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名品撰:古代の神戸
しゃくぶじけいだいしゅつどいひん
石峯寺境内出土遺物 
平安時代末期〜鎌倉時代 12〜13世紀
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銅板製経筒
銅板製経筒

壺


壺
法華経第5巻
 北区淡河町の古刹石峯寺は、その境内と周辺に経塚が営まれていた。銅板製経筒は大きなつまみのある傘蓋をもち、底部を欠くなど損傷が大きいが、一部に鮮やかな鍍金を残している。この経筒の中に収められていたと考えられる経巻は墨書の法華経第5巻である。
 陶製五輪塔は、地輪部を欠いており、空輪と風輪は一体となっているが、水輪部と火輪部にはそれぞれ納入穴がうがたれている。表面には焼成前に各部にヘラ書きの種子が刻まれているが、中心となる大日如来が表されておらず、おそらく水輪部納入穴に別の形で納められていたのであろう。
 壺は丹波窯の製品で、肩部に瓜蝶鳥文を線刻で描いている。12世紀末頃のものであろう。頸部以上は焼成後に意図的に打ち欠かいており、蔵骨器として埋納された可能性が高い。
 これらの遺物は、本堂西側の小山から別々に出土したもので、この付近には経塚と納骨墓群が営まれていたようである。


参考文献:
神戸市立博物館特別展『コレクションの精華』図録 2008
・森田稔「「石峯寺経塚」遺物の再検討」(『神戸市立博物館研究紀要』8 1991)
    神戸市北区淡河町出土
    経筒:金銅、経巻:紙本墨書、鏡:青銅、五輪塔:粘土、壺:粘土
    経筒: 高21.5、経巻: 復元縦22.3、五輪塔: 高37.5、壺: 現高24.0
    4点
    1982年度購入
   
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