神戸市立小磯記念美術館
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宮本三郎「婦女三容」
宮本三郎「山下、パーシバル両司令官会見図」
特別展 没後35年 宮本三郎展
2009年10月24日(土)〜2010年1月11日(月・祝)

 近代日本美術史に大きな足跡を残した洋画家・宮本三郎(1905-74)の、戦前・戦中・戦後の代表作品を集めた特別展を開催します。
 現在の石川県小松市に生まれた宮本三郎は、15歳で画家になることを決意し、郷里を発って兄の住む神戸に移ります。さらにその2年後には上京し、藤島武二らに師事します。その後、安井曾太郎にも学び、二科展に出品を続ける中、画家としての芽を出していきました。
 1938(昭和13)年、宮本三郎はさらなる絵画研鑽のためフランスに渡ります。この時の滞仏・留学は、大戦の勃発により1年程で終わりましたが、そこで新たな刺激を得、日本人として独自の油彩画を確立させることを一層強く意識しました。
 そして1940(昭和15)年には、軍の要請で小磯良平らとともに初めて戦地へ赴きます。その後も宮本は記録画制作の命を受けて完成度の高い大作を次々と制作し、帝国芸術院賞を受賞するなど、画壇的地位を確かなものとしました。これらの戦争画については絵画的に優れたものが多く、現在、見直し作業が進められています。
 また、戦後は、第二紀会(現・二紀会)を創設し、その中心的存在として活躍します。さらに金沢美術工芸専門学校(現・金沢美術工芸大学)や多摩美術大学で教鞭を執り、日本美術家連盟の理事長を務めるなど、日本の洋画界の復興に尽力しました。
 宮本三郎の没後35年を機にゆかりの地の一つ・神戸で開催する本展では、戦争をはさむ1930年代から1950年代半ばまでの作品にスポットを当てます。宮本芸術が大きく展開したこの時期は、画家として上り坂の年代にあたり、時代の激変や小磯良平ら画壇のライバルたちとの刺激的な交流の中、西洋絵画の受容と研究などにおいても特に重要と考えられ、その代表作など131点を紹介することで宮本三郎の魅力の真価に迫ります。
(会期中12月1日より一部展示替えをします)

亀高文子「少女と伝書鳩」
小磯良平 「美智子妃」 1958年
鉛筆 朝日新聞社蔵
同時開催
「小磯良平作品選 IV ―油彩、素描、版画―」
〔展示室1〕
天皇皇后両陛下の御成婚50年を記念した特別展示「美智子妃」を含む小磯良平の油彩、素描など約40点を展示します。



特別展 「没後35年 宮本三郎展 ―留学・従軍・戦後期を中心に―」
同時開催:
“小磯良平作品選IV ―油彩、素描、版画―”
会  期/ 2009年10月24日(土)〜2010年1月11日(月・祝)
(会期中12月1日より一部展示替えをします)
休 館 日/ 毎週月曜日(ただし11月23日と1月11日は開館)、11月24日、12月28日〜1月4日
 
※詳細は利用案内をご覧下さい。
開館時間/ 午前10時から午後5時まで(金曜日は午後6時まで)、入館は閉館の30分前まで
入 館 料/

区    分

当 日

団体(30名様以上)
一  般 800円 600円
高校生・大学生 600円 400円
小学生・中学生 400円 200円
神戸市老人福祉手帳(すこやかカード)持参の方400円、のびのびパスポート持参の方無料
※11月14日(土)、15日(日)は関西文化の日で入館無料
交  通/ JR住吉駅、阪神魚崎駅で六甲ライナーに乗り換え、「アイランド北口」駅下車、西へ徒歩すぐ。
※美術館の地下に市営駐車場(有料:30分100円)があります。

※割引駐車券を美術館売店で販売しています。
  (30分券:100円→80円)

 ※詳細は交通案内をご覧下さい。
主  催/ 神戸市立小磯記念美術館、朝日新聞社
後  援/ NHK神戸放送局
特別協力/ 世田谷美術館、小松市立宮本三郎記念美術館

会期中のイベント

小磯良平作品選IV
講演会
「素顔の美智子妃−小磯画伯を正田邸にお連れして」
講師:佐伯晋氏(元朝日新聞社役員)
日時:10月24日(土) 午後2時〜3時半頃
会場:当館2F絵画学習室
定員:80名 ※参加無料(要入館料)
当日10時より受付にて整理券をお配りします。
特別展講演会
「宮本三郎の画業をめぐって」
講師:橋本善八氏(世田谷美術館美術課長)
日時:11月8日(日) 午後2時〜3時半頃
会場:当館2F絵画学習室
定員:80名 ※参加無料(要入館料)
当日10時より受付にて整理券をお配りします。
特別展
関連講座
「戦争画再考 ―宮本三郎、小磯良平を中心に―」
講師:廣田生馬(当館学芸員)
日時:11月22日(日)午後2時〜3時頃
会場:当館2F絵画学習室
定員:80名 ※参加無料(要入館料)
特別展解説会 日時:毎週日曜日(11月8日、22日を除く)
    午後2時〜(約30分)
会場:当館2F絵画学習室
当館学芸員による解説。
ロビー
コンサート
日時:12月19日(土)午後2時〜
神戸市室内合奏団による演奏。 
子どものための
美術講座
美術館大作戦6
「宮本さんと小磯さんをくらべてみると」
日時:11月21日(土)、12月5日(土)、19日(土)
   午後1時半〜4時
対象:小学1年〜中学3年とその家族
定員:各回20名募集。
※ 詳しくは当館にお問い合わせ下さい
ギャラリー
ト−ク
「家族で参加 おとうさんと一緒に楽しむギャラリート−ク」
日時:11月29日(日)、12月6日(日)、20日(日)
   午前11時〜12時
ご家族でおとうさんをお誘いしてご参加ください。(当日参加者を募ります) 
小磯良平
アトリエ解説
日時:開館日の午前11時と午後2時から(約20分間)
※他イベント開催時は時間を変更して行います。



小磯良平「絵を描く男」   次回展覧会のご案内
小磯良平作品選V

コレクション企画展示 “画家と裸体表現”
会期:2010年1月21日(木)〜4月4日(日)
小磯良平「絵を描く男」
1952 本館蔵


近隣の美術館のご案内
神戸ファッション美術館 TEL. 078-858-0050 

「天から陽気が降ってくる」
ホリ・ヒロシの華麗なる舞台 映画衣装と人形たち

2009年10月22日(木)〜2010年1月11日(月・祝)
休館日:毎週水曜日、12月29日〜1月3日(ただし祝日の場合は開館、翌日休館)


神戸ゆかりの美術館(神戸ファッション美術館1F) TEL. 078-858-1520

企画展示「絵が生まれるとき ―洋画家たちの油彩とデッサン―」
2009年10月29日(木)〜12月23日(水・祝)
休館日:毎週水曜日

※当館と相互に入館割引があります。詳しくは各館へお問い合せください。



神戸市立小磯記念美術館

住所:〒658-0032 神戸市東灘区向洋町中5丁目7
電話:078-857-5880
開館時間:10:00-17:00(特別展開催中の金曜日は18:00まで)
※入館は閉館30分前まで
postmaster@koiso-museum.jp
KOBE CITY KOISO MEMORIAL MUSEUM OF ART