*神戸市立博物館の最新情報など当館の休館日・料金・様々な設備などについて常設展示の説明です特別展示案内です当館所蔵の名品を紹介します学校関係者は必見です当館独自の展示・普及・資料保存活動について阪神大震災当時の当館の状況神戸市ホームページへ
目次展覧会予定▼過去の特別展年代分野自主企画

※終了した展覧会の情報です。
特別展 創立250周年記念 大英博物館の至宝展
   Treasures from the World's Cultures : The British Museum after 250 Years

  平成16(2004)年1月17日(土)〜3月28日(日)
  休館日:毎週月曜日
  開館時間:午前9時45分から午後5時まで(入館は4時30分まで)
   ※土曜日・日曜日にかぎり午前9時30分からの開館となります。
   ※金曜日・土曜日にかぎり閉館時刻は午後7時となります(入館は午後6時まで)。

※会場の神戸市立博物館の所在・交通


大英博物館の正面風景  ロンドン有数の文教地区・ブルームズベリーに建つ大英博物館は、総面積は14エーカー(約5万7千平方メートル)という広さを誇り、700万点を超える文化遺産を収蔵する世界最大級の博物館として知られています。
 この展覧会は、同館の創立250周年を記念して、コレクションを構成する8部門全てから約270点の作品を選りすぐり、「大英博物館の250年」「古代オリエント世界」「ヨーロッパ」「アフリカ・アメリカ・オセアニア」「アジア」の5つのセクションに分けて大英博物館が誇る至宝(しほう)を展示します。
 “人類の文化遺産の殿堂”といっても過言ではない博物館のエッセンスを凝縮した本展覧会では、世界文化をパノラマのように一望でき、1万年にわたる人類の記憶を追体験することができる機会といえるでしょう。

   主  催: 神戸市、神戸市立博物館、大英博物館
朝日新聞社、朝日放送、(財)神戸国際観光コンベンション協会
   後  援:外務省、英国大使館、ブリティッシュ・カウンシル
   特別協賛:日動火災海上保険株式会社
   協  賛:昭和シェル石油株式会社、日本製紙株式会社、大日本印刷株式会社
   協  力:全日本空輸株式会社、日本貨物航空株式会社

★入 館 料
当日券前売り券団体
(30名以上)
一   般1300円1100円1000円
高校・大学生900円800円700円
小・中学生500円400円350円
*シルバー650円 

*シルバーは65歳以上で、神戸市すこやか手帳持参の方
*障がい者の方は無料
*神戸市及び隣接6市2町、淡路1市10町、鳴門市、徳島市の小・中学生は、
学校休業日には、「のびのびパスポート」の提示により無料


★展覧会の内容★

[1]大英博物館の250年
 1753年、医師ハンス・スローン氏が生涯をかけて収集した約8万点の資料が英国に託され、大英博物館は創設されました。世界最初の、一般公開を目的とした国立博物館がここに誕生します。
 このセクションでは、大英博物館のコレクションや、建物の拡大の歴史と、それを支えた人々、世界の「知」の集積所としての名声の確立、そしてそこに魅せられたコナン・ドイルやマルクスらの著名人など、創立以来、250年の歴史にちりばめられた様々なエピソードを紹介して、博物館の歴史を概観します。
リボンをかけた大英博物館
 創設250年を記念して、リボンをかけられた大英博物館。

[2]古代オリエント世界
人類文明のあけぼのの地、古代オリエントの文化遺産は、はやくから大英博物館のコレクションの中核をなしてきました。
都市文明発祥の地、メソポタミアでは19世紀から20世紀前半にかけて重要な遺跡の発掘が行われ、その成果が多数、博物館にもたらされています。なかでもウルの王墓からは、数々の副葬品が出土し、初期王朝時代の栄華を語ってくれます。
 また、古代オリエント世界を構成するもう一つの部門、エジプト・スーダン部門からは、葬祭関係遺品を中心に、古代エジプトの世界観・死生観とその変遷についてふれます。

牛頭のある女王のリラ@牛頭のある女王のリラ
 イラク、ウル出土  紀元前2600−2400年ごろ

 19世紀から20世紀前半にかけて、都市文明発祥の地であるメソポタミアでは重要な遺跡の発掘が行われ、その成果が多数、博物館にもたらされました。
 その一つが、ウル王墓のプ・アビ女王の墓から出土したリラ(小竪琴)です。金製の牛頭装飾、共鳴箱の正面部のラピスラズリや貝殻などをふんだんに使った贅沢な装飾は、初期王朝時代の栄華を語ってくれます。
Aテーベの女性神官のミイラボード
 エジプト  紀元前950−900年ごろ

 このミイラボードは、高位な女性のミイラのもっとも内側を覆っていたものです。大きな花の襟飾り、襟飾りの下には太陽円盤やハヤブサ、翼を持つ天空女神ヌト、オシリス神の標章など、冥界の神々の図像が複雑に配置され、精巧な彫刻と彩色によって表現されています。
 本資料には、複雑な伝承が絡んで流布していますが、なかでも、1912年に「タイタニック号に載せてアメリカに運んだため、船が氷山に衝突し沈没した」という奇想天外な話もあります。
テーベの女性神官のミイラボード
黄金のミイラマスク B黄金のミイラマスク
 エジプト 紀元前1世紀後半

 マスクは、ミイラ装飾において非常に重要な意味をもっているとされます。布で包まれたミイラの頭部を覆ったマスクは、復活した個人を理想化して表すものです。
 このミイラマスクは、髪や飾り、かつらの部位に余す所なく金箔が覆われています。広く見開いた目は、生命力と意識の鋭さを表現し、頭部の頂と後に描かれた図像は、太陽神とオシリス神とともに故人が復活することを示しています。

[3]ヨーロッパ
 地中海海域のギリシャ・ローマの文明が、ヨーロッパ文明の源泉として尊重される一方、19世紀には、ヨーロッパに広がっていたケルト文化などの基層文化の評価も進みました。このセクションでは、ギリシャとローマ帝国、ヨーロッパの先史時代、古代ヨーロッパ、中世ヨーロッパの諸相と区分して、考古遺物や美術工芸品などを紹介します。また、ルネッサンス期のレオナルド・ダ・ヴィンチやミケランジェロ、デューラー、バロック期のルーベンス、オランダ絵画のレンブラントなど、巨匠による素描、版画23点も出品します。

ルイス島のチェス駒Cルイス島のチェス駒
 イギリス、ルイス島出土 1150−1200年

 セイウチの牙を使用して、精巧に彫られたチェス駒で、1831年以前にルイス島で見つかったものです。制作地の特定はできていませんが、スウェーデンやノルウェーで発見されたチェス駒との比較などから、ノルウェーとの強い関連が指摘されています。本展では、大英博物館が所蔵する82点のなかから、キング、クィーン、ビショップ、ナイト、ウォーダー(ルーク)の各1点を展示します。

Dデューラー「メランコリア」
 ドイツ 1514年

 羽をつけ、ひだの多い衣裳を身にまとった女性が、絶望したように手の上に顔を載せ、その周囲には計器が散らばって描かれるこの作品は、創作活動と憂鬱の結びつきを表している点で重要とされ、美術史上もっとも論議を集めてきた図像として知られています。なお、大英博物館所蔵の版画や素描は、総点数250万を超え、ヨーロッパの大美術館にもひけをとらないコレクションとなっています。
メランコリア
ルチアの肖像の絵皿Eルチアの肖像の絵皿
 イタリア 1524年

 古代ローマ時代の硬貨と同様の形式で、理想化された女性の横顔が描かれた絵皿です。きっちりと結い上げた髪、広い額、毛を抜いた眉は、当時の流行を表しています。大胆な横顔の表現と強烈な色彩が際だっており、ルチアという名の実在した女性への贈り物と考えられてます。このような絵皿は、ルネッサンス時代のイタリアで大量に制作されており、コレクターの間でも評価が高いものです。


[4]アフリカ・アメリカ・オセアニア
 大英博物館の民族学コレクションは、ハンス・スローンの旧蔵品やクックの太平洋諸島の探検航海の成果など、ヨーロッパ人が世界の諸民族と出会った早い時期にもたらされた資料の多いことが特徴となっています。そして、創立直後から他の追随を許さない充実ぶりを誇っています。このセクションでは、アフリカ・アメリカ・オセアニアと地域を区分して、それぞれの代表的な民族資料を展示します。

[5]アジア
大英博物館のアジアコレクションは、ヨーロッパでは最大級のものといえます。なかでも、オーレル・スタインが三次にわたる探検で持ち帰った中央アジアの絵画・書籍資料は、「スタイン・コレクション」と呼ばれ、シルクロード沿いの仏教の伝播、交易の研究に欠かせない第一級のものです。このほか、南アジアの彫刻芸術についても、仏像彫刻の黎明期からヒンドゥー美術の最盛期までを網羅しています。  このセクションでは、以上の資料の他、ガンダーラや南インドのアマラーヴァティーからの傑作、そして古代中国の貨幣や珍しいイスラム諸国の金貨、工芸品なども展示します。
 
 ※作品写真の著作権は大英博物館に帰属します。??©The Trustees of the British Museum,2003


★関連イベント★

(1)記念講演会
 1月18日(日) 「大英博物館の250年史(仮題)」
           大英博物館前日本部長 ビクター・ハリス氏
 2月28日(土) 「博物学の世紀−近代英国の世相・社会−」
           甲南大学文学部教授  井野瀬 久美恵 氏
  いずれも、午後2時から(開場は30分前から・終了は3時30分頃)
  神戸市立博物館地階講堂 定員180名 整理券必要、聴講無料(ただし展覧会入場券が必要)
  ※整理券は当日12時30分から、地階講堂前で配布します(先着180名)。

(2)障がい者のための鑑賞会のご案内
 日  時:3月22日(月) 午前10時〜午後5時(入館は午後4時まで)
 対  象:障がい者手帳をお持ちの方400名と介護者1名
       (申し込み多数の場合は抽選)
 観覧料 :無料
 申込方法:往復葉書で、郵便番号・住所・氏名・電話番号・介護者の氏名をご記入の上、
      3月10日(水)までに、お申し込み下さい(必着)。
 申込・問合先:〒650-0034神戸市中央区京町24 神戸市立博物館
        電話 078-391-0035

(3)子どものためのワークショップ「古代エジプトの知恵」
 1月24日(土)、25日(日)  講師:古代オリエント博物館 村治 笙子氏
 2月21日(土)、3月6日(土)講師:当館職員
   神戸市立博物館地階講堂 定員30名 応募者多数の場合は抽選


特別展の一覧:年代順分野別自主企画
トップ利用案内常設展示▲特別展示名品撰学校との連携学芸活動大震災
 神戸市立博物館 〒650-0034 神戸市中央区京町24
 電話 078-391-0035
 メール:museum@office.city.kobe.lg.jp
博物館サイトの作成責任者:博物館学芸課長 小野田一幸
Copyright 2002〜  City of Kobe
      Kobe City Museum all right reserved