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名品撰:南蛮美術
まきえなんばんじんようけんすずりばこ
蒔絵南蛮人洋犬硯箱
安土桃山時代 17世紀初期
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南蛮人洋犬蒔絵硯箱
 面取りをした蓋中央に剣をたばさんだ南蛮人と、洋犬を薄肉金蒔絵と、剥脱しているが銀色の平文(ひょうもん)で表現した硯箱。平文の材質は、錫の薄板の可能性が想定される。洋犬の目の部分には貝片を埋め、生動感を高めている。人物の意匠は、ポルトガル人というより、植民都市から連れて来られた従者かと思われるが、こうした表現は、南蛮屏風のような絵画の愛好と呼応して案出されたものだろう。人物の上下の衣装を表現した薄肉蒔絵は、実に細密、入念であり、華麗な異国趣味をかもし出している。面取り部分は、沃懸地(いかけじ)、全体は黒漆に梨地(なしじ)粉を蒔いている。
 身部分の右に朝顔文の懸子(かけご)を置き、硯は欠失しているが、なすび形の水滴を残す。国内の富裕階層の西洋趣味にこたえるために京都で製作された上質の作例。

参考文献:
神戸市立博物館特別展『コレクションの精華』図録 2008
・神戸市立博物館編『南蛮美術セレクション』神戸市体育協会 1998
   
    木、漆
    高さ4.1cm  22.0×20.9cm
    1合
    池長孟コレクション
   

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☆関連資料☆
鉄炮蒔絵大鼓胴 南蛮人蒔絵鞍
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