2007年(平成19) 7月21日(土)〜9月2日(日)
午前10時から午後5時 (入館は午後4時30分まで)
※毎週金曜日は午後7時まで(入館は午後6時30分まで)
休館日 毎週月曜日
会 場 3階 特別展示室1・1階ホール
昨年の夏、親子で楽しむ博物館をめざして開催した企画展「“ホンモノ”たちが教科書をとびだした」は、みなさまに大変好評をいただきました。この夏、第2弾として「夏休み親子はくぶつかん―みなと神戸のれきしにタイムトラベル―」を開催します。
この展覧会では、みなとを中心に発展してきた神戸の歴史にスポットをあてるとともに、今年で開館25周年を迎えることから、当館の収蔵品の核をなすコレクションについても紹介します。もちろん今回も展示だけでなく、1階ホールを教室にみたてて机とイスを並べ、親子で楽しめる体験講座を毎日開催し、さらに毎週異なる6つのプログラムで「こどものためのワークショップ」を行う予定です。
また博物館が所蔵する昭和10年代の神戸を記録した映像や、神戸を舞台に繰り広げられた源平合戦の世界を再現したアニメーション、鑑賞ガイドブックなど、楽しくわかりやすく学んでいただけるようなアイテムもいろいろと準備しています。このほか木曜日の午後には、自由研究お助け窓口を設けます。
この夏休みは博物館で、むかしの神戸へタイムトラベルしてみてください。
|
左の写真:
源平合戦図屏風(げんぺいかっせんずびょうぶ)
・一の谷合戦図(いちのたにかっせんず)(部分)
狩野吉信 江戸時代前期 17世紀
神戸市立博物館蔵
右側には寿永(じゅえい)3年(1184)2月7日の一の谷合戦、左側は翌年2月19日の屋島合戦(やしまかっせん)の様子を、その四百数十年後に描いたもの。『平家物語(へいけものがたり)』に語られている合戦の勇ましい手がら話やエピソード、涙をさそう悲しい話などが描かれています。この展覧会では、源平合戦図屏風で繰り広げられる合戦のエピソードをコンピュータを使い、アニメーションで再現します。
|
○主 催 神戸市立博物館
○共 催 海と船の博物館ネットワーク
○出品点数 約100件
★おもな出品作品
摂州神戸海岸繁栄之図 (せっしゅうこうべかいがんはんえいのず)
長谷川小信(二代貞信) 明治4年(1871)
神戸市立博物館蔵
開港場
(かいこうじょう)神戸にはアメリカやヨーロッパなどからたくさんの人が訪れ、様々な品物がもたらされました。大阪の絵師長谷川小信
(はせがわこのぶ)は、西洋の新しい文化があふれる神戸や大阪の様子を数多く描いています。小信は文明開化
(ぶんめいかいか)のシンボルとして、蒸気船や異人館、外国からやってきた人々などを描いています。
神戸港眺望(こうべこうちょうぼう)
Y.コジマ 昭和13年(1938) 神戸市立博物館蔵
無数に描かれた船が、神戸港のにぎわいを伝えています。メリケン波止場
(はとば)、中突堤
(なかとってい)と台湾への定期連絡船(ふじ丸)、そして造船神戸の象徴ともいえる川崎造船所
(かわさきぞうせんしょ)のガントリークレーンなど、港町神戸というイメージの元となるような風物が描きこまれた絵画です。
高砂丸処女航海(たかさごまるしょじょこうかい)ポスター
大久保一郎原画 昭和12年(1937) 神戸市立博物館蔵
高砂丸は昭和12年(1937)4月28日に三菱
(みつびし)長崎造船所で完成し、5月20日から台湾航路に就航しています。神戸と基隆
(キールン)を結ぶ台湾航路は、運ばれる荷物も乗客も大変多く、月に15〜16便も運行されていました。高砂丸は、戦争中は軍の病院船として使われ、終戦後は中国やシベリアからの帰還者の輸送に活躍しましたが、昭和31年に売却・解体され、役目を終えました。