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名品撰:長崎派の絵画
かぜぼたんず
風牡丹図
中国・清時代 18世紀 鄭培筆
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風牡丹図
 鄭培(ていばい)(生没年不詳)または鄭維培。字を山如、号を古亭という。浙江省呉興県■渓(ちょうけい、「ちょう」はくさかんむりに召)の出身。中国の画史には記録がない。師の沈南蘋に従って享保16年(雍正9年・1731)に長崎に来航したという。伝存作品の款記から、享保19年、寛延3年(1750)などの長崎滞在が知られ、享保18年(雍正11年・1733)に南蘋が帰国した後も来日の機会があったと考えられている。
 風に揺れる紅白の牡丹と小さな2匹の虻(あぶ)。背景には緑がかった藍をうすくひき、花は没骨を用いて立体感を表現している。一方、葉は墨線で輪郭と葉脈を表すことで、花の美しさを引き立てている。風のなかでも大きな花を咲かせる牡丹は、富貴の象徴といえる。その傍らを舞う虻もあわせ、繊細な情趣が漂う。宋紫石、山田宮常(ぐうじょう)、戸田忠翰(ただなか)など、南蘋派にはこの図様に倣(なら)ったと見なされる作品が多く存在する。「鄭培寫」の款記と「培印」白文方印、「山如」朱文方印が捺される。



参考文献:
・徳川美術館『王者の華 牡丹』展図録 2010
・千葉市美術館『江戸の異国趣味―南蘋風大流行』展図録 2001
神戸市立博物館特別展『花と鳥たちのパラダイス』図録 1993
   
    絹本著色
    99.5×41.8
    1幅
    1962年度購入(市立神戸美術館)
   
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