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 収蔵庫11 


 神戸市立博物館では、16世紀以来の日本と西洋との文化交流を示す「南蛮・紅毛美術」コレクション、国宝桜ヶ丘銅鐸を含む考古資料、我国随一の質量を誇る古地図コレクション、そして、中世より港町として繁栄してきた兵庫・神戸を物語る歴史資料、約38000点を収蔵している。

 これらの資料は収蔵庫10・11に収納されている。一部の新聞で、これらのコレクションが浸水により大きな被害が出たとの報道がなされたことがあったが、明らかな誤報である。

 これらの収蔵庫で深刻な状況をもたらしたのは、スチール製のマップケースである。これらの収納棚は地震の衝撃で一斉に引き出され、バランスを失い転倒する例が多発した。このような中にあっても資料自体の被害はきわめて低く抑えられたのは不幸中の幸いであった。

収蔵設備の状況 収蔵庫10 
写真をクリックすると拡大表示されます。解説文末尾の6桁の数字は撮影日時。

4階 収蔵庫10 震災以前の写真

94年夏頃撮影。

4階 収蔵庫10 

写真は軸装・額装品、工芸品を収納している棚。仮復旧が行われる以前の写真で地震直後の散乱状況を示している。手前には棚に立てかけて置いてあった額装作品が床に倒れている。通路の奥には陶磁器を入れた箱がいくつか棚から床に落下しているのが見える。950119

4階 収蔵庫10 書棚 マップケース

写真の奥で大きく傾いているのは古い書籍を納めた書棚のひとつ。頑丈なガラス窓で閉められていたので、ほとんどの書籍が落下する事はなかった。しかしその左隣にあった棚はさらに大きく転倒し、落下した資料もいくつかあった。950121

4階 収蔵庫10 古地図用マップケース

写真の後方にみえる白い箱状のものは、古地図資料を収納していた大型のマップケースでこれらは大半が転倒した。その上に載せてあった軸装の史料が床にばらまかれるかたちとなり、足の踏み場もない状況となっている。950121

4階 収蔵庫10 版画用マップケース

1月17〜20日は電灯がつかず、そのなかで撮影された地震直後の状況を示す収蔵庫の写真のひとつ。これは江戸・明治期の版画資料を収蔵する廊下状の空間。資料を収納し、3段に重ねて置いていたマップケースがすべて写真のように転倒していた。しかし中に納められていた資料の損傷は軽微で、修理が必要だったのは4点にとどまった。950119

4階 収蔵庫10 額装作品

神戸市立博物館では額装作品を段ボールの箱に入れて収納していた。写真のように倒れたものも多かったが、中身の作品まで損傷する事はなかった。950121

4階 収蔵庫10 破損した陶磁器

陶磁器の資料はすべて桐箱に納められ決められた木棚にまとめて納められていたが、写真のように棚から落下するものもいくつかあった。写真は破損した「染付イギリス風景図皿」950121

4階 収蔵庫10

写真は入口付近の状況。白い布を被せた箱状の資料は江戸時代の蒔絵箪笥。その右方に倒壊している金色の台座に載せられて収蔵されていた。この両者の間にある緑色の筒状のものはオランダ船の艦載小型砲で、これも転倒して転がっている。950121

4階 収蔵庫10

写真はこの収蔵庫の奥、屏風を収納する棚で、余震に備えて、屏風が飛び出さないように縄が張られている。ここでは「洛外鳥瞰図屏風」が棚から飛び出し、損傷する被害が出ている。950121


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