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名品撰:古代の神戸
ちゅうぼそがたどうか
中細形銅戈
弥生時代中期 紀元前1〜1世紀
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中細形銅戈
中細形銅戈
中細形銅戈 中細形銅戈
 銅戈は中国で発達した武器であるが、日本の銅戈は、朝鮮半島の銅戈を祖形としている。長い柄の先端にあけたほぞ孔に銅戈の茎(内)を差し込み、柄に対し直角に装着し、樋の孔(穿)に紐をかけ通し柄に固定する。本来は、騎兵が敵の頭に打ち込み、手前に引き倒すための武器であり、朝鮮半島からもたらされた時点では武器としての実用性の高い物を制作していたが、刃を研ぎ落としたり、装着するための茎(内)が薄く短くなり、更に装飾を施すなど装着を想定しない非実用的なものに変化していく。
 本資料は、二本の樋(血抜きの溝)が明瞭で先端が尖っており、綾杉文で飾る九州型の中細形銅戈である。九州型の中細形銅戈は、北部九州(福岡県)を中心に、中国・四国地方西部の範囲に分布するが、その形態が大阪湾型銅戈とよく似ている。大阪湾型銅戈の製作に影響を与えたものと考えられる。



参考文献:
神戸市立博物館特別展『コレクションの精華』図録 2008
    出土地不詳
    青銅
    全長30.7
    1口
    1983年度購入
   
☆関連資料☆
桜ヶ丘銅戈
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