出品が実現しました。
 フェルメールの貴重な初期作品「ディアナとニンフたち」や、フランドル絵画の巨匠ルーベンス、ヤン・ブリューゲル(父)の作品も見逃すことができません。厳選された至宝の数々を通して、魅力あふれるオランダ・フランドル絵画の世界に触れていただく絶好の機会です。

マウリッツハイス美術館の外観
オランダの政治中枢ビネンホフ(左)と、マウリッツハイス美術館(右)。

展覧会公式WEBサイトでは、当日の混雑状況を確認できます。

★展覧会内容★

      出品点数  約50点(うち、フェルメール作2点、レンブラント作6点を含む。東京会場と全て同作品)
本展覧会の出品目録

展覧会の構成

この展覧会は、つぎの6章から構成されています
T.美術館の歴史/U.風景画/V.歴史画(物語画)
 /W.肖像画と「トローニー」/X.静物画/Y.風俗画




ヤーコプ・ファン・ライスダール《漂白場のあるハールレムの風景》
ヤーコプ・ファン・ライスダール《漂白場のあるハールレムの風景》  
1670〜75年頃 油彩・カンヴァス
 オランダ絵画の黄金時代における最も重要な風景画家ヤーコプ・ファン・ライスダール。オランダ中部の街ハールレムに生まれ、叔父サロモン・ファン・ライスダールから教えを受けました。本作は、典型的なオランダの風景が凝縮された逸品です。平坦な牧草地で亜麻布をさらす人々、遠方に広がる街並み、点在する風車、そして表情豊かな雲の見事な描写は、ライスダール作品の特徴でもあります。
レンブラント・ファン・レイン
《スザンナ》
レンブラント・ファン・レイン 《スザンナ》
1636年 油彩・板
 「スザンナ」は、水浴しようとする彼女が、人の気配を感じておびえ、あわてて身をすくめる姿が印象的です。絵具を厚く盛り上げ、スポットで照らし出したように、青白く輝く裸身を際立たせています。スザンナを狙う不道徳な長老たちの顔は右の闇に溶け込み、鑑賞者に共犯者のような感覚を生じさせます。『旧約聖書外典』によるこの作品は、レンブラントの並はずれた人間観察によって、劇的な緊迫感を生み出しています。ほかに、「羽飾りのついた帽子をかぶる男のトローニー」、印象深い表情の「老人の肖像」と「笑う男」、聖書の物語を劇的なコントラストで描いた「シメオンの賛歌」を合せた6点のレンブラント作品が一挙に出品されます。
ヨハネス・フェルメール《ディアナとニンフたち》
ヨハネス・フェルメール《ディアナとニンフたち》
1653〜54年頃 油彩・カンヴァス
 光と静謐(せいひつ)な空間を描いた、史上最も偉大な画家の一人フェルメール。現存する作品はわずかに三十数点で、室内での女性の私的な姿を中心に、上流階級の風俗画を得意としました。写真の作品は、そのフェルメールの最初期の作品。月の女神ディアナと侍女のニンフを描き、神話を主題とする歴史画(物語画)です。デリケートな色彩や静かな雰囲気は後のフェルメールを感じさせます。
ペーテル・パウル・ルーベンス《聖母被昇天(下絵)》
ペーテル・パウル・ルーベンス《聖母被昇天(下絵)》
1622〜25年頃 油彩・板
 17世紀のバロック絵画を代表するフランドル画家、ルーベンス。二十代の長期のイタリア滞在を通じて古代やルネサンスの美術を学んだのち、アントワープを拠点に、躍動的に活力に満ちた独自のバロック様式を発展させました。「聖母被昇天(下絵)」は、アントワープ大聖堂を飾る祭壇画の習作として描かれたものです。
フランス・ハルス《笑う少年》
フランス・ハルス《笑う少年》
1625年頃 油彩・板
 フェルメール、レンブラントと並び17世紀オランダ絵画の三大巨匠に数えられるフランス・ハルスは、クールベやマネなど、19世紀後半のフランスの画家たちをはじめ、後世の芸術に多大な影響を与えました。生涯を肖像画にささげたハルスは、中流から上流階級の注文を多く集め、のびやかな筆づかいによって名声を博しました。代表作の一つ「笑う少年」は、顔や襟をためらいのない、すばやい筆の動きで描写し、見るものを誘い込みます。
レンブラント・ファン・レイン《自画像》
レンブラント・ファン・レイン《自画像》
1669年 油彩・カンヴァス
 17世紀ヨーロッパを代表するオランダの巨匠、レンブラント。重厚かつ精緻な筆致とダイナミックな明暗を得意とし、「光と闇の画家」「魂の画家」などと呼ばれています。若くして成功したのち、私生活での不運や経済的困窮を経験しながら、生涯を通じて内面を伝える自画像を数多く残しました。1669年の「自画像」はレンブラントが描いた最後の自画像とされ、老いてもなお、断固たる眼差しをこちらに向けています。
ヨハネス・フェルメール《真珠の耳飾りの少女》
ヨハネス・フェルメール《真珠の耳飾りの少女》
1665年頃 油彩・カンヴァス
 静寂の闇を背景に、異国風の衣装をまとった少女が、ぬれた口元をわずかに開き、肩ごしに親密なまなざしを向けています。世界的なフェルメール・ブームのシンボル的存在「真珠の耳飾りの少女」。絵画史上最も愛されてきた作品の1つといっても過言ではありません。ターバンには、ラピズラズリを砕いて作った貴重な顔料ウルトラマリンが用いられ、フェルメール・ブルーと呼ばれる青色の強い印象から「青いターバンの少女」とも呼ばれています。モデルの容貌や身なりを忠実に写す肖像画ではなく、画家が構想を取り入れて自由に描いた小型の人物画「トローニー」だと考えられています。
ヤン・ブリューゲル(父)《万暦染付の花瓶に生けた花》
ヤン・ブリューゲル(父)《万暦染付の花瓶に生けた花》
1610〜15年頃 油彩・板
 16世紀後半〜17世紀に活躍したフランドル画家ヤン・ブリューゲル(父)。巨匠ピーテル・ブリューゲル(父)の次男で、花や森、動物などを色彩豊かで光溢れる細密な描写で表現したことから、「花のブリューゲル」「ビロードのブリューゲル」と称されています。「万暦染付の花瓶に生けた花」は、暗い背景に柔らかな花を鮮やかに浮き立たせ、得意とした花の静物画における特徴が際立っています。
ヤン・ステーン《牡蠣を食べる娘》
ヤン・ステーン《牡蠣を食べる娘》
1658〜1660年頃 油彩・板
 レイデン出身の多才な画家ヤン・ステーン。ステーンは、宗教画、歴史画(物語画)なども描きましたが、何といっても彼の名を高からしめているのは、居酒屋や庶民の活気に満ちた祝宴の情景を描いた風刺の利いた風俗画です。それらは、人間の愚かさ、愛らしさ、生きる喜びへの賛歌であり、最もオランダらしい作品と言えるでしょう。「牡蠣を食べる娘」は小型ながらも、細密画のような、すばらしい材質感をたたえた名品です。魅惑的な娘は牡蠣に塩を振りかけています。当時、牡蠣はエロティックな働きがあると考えられていました。女性の背後にはベッドがあり、彼女は鑑賞者を誘うような、思わせぶりな視線を送っています。





   主  催:神戸市立博物館 朝日新聞社 関西テレビ放送

   後  援:在大阪・神戸オランダ総領事館

   特別協賛:第一生命保険

   協  賛:ジェイティービー、ミキモト、凸版印刷、シュウ・ウエムラ

   特別協力:日本教育公務員弘済会兵庫支部

   協  力:KLMオランダ航空

★入館料(常設展も合わせてご覧いただけます。)

当日券 前売券 ※1団体券(20名以上)
一 般 1500 円1300円1300 円
高校・大学生 1100円900円900円
小・中学生 600円450円450円

※1:前売券は9月28日(金)まで発売。
※2:65歳以上で「神戸市すこやかカード(老人福祉手帳)」持参の方は当日一般料金が半額。
※3:障がいのある方は身体障がい者手帳・療育手帳などの提示で無料。
※4:神戸市および隣接6市1町、淡路3市、鳴門市、徳島市の小中学生は、
 「のびのびパスポート」の提示により無料。

★図録など★

展覧会開催に合わせて、9月29日より図録を発売します。
1冊 2,000円
※通販などの申込については、展覧会公式ホームページをご覧ください。

★関連イベント★

◆ 記念講演会

   ①「マウリッツハイス美術館の魅力と未来」
    日 時:9月29日(土) 14時〜15時30分
    講 師:エミリー・ゴーデンカー氏(マウリッツハイス美術館 館長)

   ②「17世紀オランダ絵画を見る作法―マウリッツハイス美術館作品を中心に」
    日 時:10月20日(土) 14時〜15時30分
    講 師:岡 泰正(神戸市立博物館 展示企画部長・学芸員)
  
   会 場:神戸市立博物館 地階講堂
   定 員:180人
    ※聴講無料(ただし、「マウリッツハイス美術館展」の観覧券が必要。
    当日13時より講堂前で入場整理券を配布。当日展覧会入場者のみ対象)

◆イヴニング・レクチャー(学芸員による展覧会の見どころ解説)

   会期中の毎週土曜日 17時〜17時30分
   会 場:神戸市立博物館 地階講堂
   定 員:180人
   ※聴講無料(ただし、「マウリッツハイス美術館展」の観覧券が必要、先着順。当日展覧会入場者のみ対象)

◆こども向けプログラム「ジュニアミュージアム講座」

  日 時:
  ①10月13日(土)「コルクボードでフェルメールに挑戦!」
  ②11月17日(土)「グラスリッツェンでフェルメールに挑戦!」
  ③12月8日(土)「砂絵でフェルメールに挑戦!」
  いずれも14時〜16時
  会 場:神戸市立博物館 考古学習室
  定 員:20人
  対 象:小学4年生〜中学生
  参加費:500円(保護者の方は「マウリッツハイス美術館展」の観覧券(団体割引適用)が必要)
  締 切:①9月28日(金)・②11月2日(金)・③11月23日(金・祝) 消印有効
  申込方法:
  往復はがきに参加希望講座名、参加希望全員のこどものお名前、学校名、学年、   保護者のお名前、住所、電話番号、返信用の宛名を明記の上、
  神戸市立博物館「ジュニアミュージアム講座」係までお送りください。
  応募多数の場合は抽選となります。

◆スクールマンデー

  休館日を利用して、園児・児童・生徒のための特別鑑賞日を設けます。
  ①10月15日(月) 10時〜14時 ★申込締切 9月28日(金)
  ②11月26日(月) 10時〜14時 ★申込締切 10月31日(水)

  ※締切までに電話(078-391-0035)でご連絡ください(先着受付順)。
   希望校の多い場合、ご希望にそえない場合があります。お早めにお申し込みください。

◆障がい者のための鑑賞会

  日 時:10月22日(月) 10時〜13時(入館は12時まで)
  場 所:神戸市立博物館
  内 容:上記特別展開催にあわせた、障がい者対象の自由観覧日(休館日)です。
  対 象:障がい者手帳・療育手帳等をお持ちの方とその介護者1名
  募集人数:500名(手帳所持者の人数、応募多数の場合は抽選)
  申込締切:10月12日(金)消印有効
  料 金:無  料
    (ただし喫茶室、図録、記念グッズ、音声ガイド等は有料)
  申込方法:
   往復はがきに、郵便番号、住所、名前、電話番号、介護者の名前、返信用宛名
   (「行」ではなく「様」とご記入ください)を記入し郵送。原則、1通につき
   障がい者1名と介護者1名(ただし介護に必要な実際の人数の記入でも可)でお
   申し込みください。グループでの応募も可能です。その場合、グループ名、代
   者の名前、連絡先の郵便番号、住所、電話番号、参加人数(手帳所持者・介護者)
   を明記してください。
  申込・問合せ先:
   〒650−0034 神戸市中央区京町24番地
   神戸市立博物館 「マウリッツハイス美術館展 障がい者のための鑑賞会」係
   電話 078-391-0035

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