*神戸市立博物館の最新情報など当館の休館日・料金・様々な設備などについて常設展示の説明です特別展示案内です当館所蔵の名品を紹介します学校関係者は必見です当館独自の展示・普及・資料保存活動について阪神大震災当時の当館の状況神戸市ホームページへ
目次展覧会予定▼過去の特別展年代分野自主企画過去の企画展

※終了した展覧会の情報です。

企画展 震災10年神戸からの発信                 日本財団助成事業

描かれた神戸物語 −源平合戦から港街・異人館まで−

   2005年4月29日(金・祝)〜6月19日(日)
   休館日:毎週月曜日。
   ※会場の神戸市立博物館の所在・交通


金山平三「港」
金山平三《港》1956〜64(昭和31〜39)年頃 油彩・キャンバス 神戸市蔵
神戸出身の洋画家、金山平三(1883−1964)による昭和30年代のメリケン波止場風景。画面中央に商工会議所(現存せず)、その左に旧・水上警察署が描かれている。海や空の、微妙な青や紫に光る様子が、繊細な色彩で表現されている。海を見る人々の、のどかな雰囲気も感じられる。本作と非常によく似た構図のメリケン波止場風景がもう1点あり、兵庫県立美術館に所蔵されている。

趣旨

 海と山の自然に恵まれ、また地理的に畿内の出入口にあたる神戸の地は、古代から和歌の歌枕(うたまくら)や古典文学に登場し、源平の史跡をはじめ多くの名所が生まれました。江戸時代にはいると、和歌や文学をはなれた景色が描かれるようになります。
 開港以降、異国情緒あふれた港都の賑わいは人気を博し、神戸のイメージを決定づけることになります。とくに芸術家の眼を通してとらえられた神戸の風景画には、名所だけでなく、成長する近代都市のさまざまな側面が表現されています。
 この展覧会では、神戸を舞台とした物語絵や名所絵、神戸を描いた風景画など、約160点の資料をとおして、神戸のイメージがどのように形成されてきたのかを紹介し、神戸の魅力を震災10年にあわせて発信します。

主催:

神戸市立博物館、(財)日本海事広報協会、(社)神戸海事広報協会

展覧会の構成とおもな出品資料

・伝えられた神戸

 『平家物語』などの一の谷合戦にまつわるさまざまなエピソードをはじめ、『伊勢物語』の布引の滝、『源氏物語』の須磨・明石など、多数の名所が生まれました。またその名が種々の文芸や芸能などに登場することで流布し、定着して、今日まで伝えられています。

・描かれた神戸ー名所の拡大ー

 江戸時代に入ると、旅行熱のたかまりや名所図会の出版ブームもあって、和歌や文学をはなれた景色が描かれるようになります。神戸では、六甲山からの眺望や老松の並ぶ舞子の浜がとりあげられます。また紀行文の中には、見聞した当時の神戸の様子をいきいきと描いたものもあります

神戸を描く

 開港後の神戸は、居留地がつくられ、港が整備され、西洋文化流入の窓口としての存在感を強めていきます。当時の人々にとって珍しい建築や風俗をとらえた明治初期の開化錦絵(かいかにしきえ)や、大正・昭和初期に神戸に惹かれて各地の風景を描いた画家たちの作品を紹介します。海、山、居留地 −自然とエキゾティックな街並み。絵になる風景を求めて描かれた作品は、近代以降の神戸のイメージがどのように作られてきたかを語っています。

★おもな出品資料

《源平合戦図屏風 一の谷合戦図》
狩野吉信筆 江戸時代初期 紙本金地著色 1隻

 一の谷合戦は、寿永3年(1184)2月7日に生田から須磨までを舞台に繰り広げられた。源義経の坂落(さかおとし)、生田の森での河原太郎・次郎兄弟の先駆け、平重衡(しげひら)の生捕り、風流人平忠度(ただのり)最期、平敦盛(あつもり)と熊谷直実(くまがいなおざね)の哀話など、『平家物語』に語られるさまざまな武勇伝やエピソードを屏風の大画面に配置して俯瞰的に描写し、合戦の熱気を伝えている。
image
 
image
《美作―大阪道中紀行》
1865〜68(慶応〜明治初)年頃  紙本著色

今の岡山県美作(みまさか)町を出発して、姫路から山陽道に入り、神戸を通って大阪に至る道中風景を記録した冊子。作者はわからないが、序文に「慶応の季」と年代が記してあるので、1865〜68年ごろの作か。プロの画家ではない素朴な筆致が特色。舞子浜や一の谷に続いて、造成中の神戸外国人居留地がパノラマ式に描かれており、神戸開港のごく初期の姿を伝える資料として貴重。


林 重義《六甲山》
1933(昭和8)年頃   油彩・キャンバス

神戸出身の画家、林 重義(はやししげよし、1896‐1944)の作。六甲山の岩の質感がよくとらえられている。林は日本画を学んだ後、洋画に転向した。昭和5年にヨーロッパより帰国後、武庫郡住吉村に住み、それまでのルオーを思わせる画風を変化させて、身近な風景を描くようになった。『林重義 没後50年展』の年譜を参照すると、昭和8年1月に画材を求めて友人と六甲山をドライブしたという。本作は、同年3月の第3回独立展出品作である。
image


※期間中の土曜日午後1時30分から、学芸員による解説会「学芸員おすすめ! この一品を語る」、
毎日午後2時から、スタッフによるスライド解説を行います。

入館料

当日券 団体券(30名以上)
一 般 200 円 160 円
高校・大学生 150円 120円
小・中学生 100 円 70 円

※65歳以上で、神戸市すこやか手帳持参の方
※ 障がい者の方は無料
※神戸市及び隣接6市2町、淡路3市1町、鳴門市、徳島市の小・中学生は学校休業日には、
 「のびのびパスポート」の提示により無料
 (近隣6市2町とは、明石市・西宮市・芦屋市・三田市・三木市・稲美町・吉川町。
 淡路3市1町とは洲本市・南あわじ市・淡路市・五色町。)

 ※5月18日(水)の「国際博物館の日」は、入館料が無料になります。

特別展の一覧:年代順分野別自主企画
トップ利用案内常設展示▲特別展示名品撰学校との連携学芸活動大震災
 神戸市立博物館 〒650-0034 神戸市中央区京町24
 電話 078-391-0035
 メール:museum@office.city.kobe.lg.jp
博物館サイトの作成責任者:博物館学芸課長 小野田一幸
Copyright 2002〜  City of Kobe
      Kobe City Museum all right reserved