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※終了した展覧会の情報です。
特別展 大英博物館
ミイラと古代エジプト展

  2007年3月17日(土)〜6月17日(日)
   午前9時30分から午後5時まで(入館は午後4時まで)
    金・土曜日は午後7時まで(入館は午後6時まで)

   ※休館日 月曜日、ただし4月30日(月・祝)は開館

    会場の神戸市立博物館の所在・交通


image  世界有数のエジプトコレクションを誇る大英博物館で、2004年7月から1年以上にわたって人気を呼んだ「Mummy:the inside story」。アメリカなどを巡回したあと、神戸にやってきました。
 包帯につつまれたミイラの内側はどうなっているのか? ミイラは、生前どのような人物であったのか?
 これらの知的好奇心に応えるためには、かつてはミイラの包帯を解くしかありませんでした。しかし、1960年以降の科学技術の進歩によって、包帯を解かなくともその内部の詳細な情報を得ることができるようになりました。
 本展覧会では、3000年前に作成されたミイラ・ネスペルエンネブウの謎を約20分の迫力ある3D映像によって解き明かします。最新のテクノロジーによって解き明かされたミイラの秘密とは何か・・・・。
 このバーチャル映像とともに、実物資料約130点の展示を行います。映像と資料展示の相乗効果によって、エジプトの古代世界に迫ろうとするものです。従来の「エジプト展」とはひと味違った画期的な展覧会です。


左の写真:
カルトナージュ棺に納められたネスペルエンネブウのミイラ
 第3中間期、第22王朝(前800年頃) テーベ西岸出土
胸部にハヤブサの頭と翼を持つスカラベ、その下部にはハヤブサなどが、美しく彩色されたカルトナージュ棺。カルトナージュ棺は、何層にも重ねた亜麻布(あまふ)に糊を染みこませ、石膏(せっこう)で塗り固めたもの。内部には、ネスペルエンネブウのミイラが納められています。ネスペルエンネブウの職業は、神官。カルナクのアメン・ラー神殿に仕え、コンス神の崇拝(すうはい)に「祠堂(しどう) の扉を開ける」役割を担っていました。

★展覧会内容★


この展覧会は下記の3部で構成されます。

1.イントロダクション
 約5分間の映像で、古代エジプト世界に誘います。あわせて、3D映像のメイキングを紹介します。
2.3D映像シアター
 幅11mの大型スクリーンに広がる、美しい古代世界と手に触れるような「バーチャルミイラ」は、考古学と最先端テクノロジーの融合によって生み出されたかつてない映像コンテンツです。ミイラ作りの再現映像なども交えた、約20分間の映像を提供します。 image
3.資料展示
 実物資料は、次の5章によって構成されています。
 I.古代エジプトの世界では、大英博物館が誇るエジプトコレクションの中から主だった資料を、II.神に仕えるではネスペルエンネブウが働いた神殿の神々、儀式用具などから神官の役割や神殿の様子を紹介します。
 III.神官エスペルエンネブウでは、ネスペルエンネブウのカルトナージュ棺や内部に付された護符から、それぞれの持つ意味を解き明かします。
 IV.復活への願いでは、「永遠の生命を得る」ために施されたミイラ作りに関わる神々や使用された道具や包帯、死者を護る護符を取り上げ、古代エジプト人の死生観の根幹である「オシリス信仰」に迫ります。
 最後のV.来世への旅立ちでは、遺体を飾った装身具や来世での労働を担ってくれるシャブティ像、死者の書などから、供養の在り方にふれます。

本展覧会の出品目録(PDFファイル)

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・カノポス容器
 末期王朝時代、第26王朝(前664−525年)
ミイラ作りの過程では、心臓を除く内臓は、すべて体内から取り出されます。主要な臓器は、肝臓、肺、胃、腸ですが、これらは保存処理がなされ、容器に入れられて、墓に納められました。死者が新しい生活に入ったときにいつでも使えるためにです。人間の頭を持つイムセティ神には肝臓を、ヒヒの頭を持つハピ神には肺、ジャッカルの頭を持つドゥアムウトエフ神には胃、ハヤブサの頭を持つケベフセヌウエフ神には腸が納められ、それぞれを守護します。


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・プタハ・ソカル・オシリス神小像
 末期王朝時代(前664−332年)、出土地不明
メンフィスの創造神プタハ、メンフィスの墓地の神ソカル、冥界(めいかい)の支配者オシリスの3つの神が一つになった像です。末期王朝時代からプトレマイオス朝の時代には、この混合神が必ず墓に埋葬されるようになります。
 この神は、羊の角と日輪(にちりん)がついた羽飾りを頭にかぶりるのが大きな特徴で、死者の復活をうながす役割を有しています。
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・アンクエフエンコンスの供養碑
 末期王朝時代、第26王朝(前664−525年) テーベ出土(推定)
供養碑は、一般的に死者に供物(くもつ)が届けられることを祈願した内容が書かれ、墓に納められます。この彩色がよく残された碑には、アメン・ラー神に仕えた神官アンクエフエンコンスのために作られたものです。下部には、死後の生活のため、パンやビール、牝牛などの葬儀の供物を与えるようにとの祈願を記しています。
 中央左側はアンクエフエンコンスが日没の太陽神アトゥムに、右側はハヤブサの頭を持つ日中の太陽神ラー・ホルアクティに供物を捧げる場面を描いています。

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・ミイラマスク
 ローマ支配時代(前30年以降) アピュドス出土
古代エジプトでは、ミイラにマスクをつけて埋葬しました。マスクは重要な装身具であったのです。このマスクからも明らかなように死者の顔を忠実に模したものではなく、若々しいことが見て取れます。来世の生活にふさわしい理想像を体現したものといえます。  頭部に描かれた有翼スカラベ、襟飾りの鮮やかな色遣いなどから、新しい時代のミイラマスクですが、典型的な特徴を兼ね備えた逸品です。

    © The Trustees of the British Museum 2007. All rights reserved 画像提供:SGI


【主 催】 神戸市立博物館、大英博物館、朝日新聞社、朝日放送
【後 援】 文部科学省、外務省、ブリティッシュ・カウンシル、可視化情報学会
      CG−ARTS協会、3Dコンソーシアム、立体映像産業推進協議会
【協 賛】 三井物産、キヤノンマーケティングジャパン、シーメンス旭メディテック
      大日本印刷、関西電力、和田興産
【技術協力】日本SGI 【協 力】 全日空、日本貨物航空

★観 覧 料★

区分 入館料(1人1回につき)
 当 日   前売券 ※  団体券(30人以上)
一 般 1400円 1200円 1100円
高校生・大学生 1000円 850円 800円
小学生・中学生 600円 450円 400円
シルバー ※ 700円 -- --

 ※シルバーは、65歳以上で、神戸市すこやか手帳持参の方のみ適用されます。
 ※前売券は3月16日で発売を終了します。
 ○障がい者の方は無料
 ○神戸市及び隣接6市1町、淡路3市、鳴門市、徳島市の小・中学生は、「のびのびパスポート」の提示により無料。
 ○就学前のこどもは無料

★関連イベント★

1.記念講演会

  「ネスペルエンネブウの生涯:古代エジプト第3中間期のテーベ」
  近藤二郎氏(早稲田大学文学学術院教授・早稲田大学エジプト学研究所所長)
  於 神戸市立博物館地階講堂
  3月17日(土) 午後2時〜 地階講堂 定員180名 無料、ただし観覧料が必要
   (*当日午後1時より、講堂前で整理券を配布。)

2.春休み親子鑑賞会

 親子で楽しくゆっくりと鑑賞していただくための春休み特別企画。
 解説を聞きながらの展示見学やクイズラリー、スライドを使っての
 解説会などを通してキミも古代エジプト博士になろう
  4月2日(月)(1)9:30〜 (2)10:00〜 (3)13:30〜 (4)14:00〜 観覧時刻指定
  対 象:3月現在の小学生〜中学生と引率の保護者
       (2名まで、就学前児童同伴可)
  定 員:各回250名(申し込み多数の場合は抽選)
  参加費:無料
  観覧料:保護者1名につき1100円(中学生以下は無料)。
  持ち物:筆記用具

 申し込み方法:
 ☆往復はがきに、参加希望の番号、時間帯、代表者の氏名、
  参加希望のこどもの人数と保護者の人数、住所、電話番号、
  返信用の宛名(「行」ではなく「様」でお願いします)を記入し郵送。

 ☆しめ切り 3月14日(水)必着
   申込先 〒650-0034 神戸市中央区京町24
        神戸市立博物館 春休み親子鑑賞会係
        問い合わせ TEL078-391-0035

3.子どものためのワークショップ
    「古代エジプトの文字ヒエログリフを書いてみよう!」

 ゴールデンウィークの中の1日、古代エジプトの文字ヒエログリフを書いてみませんか?
 自分の名前を書いたり、参加者全員で1つの作品をつくりたいと考えています。
 さて、どんな作品ができあがるでしょうか。

  日 時:4月28日(土) (1)10:00〜11:30 (2)14:00〜15:30
  場 所:講 堂
  対 象:新年度の小学生2年生〜中学3年生
      (引率の保護者も2名まで参加可能)
  定 員:各回140名(参加する保護者も含めて。申し込み多数の場合は抽選)
  参加費:無料
  観覧料:保護者1名につき1100円(中学生以下は無料)。
  持ち物:筆記用具、色鉛筆、下敷き

 申し込み方法:
  ☆往復はがきに、参加希望の番号、時間帯、代表者氏名、
   参加希望の子どもの人数と保護者の人数、住所、
   電話番号、返信用の宛名(「行」ではなく「様」でお願いします)を記入し郵送。
  ☆しめ切り 4月6日(金)必着
   申込先   〒650-0034 神戸市中央区京町24
          神戸市立博物館 子どものためのワークショップ係
          問い合わせ TEL078-391-0035

4.ジュニアミュージアム講座

  (1)「古代エジプトのお守りをつくろう!」(アンク、ウジャト等)
     4月14日(土)14:00〜16:00
  (2)「レンコンでパピルスをつくろう!」
     5月12日(土)14:00〜16:00
  (3)「古代エジプトを飛び出す絵本で再現しよう!」
     5月26日(土)14:00〜16:00
 各回とも
  場 所:考古学習室
  対 象:新年度の小学4年生〜6年生
  定 員:各回20名(申し込み多数の場合は抽選)
  参加費:300円
  観覧料:保護者1名につき1100円(中学生以下は無料)。
  持ち物:筆記用具、汚れてもいいタオル

 申し込み方法:
  ☆往復はがきに、参加希望講座の番号と講座名、住所、
   参加希望のこども全員の氏名、学校名、新年度の学年、保護者氏名、
   電話番号、返信用の宛名(「行」ではなく「様」でお願いします)を記入し郵送。
  ☆しめ切り (1)は3月23日(金)、(2)(3)は4月20日(金)必着
  ☆1枚のはがきで兄弟や友だちを本人を含めて3名まで申し込むことが可能です。
   申込先   〒650-0034 神戸市中央区京町24
          神戸市立博物館 ジュニアミュージアム講座係
          問い合わせ TEL 078-391-0035

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