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名品撰:長崎派の絵画
ながさきとうかんこうえきずかん
長崎唐館交易図巻 
江戸時代 18世紀後期〜19世紀前期 渡辺秀詮筆
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長崎唐館交易図巻

長崎唐館交易図巻
唐船の長崎入港

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日本側役人の立ち会いのもと、唐船から小船(荷漕船)に荷物を移す。

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中国人と貿易品を載せた荷漕船が新地蔵所に向かう。

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新地蔵所に貿易品が荷揚げされる。

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唐船からの荷物は中身を改められたあと、蔵に納められる。

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この橋を渡って、唐人屋敷へ。

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唐人屋敷大門前の広場。

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大門をくぐって、唐人屋敷の敷地へ。

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二之門をすぎると華やかな土神堂が見えてきた。

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土神堂の向こう側には唐人の住居が建ち並ぶ。
丸山遊廓の遊女をまじえた宴会も行なわれている。

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路上には鶏や山羊が闊歩する。屋内では読書や書画に興じる人たちも。

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ここでも遊女をまじえた宴会が。

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天后堂。航海の安全を祈るため天后聖母が祀られている。

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 元禄2年(1689)、幕府は密貿易対策のために唐人(とうじん)屋敷(唐館)を長崎の東端・十善寺に造る。その内部の様子は、奉行所の命により元禄12年に渡辺秀石が作成した唐館絵図の系譜をひく、異国風俗をテーマとした「唐館図」と「蘭館図」をセットとする遺品に見られる。本図巻は、先の「唐館図」から大きく変化した景観を修正し、新たに長崎貿易の詳細を視覚化することを意図して、唐船の入港から新地蔵所(しんちくらしょ)への荷揚げ、収庫までの「丸荷役(まるにやく)」の場面を前半に、後半は、大門、二之門、土神(どしん)堂、唐人部屋、天后(てんこう)堂の順に、唐館内の景観と風俗を、濃密な色彩で精緻に描き出す。末尾の款記「渡秀詮製」と印「秀詮之印」「弌字元喩」「画如眞」から、唐絵目利・渡辺秀詮(わたなべしゅうせん)(1736〜1824)の作品とわかる。また、巻頭の印「中川蔵書」により長崎奉行・中川飛騨守忠英(ただてる)の所蔵品であったことが判明する。秀詮が隠居する享和2年(1802)以前の作か。

参考文献:
神戸市立博物館特別展『日本絵画のひみつ』図録 2011
神戸市立博物館特別展『コレクションの精華』図録 2008
・『関西大学東西学術研究所資料集刊9-6 長崎唐館図集成5−近世日中交渉史料集 六』 関西大学東西学術研究所 2003
   
    絹本著色
    36.4×776.9
    1巻
    1988年度購入
   
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