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※終了した展覧会の情報です。
欧州管弦楽合奏之図
楊州周延 欧州管絃楽合奏之図 1889年 神戸市立博物館蔵

特別展 描かれた音楽 ― 西洋楽器と出会った日本絵画 ―

於:神戸市立博物館
2003(平成15)年11月1日(土)−12月25日(木)
休館日:月曜日、11月4日(火)、11月25日(火)
ただし11月3日(月祝)、11月24日(月振祝)、12月22日は開館

開館時間 11月1日(土)−12月11日(木)  10時〜17時 (入館は16時30分まで)
12月12日(金)−12月25日(木)  10時〜19時(入館は18時30分まで)

※11月15日(土)、16日(日)の「関西文化の日」は無料でご覧いただけます。

主催   神戸市立博物館・神戸新聞社
後援   サンテレビジョン・AM神戸
協賛   財団法人 伊藤文化財団・財団法人 みなと銀行文化振興財団


 このたびの展覧会では、19世紀から20世紀中頃にかけて制作された、楽器を奏でる人物画や音楽的なイメージが表現された日本絵画を紹介します。とくに、ヴァイオリン、チェロ、アコーディオン、トランペット、マンドリン、ピアノといった西洋楽器が具体的に描かれた作品から、日本人が抱いた西洋音楽への憧れや風俗画としての魅力を鑑賞していただければと思います(油彩画・日本画・版画・資料、計123件を出品)。近代の日本における西洋音楽と絵画の関わりという問題は、大変幅広く複雑なものです。本展で紹介する作品は限られたものですが、西洋音楽が日本の社会に根付いていく過程の一側面を確かに私たちに伝えてくれます。

○出品作品数 約123件

○主な出品作品

横浜鈍宅之図
・横浜鈍宅(どんたく)之図 五雲亭貞秀(ごうんていさだひで) 1861年 神戸市立博物館蔵

 幕末の浮世絵師、五雲亭貞秀は《横浜鈍宅之図》に、コルネット、サイドドラム、トランペット、ホルンを演奏する軍楽隊を描いています。1859(安政6)年に開港した横浜には、イギリス、アメリカ、オランダ、フランス人が住み始め、商館や住宅地が形成されていきました。どんたくはオランダ語のゾンタック(日曜日)に由来する言葉。横浜外国人居留地の休日にパレードする軍楽隊と、人々が集まり見物する様子が描写されています。楽器の複雑な形態や演奏者たちの膨らんだ頬、バルブをおさえる指先、姿勢が非常にリアルに描かれていることが注目されます。


・欧州管絃楽合奏之図  楊州周延(ようしゅうちかのぶ) 1889年 神戸市立博物館蔵(冒頭の写真)

 華やかな開化錦絵で知られる楊州周延は、《欧州管絃楽合奏之図》でピアノ、ヴァイオリン、チェロ、コントラバス、混声合唱などを描いています。奏でられているのはワルツ?と想像がふくらみますが、画面左上に歌詞と楽譜が描かれていることに気付きます。「明治唱歌の内 岩間の清水」、楽譜の音符をたどると、画面右下のピアノの譜面台に置かれた楽譜の音符とほぼ相似形であるため、《欧州管絃楽合奏之図》は明治の唱歌合唱風景とわかります。


ハーブを弾く婦人 ・ハープを弾く婦人 伊原宇三郎 1927年頃 徳島県立近代美術館蔵

 伊原宇三郎は徳島出身の洋画家。《ハープを弾く婦人》は、ヨーロッパ留学中の作品。モデルは山田耕筰(こうさく)にピアノと作曲を学んだこともある妻のしげ子という。しげ子は滞仏中にピアニスト、マルグリット・ロンに日本人として初めて入門し、夫妻はオペラやコンサートに足繁く通ったという。


・演奏者 宮本三郎 1956年 世田谷美術館蔵

 宮本三郎がヴァイオリニストの巌本真理をモデルに描いた肖像画。太い眉と瞑想的な眼、太くデフォルメされた腕と大地を踏みしめる足が、演奏者の鬼気迫る集中力をあらわしています。巌本は小野アンナに師事したヴァイオリニスト。
演奏者

関連イベント
☆会期中コンサートを開催します。
(博物館1階ホールにていずれも14〜15時、無料、ただし入館券が必要です。)
(1) 11月8日(土) 14〜15時 前田健治氏(ピアノ)
(2) 11月9日(日) 14〜15時   〃
『お雇い外国人が見た日本〜日本洋楽事始』
ルドルフ・ディットリヒ「ニッポン・ガクフ」より
“さくら” “落梅”
瀧廉太郎「憾(うらみ)」など

(3) 11月22日(土) 14〜15時
谷口朋子(ヴァイオリン)、奥野敬子(ヴァイオリン)、
亀井宏子(ヴィオラ)、山本彩子(チェロ)の各氏
<神戸市室内合奏団>
『西洋音楽之楽しみ』
E.エルガー「愛の挨拶」
G.ビゼー「カルメン」より“ハバネラ「恋は野の鳥」”
G.プッチーニ「蝶々夫人」より“ある晴れた日に”
日本の曲「宵待草」
コンサート風景

☆スライド解説
会期中毎日13時〜と15時〜の2回(展覧会会場、特別展示室2にて)

図録の表紙
★この展覧会の図録を販売しています。B5オールカラー、1500円です。

入館料
  当日券 前売券 団体券(30名以上)
一 般 800円 700円 600円
高校・大学生 550円 450円 400円
小・中学生 300円 200円 100円
シルバー★ 400円

★65歳以上で、「神戸市すこやか手帳」持参の方が対象です。
※11月15日(土)、16日(日)の「関西文化の日」は無料で入館できます。

同時開催
ギャラリー ギャラリー「神戸ゆかりの芸術家たち−館蔵の日本画−」
特別展の一覧:年代順分野別自主企画
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