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※終了した展覧会の情報です。
特別展 失われた文明
インカ・マヤ・アステカ展

   2007年(平成19)10月3日(水)〜12月24日(月・振休)
   午前9時30分から午後5時まで(入館は午後4時30分まで)
    ※金・土曜日及びルミナリエ期間中(12月6日〜17日)は午後7時まで開館
     (入館は午後6時30分まで)

   ※休館日毎週月曜日
    (ただし、10月8日(月・祝)・12月24日(月・振休)は開館、10月9日(火)は休館)

    会場の神戸市立博物館の所在・交通


image  神戸市立博物館では、中南米三大文明であるインカ文明・マヤ文明・アステカ文明の遺産の数々を紹介する特別展を開催いたします。
 中南米にはかつて、様々な気候風土を利用しながら、高度な建築技術や天文学、自然の神々への信仰や儀礼、国の統治といった、豊かな文明が各地で繁栄していました。
 ペルーを中心に広大な領土を持ち、天空都市マチュピチュをはじめとする謎の繁栄を遂げた文明“インカ”。中央アメリカのユカタン半島を中心に2,000年にもわたり繁栄した密林の文明“マヤ”。そして、14世紀からメキシコ中央部の湖上に20万人を超える巨大都市を築いた文明“アステカ”。
 本展覧会は、NHKスペシャル「失われた文明 インカ・マヤ」と連動して開催するもので、インカ・マヤ・アステカの各文明にまつわる貴重な遺産を一堂にご紹介します。世界初公開となるマチュピチュの出土品をはじめ、約220点を展示するほか、最新の研究成果や多彩な映像等をご紹介しながら、神秘と謎に満ちた中南米三大文明の全貌に迫ります。


左の写真:
・チムーの金の装身具
 インカ  チャンチャン遺跡 チムー文明(AD900−1476)
  ラルコ博物館蔵 ペルー
 本資料は、インカ以前のペルー北海岸で栄えたチムー文明の黄金製王冠、耳飾、首飾、肩飾です。征服者スペイン人はインカの黄金製品の優れた価値を認めようとせず、多くを溶かしてヨーロッパに持ち帰っています。しかし、王族や貴人の墓所に眠っていたインカ以前の文明の黄金製品を見ることで、中央アンデスの冶金(やきん)技術の多彩さと、その美意識をしのぶことができます。ペルー北海岸地域の黄金製品製作の技術は特に優れており、インカに引き継がれることになります。

★展覧会内容★


 本展は、1.マヤ文明−密林の王朝 2.アステカ文明−湖上の大都市 3.インカ文明−天空の都、以上3章で構成されています。

本展覧会の出品目録(PDFファイル)

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・服を着た大人とこどものミイラ  
 インカ チリバヤ出土 チリバヤ文明(AD900−1440)
  マルキ研究所蔵  ペルー
 本資料は、ペルー南海岸のイロで発展したインカ文明以前のチリバヤ文明(紀元900−1440年)のミイラです。自然にミイラ化したもので、2体いっしょに埋葬されていました。帽子の形状から二人の間には家族のつながりがあると考えられています。スペイン人の記録によるとインカ王のミイラは良質の衣服をまとい、食事や飲み物が与えられ、時には御輿(みこし)に乗って他の王のミイラや王を訪問し、主要な儀礼の際には広場や神殿に持ち出されたと言います。スペイン人たちによる徹底的な破壊によってインカ王のミイラは現存していませんが、インカ以前の文化が栄えた場所からミイラが出土しており、インカがどのようにして先祖の遺体を取り扱ったのかを知る手がかりとなっています。


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・ヒスイ製仮面  
 マヤ カラクムル遺跡 古典期後期(AD600-900)
 カンペチェ博物館蔵  メキシコ
 ヒスイのモザイクで作られた埋葬用の仮面で、686年に即位したユクノーム・イチャーク・カック王の墓から出土しました。この王の遺体は、織物とジャガーの毛皮で包まれ、仮面や多彩色土器、真珠貝やウミギク貝製のビーズや黒曜石(こくようせき)の製品などのさまざまな副葬品が供えられていました。
 ヒスイは、グアテマラのモタグア川流域でしか産出せず、黒曜石の産地も南部高地に限られていました。これら貴重な品々を運ぶ遠距離交易は王が支配し、貴族たちに配分することで王は権威を高めていたと考えられています。
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・太陽神の四脚土器
 マヤ ドス・ピラス出土 古典期後期(AD600-900)
 グアテマラ国立考古学民族学博物館蔵
 この彩色された四脚皿の中央には太陽神の顔が描かれ、皿の内壁には17のマヤ文字が描かれています。描かれた文字からオーク・ワートゥ・チャークという王のものであることがわかっています。イクの地における神聖な王である彼は、この世の最高の位をもつ者、軍の指揮官であると書かれています。マヤの王は国家の儀礼では最高神官となり、戦争では全体を統括する指揮官となりました。王は太陽神をはじめとする神々と交信し、神との仲介者の役割を果たすことで民を統治しました。

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・トラロック神の土製壺
アステカ テンプロ・マジョール遺跡 アステカ文明(AD1345-1521)
  テンプロ・マジョール博物館蔵 メキシコ
 アステカの人々は実に多くの神々を崇拝していました。この壺は雨の神であるトラロック神をかたどったもので、アステカ時代に作られたトラロックの壺の中でも、際立って美しいと言われています。古代アステカの人々は、トラロカン(天国)に住むトラロック神に、雨と豊穣を祈願していました。

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・ワシの戦士像
 アステカ テンプロ・マジョール遺跡 アステカ文明(AD1345-1521)
 テンプロ・マジョール博物館蔵 メキシコ
 アステカ王国の中心的なモニュメントであるテンプロ・マジョール神殿の北側に位置する「ワシの家」で発見された等身大の土製人物像で、ワシの頭飾りを被り、羽毛や鉤爪(かぎづめ)をつけたコスチュームで体を覆っています。このワシの戦士像は、高位の戦士の象徴であった考えられています。この像が見つかった部屋では、戦士が自分で自分を傷つけ血を流す放血儀礼が行われた痕跡があり、戦いが神聖な行事であったことを物語っています。

    Photography © 義井 豊

【主 催】
 神戸市、神戸市立博物館、NHK神戸放送局、NHKきんきメディアプラン

【後 援】
 文部科学省、外務省、グアテマラ大使館、メキシコ大使館、ペルー大使館、兵庫県

【協 賛】
 あいおい損害保険、キヤノン、大日本印刷、トヨタ自動車

【企画協力】
 グアテマラ文化・スポーツ省、メキシコ国家文化芸術庁/国立人類・歴史学研究所、ペルー文化庁

【協 力】
 KLMオランダ航空


★観 覧 料★

区分 入館料(1人1回につき)
 当 日   前売券 ※  団体券(30人以上)
一 般 1300円 1100円 1000円
高校生・大学生 800円 600円 500円
小学生・中学生 400円 250円 200円

 *満65歳以上で、神戸市すこやかカード(老人福祉手帳)持参の方は、当日料金が半額。
 ○障がい者手帳持参の方は無料。
 ○神戸市および隣接6市1町、淡路3市、鳴門市、徳島市の小・中学生は、「のびのびパスポート」の提示により無料。
 ○就学前のこどもは無料

★関連イベント★

1.記念講演会

 10月7日(日) 午後2時〜午後3時30分
  「中南米の古代文明 〜インカ・マヤ・アステカの宗教と社会〜」
  松本亮三氏(東海大学文学部教授/本展覧会考古学監修)

 10月14日(日)  午後2時〜午後3時30分
   「Making of NHKスペシャル 〜失われた文明インカ・マヤ」
   大里智之氏(NHK制作局・チーフプロデューサー)

※会場はいずれも博物館地階講堂。当日午後1時30分より、講堂前で整理券を配布。 先着180名。聴講無料。ただし、「失われた文明 インカ・マヤ・アステカ展」観覧券が必要。

2.こどものためのワークショップ

 小学校3年生から中学生を対象としたワークショップです。

   (1)アンタラを作ろう〜インカに響いた音色
    10月21日(日) 1回目/午前10時〜12時  2回目/午後2時〜4時
    会場:神戸市立博物館 地階考古学習室 各回20名

   (2)神様をデザインした壺をつくろう〜マヤ・アステカの人たちの願い-1
    10月27日(土) 1回目/午前10時30分〜12時 2回目/午後2時〜3時30分
    会場:NHK神戸放送局1階トアステーション 各回30名

   (3)こどものための展覧会講座〜インカ・マヤ・アステカについて知ろう!
    11月4日(日) 1回目/午前10時〜12時  2回目/午後2時〜4時
    会場:神戸市立博物館 地階講堂  各回70名

   (4)神様をデザインした壺をつくろう〜マヤ・アステカの人たちの願い-2
    11月18日(日) 1回目/午前10時〜12時  2回目/午後2時〜4時
    会場:神戸市立博物館 地階考古学習室  各回20名 

申し込み方法
郵便往復はがきの往信用裏面に、郵便番号・住所・参加希望のお子様全員の名前(3名まで)・学校名・学年・保護者のお名前・電話番号・希望講座の番号((1)〜(4))・希望回(1回目または2回目)、返信用表面に、郵便番号・住所・氏名をご記入の上お申し込み下さい。

※一枚のはがきで複数の講座へのお申し込みはご遠慮ください。
※応募多数の場合は抽選となります。当選はがきをお持ちいただいたお子様は博物館の入館は無料です(付き添いの保護者の方は団体料金にてご入館いただけます)。

(あて先) 〒650-0034
神戸市中央区京町24
神戸市立博物館「こどものためのワークショップ」係
(締め切り)(1)(2)は10月9日(火)、(3)(4)は10月22日(月)必着 


障がい者のための鑑賞会

日 時: 11月26日(月)10:00〜17:00(入館は4時まで)

対 象: 障がい者手帳・療育手帳等をお持ちの方500名とその介護者1名。
      (原則は、往復葉書1通に障がい者1人と介護者1名。
       ただし介護に必要な実際の人数を記入しても可)

入館料: 無料(喫茶室、図録、記念グッズ、音声ガイド等は有料)

申し込み:往復葉書に、郵便番号、住所、氏名、電話番号、介護者氏名を明記し、
     11月13日(消印有効)までに
     「神戸市立博物館 障がい者のための鑑賞会」係まで。
     申込多数の場合は抽選。定員に余裕があれば、11月13日以降も先着順で受付。
     ※グループでの応募も可能。この場合は、グループ名と代表者の氏名、
      連絡先の郵便番号・住所・電話番号、参加人数(手帳所持者・介護者)
      を明記のうえ申込。

申込先、問い合わせ先:
     〒650-0034神戸市中央区京町24番地
     電話 078−391−0035
     神戸市立博物館
     「障がい者のための鑑賞会」係

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