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名品撰:長崎派の絵画
とうかず
桃花図
江戸時代 宝暦7年(1757) 木村蒹葭堂筆
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桃花図
 木村蒹葭堂(きむらけんかどう)(1736〜1802)は、通称を坪井吉右衛門といい、父の代から大坂の北堀江北詰で造酒業を営む町人であった。名は弘恭、字を世粛、号は巽斎また遜斎という。絵は黄檗(おうばく)僧・鶴亭(かくてい)、柳沢淇園(きえん)、池大雅を師とし、高芙蓉に篆刻(てんこく)を、詩文を片山北海に学んだ。博学多趣味で、古書画・書籍・金石・器物に及ぶ蒐集(しゅうしゅう)は世に知られ、本草や博物学についての知識や所蔵のコレクションを求めて、各地から多くの人々が蒹葭堂を訪れた。『蒹葭堂日記』には、驚くほど広い彼の交遊が書き留められている。本図は蒹葭堂22歳の若描き。薄墨による桃の枝、花や葉の平面的な形態、濃墨の独特の点苔などには、鶴亭から学んだ黄檗風の造形感覚が色濃く窺える。落款「寶暦丁丑仲春寫於蒹葭堂 臨江逸人」は、最も早い蒹葭堂号の使用(宝暦8年)を示す。

参考文献:
神戸市立博物館特別展『コレクションの精華』図録 2008
・大阪歴史博物館編『なにわの知の巨人 木村蒹葭堂』 2003
・千葉市美術館『江戸の異国趣味―南蘋風大流行』展図録 2001
   
    紙本墨画淡彩
    110.8×37.2
    1幅
    1990年度購入
   
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