*神戸市立博物館の最新情報など当館の休館日・料金・様々な設備などについて常設展示の説明です特別展示案内です当館所蔵の名品を紹介します学校関係者は必見です当館独自の展示・普及・資料保存活動について阪神大震災当時の当館の状況神戸市ホームページへ
目次古代神戸中世神戸近世神戸近代神戸神戸と近代美術
古地図南蛮美術東西交流長崎絵画江戸絵画江戸版画工芸
名品撰:古代の神戸
かぶつちのたち
頭椎大刀
古墳時代後期 6世紀
ic ↓写真をクリックすると拡大表示されます。

頭椎大刀
 大刀の外装を鍍金(金メッキ)を施した薄い銅板で包み込んだ装飾性の高い大刀である。鞘には2個の足金物が付き、これに帯執紐を取り付け刀身をほぼ水平に保って腰に佩く。
 佩用時に最も目立つ把頭には、拳をやや下に向けたような形の袋状の金物(頭椎)を取付けている。把を握る把間に巻かれた金銅板には、目釘穴を中心に施された円形文から三方に蕨手状の模様が噴出し、これに連続して蕨手状の文様が取り付く唐草文様を点刻している。刃部と柄部の境には、6個の透かし窓がある大型の倒卵形の鍔が装着されている。 鞘は刀身よりも長く作られ、鞘間と足間の装飾板には、把間に施された唐草模様が点刻された金銅板を巻きつけ、佩表で合わせ、さらに合わせ目を覆う様に、点打ちによる円文と2列の半球状の円文とを打ち出した別の金銅板を被せ釘留めする。なお、頭椎部や鞘尻金具の接合は銀ろう付けによって溶接されている。本資料は出土が不明であるが、非常に遺存度の良い金銅装大刀で当時の冶金技術の高さを知ることのできる貴重な資料である。


参考文献:
・増澤文武・村田忠繁 「透過試験による頭椎大刀の観察」(『神戸市立博物館研究紀要』第9号) 1992
神戸市立博物館特別展『コレクションの精華』図録 2008
    出土地不詳
    金銅・銀・鉄・木材
    全長103.0
    1点
    1987年度購入
   
この資料・作品の展示について    写真画像の権利関係とご利用について

→「名品撰:古代の神戸」インデックスへ→
トップ利用案内常設展示特別展示▲名品撰学校との連携学芸活動大震災
 神戸市立博物館 〒650-0034 神戸市中央区京町24
 電話 078-391-0035
 メール
博物館サイトの作成責任者:博物館学芸課長 小野田一幸
Copyright 2002〜  City of Kobe
      Kobe City Museum all right reserved