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名品撰:江戸の版画
だいにほんきんりゅうざんのず
大日本金龍山之図
亜欧堂田善(あおうどうでんぜん)画 江戸時代
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大日本金龍山之図
 亜欧堂田善は司馬江漢と並ぶ江戸時代の代表的な銅版画家で、江漢が銅版画制作から遠ざかっていた文化年間(1804〜1818)に多くの作品を描いている。彼の後楯となった松平定信は江漢の銅版画を細密でないと批判し、より精緻(せいち)な製品を求めた。その要請にこたえて田善は高度な技法を習得し、それを世界地図などの実用画や多くの風景画の制作に発揮している。
 浅草寺のにぎわいを描いた本図は、江戸時代の鑑賞用銅版画としてはかなり大作のものだが、的確な描線で描きこまれた密度の高い画面が構成され、遠近法や陰影表現もうまく消化されており、職人的芸術家(アルチザン)ともいわれる田善の円熟した技量をよく示している。

参考文献:
・塚原晃「田善とテンセン ―亜欧堂系銅版江戸名所図における表現技法上の諸問題―」(『神戸市立博物館研究紀要』24 2008)
・塚原晃「田善とテンセン ―亜欧堂系銅版江戸名所図における景観図像的諸問題」(『日本美術史の杜 村重寧先生・星山晋也先生 古稀記念論文集』竹林舎 2008
    紙本銅版筆彩
    25.7×53.0cm
    1面
    池長孟コレクション
☆関連資料☆
今戸瓦焼図 ゼルマニヤ廓中図
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