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※終了した展覧会の情報です。
特別展 ヴィクトリア アンド アルバート美術館所蔵
初公開 浮世絵名品展

MASTERPIECES OF UKIYO-E FROM THE VICTORIA AND ALBERT MUSEUM
   2008年(平成20)1月12日(土)〜2月17日(日)
   午前10時から午後5時まで(入館は午後4時30分まで)
    ※金曜日は午後7時まで開館
     (入館は午後6時30分まで)

   ※休館日:毎週月曜日
    (ただし、1月14日と2月11日の月・祝は開館、
     1月15日と2月12日の火曜日は休館)

    会場の神戸市立博物館の所在・交通


 ヴィクトリア アンド アルバート美術館は、大英博物館とともにイギリスが世界に誇るミュージアムとして知られています。19世紀半ばに産声を上げたこの美術館の多様で質の高いコレクションは、今日にいたるまで館を訪れる多くの人を魅了してきました。
 本展では、近年、学術調査によってそのユニークな価値が確認された約25000点の浮世絵コレクションの中から約160件を選りすぐり世界に先駆けて初公開いたします。
 華麗な錦絵、日用品ゆえに残っていることがまれな団扇絵(うちわえ)、色鮮やかな狂歌絵本、絵師の生の息吹を感じさせる肉筆画や画稿などが皆様をお待ちしています。
 年始めの華やぐ季節、春信、歌麿、北斎、広重、国芳らの里帰りした名品をご鑑賞下さい。

右の写真:
・喜多川歌麿 八百屋お七
 享和元年〜文化元年(1801〜04)
 女性の容貌をクローズアップして描く作風で、美人画家として高い名声を得た喜多川歌麿。本図に描かれている「お七」は、江戸の本郷に店を構えていた八百屋の娘で、恋人との再会を願うあまり放火の罪を犯し、火刑に処せられた。16歳で亡くなったと伝えられるお七を、歌麿は高級芸者をも思わせる成熟した女性として表現している。その顔形ばかりでなく、恋文を携える両腕のしぐさも艶やかな、歌麿による「大首絵(おおくびえ)」の優品である。
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★展覧会内容★

 本展覧会は、次の4つのセクションで構成されます。

1.華麗なる錦絵の展開
錦絵創製に携わった鈴木春信から、歌麿、北斎、広重、国芳を経て、幕末・明治の暁斎にいたる錦絵94点を展示します。

2.稀少な団扇絵(うちわえ)の世界
日用品ゆえに残っていることが稀な団扇絵を展示します。

3.最盛期の狂歌絵本
保存状態良好で、色目の美しい豪華な狂歌絵本を展示します。

4.肉筆画と版下・画稿
錦絵制作過程を知ることのできる貴重な版下絵・画稿、また、北斎の著彩肉筆7図が収められた貴重な『肉筆帖』を展示します。

  ※本展にあわせて、神戸市立博物館が所蔵する浮世絵の名品を展示します。

本展覧会の出品目録

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・喜多川歌麿 肩に乗る子ども   
 文化元年〜3年(1804〜06)
 美人画で名高い歌麿は、子どもたちの姿やしぐさも繊細な感覚でとらえ、大人たちとの触れあいを描く浮世絵でも、情感あふれる名品を多くのこしている。文化3年(1806)に亡くなる歌麿の晩年に制作されたものだが、その構図の巧みさ、暖かな情趣あふれる表現に、画家としての衰えは感じられない。  本展覧会では、本図のような団扇(うちわ)や扇(おうぎ)に刷られた浮世絵版画が30点出品される。人々の生活に即して描かれ使われていた実用品であるだけに、他に現存例が少ない貴重な作品群である。


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・歌川 国貞 二見浦曙の図
 天保年間(1830-44)中期
 三重県・二見が浦(ふたみがうら)の夫婦岩(めおといわ)を配し、まさに昇ろうとする初日の出を描くおめでたい名所絵。大岩を男性、小岩を女性と見て名づけられた立石で、岩の表面のゴツゴツした様子や、日の出の放射状の光線が、西洋風に表現されており、洋風表現の浮世絵として有名な作例。
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・歌川広重 東海道五拾三次之内 鞠子 名物茶店
 天保4~5年(1833〜34)
 歌川広重の代表作、東海道の宿場を描く、保永堂(ほえいどう)版行の一図。画中の看板に見えるように鞠子宿(まりこしゅく)の名物であった、とろろ汁を商う茶店とそれを食べる旅人たちの姿を描く。ひなびた宿場の風情と広重の理知的な構成が融和した臨場感に富む作例。

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・葛飾北斎 冨嶽三十六景 凱風快晴 
 天保二年(1831)頃
 北斎が力を注いだ連作浮世絵として名高い冨嶽三十六景の中でもとりわけ有名な作品。世に「赤富士」として知られる。晴れわたる空の青、雲や雪の白さ、赤茶けた地肌をさらす富士の偉容、三者の対比と調和の妙が観るものの内面に清新な印象を刻みこむ。夏の間、雲に身を隠すことの多い富士。初夏に南から吹く「凱風(がいふう)」に雲を吹き払われ、美しい姿をみせた富士に北斎も心奪われたことだろう。刻々と変わり行く自然の表情を逃すことなく捉えた傑作である。

              All images ©V&A Images /Victoria and Albert Museum


【主 催】
  ヴィクトリア アンド アルバート美術館、神戸市立博物館、神戸新聞社

【後 援】
  文化庁、ブリティッシュ・カウンシル、兵庫県、兵庫県教育委員会
  神戸市、神戸市教育委員会、サンテレビジョン、ラジオ関西

【協 賛】
   全日本空輸株式会社

【企画協力】
  アートシステム


★観 覧 料★

区分 入館料(1人1回につき)
 当 日   前売券 ※  団体券(30人以上)
一 般 1100円 950円 850円
高校生・大学生 750円 650円 600円
小学生・中学生 450円 350円 300円

 ○満65歳以上で、神戸市すこやかカード(老人福祉手帳)持参の方は、当日一般料金が半額。
 ○障がい者手帳持参の方は無料。
 ○大学・高校生は、学生証によって身分を確認できる方。
 ○神戸市および隣接6市1町、淡路3市、鳴門市、徳島市の小・中学生は、「のびのびパスポート」の提示により無料。
 ○就学前のこどもは無料
 ○前売券は、JR西日本のみどりの窓口、阪急電鉄のサービスセンター、阪神電鉄の駅長室(梅田・尼崎・甲子園・御影・三宮、1月5日から)の各駅長室、
  チケットぴあ、ローソンチケットなどでお取り扱いいたします。

★関連イベント★

1.記念講演会

 1月19日(土) 午後2時〜午後3時30分
  「浮世絵の魅力とヴィクトリア アンド アルバート展出品作品について」
   永田 生慈氏(墨田区北斎館施設整備推進監)

 2月2日(土)  午後2時〜午後3時30分
  「浮世絵の風景表現 写実と情趣」
   塚原 晃(当館学芸員) 

*会場はいずれも博物館地階講堂。当日午後1時30分より、講堂前で整理券を配布。先着180名。聴講無料。ただし、本展入館料が必要。

2.こどものためのワークショップ (文化庁g芸術拠点形成事業「その道の達人に学ぶ講座」)

(1)浮世絵でつくる。

 浮世絵のうちわ絵を切り取り、実際にうちわをつくります。
   日 時:2月2日(土)午後2時〜午後4時
   対 象:小学校3年生から6年生までと中学生
   定 員:20人

(2)浮世絵で遊ぼう

 浮世絵のおもちゃ絵を切り取り、組み立てて遊びます。
   日 時:2月9日(土)午後2時〜午後4時
   対 象:小学校3年生から6年生までと中学生
   定 員:20人

(3)プロの摺師(すりし)に挑戦

 プロの指導の下で版画を実際に刷る体験をします。
   日 時:2月16日(土)午後2時〜午後4時
   対 象:小学校5・6年生と中学生
   定 員:10人
   参加費:各回300円

  ☆☆応募方法☆☆
往復はがきに希望講座番号・講座名・住所、参加希望の子どもの氏名、学校名、学年、保護者氏名、電話番号を記入し郵送して下さい。
1枚のはがきで3名まで申し込みできます。参加希望の子ども全員の氏名を記入してください。
※返信用の宛名は「行」ではなく「様」でお願いします。
締め切り:1月21日(月)必着。
※応募者多数の場合は抽選。
   〒650-0034 神戸市中央区京町24番地 神戸市立博物館
   「ジュニアミュージアム講座」係まで。


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