神戸市-KOBE-


伝統的建造物 旧ドレウェル邸 (ラインの館)

最終更新日
2016年10月26日

ラインの館ラインの館

お知らせ

ラインの館は、平成28年4月1日(金)より、庭園部を含めて、全面休館(閉鎖)しております。
平成28年度末頃〜平成30年度に建物の耐震対策・保存修理工事を実施する予定です。
長期間にわたり、ご迷惑をおかけいたしますが、ご了承お願い申し上げます。

開館時間と入館料

開館時間:9時〜18時
休館日:6・2月の第3木曜日(休館日が祝日の場合開館、翌日休館)
入館料:無料  
  

建築主

J.R.ドレウェル

所在地

神戸市中央区北野町2-10-24

構造・規模

木造2階建、寄棟造、桟瓦葺
1階 211.00平方メートル
2階 204.35平方メートル
計  415.35平方メートル

敷地

903.60平方メートル

建築年

大正4年

所有者

神戸市

認定年月日

昭和54年12月27日

建物外観

南面1階ベランダ南面1階ベランダ

外観 西部分西面外観

概要

楓のみどりがクリーム色の外壁に映えて、庭園と一体になった憩いの空間がそこにあります。

この建物は大正初期の建築ですが、木造2階建下見板張りオイルペンキ塗りで、開放されたベランダ、軒蛇腹、よろい戸など、明治時代のいわゆる異人館の様式をそのまま受け継いでいます。
建物は主屋と付属屋からなり、主屋は庭のほぼ中央に南面して建ち、1階の開放されたベランダは、異人館様式をよく残しています。ベイ・ウインドーは東側に一つ、西側に二つあり、1階は応接間(現在案内コーナー)、居間、食堂(現在喫茶室)、2階は寝室(現在会議室とと展示室)が配置されていました。

建築主はJ.R.ドレウェル夫人(J.R.Drewell)で、フランス人として来日し、明治9年当時大阪造幣寮の御雇外国人であったイタリア人マンチーニ氏と結婚しました。しかし同13年マンチーニ氏が死亡したため、ドレウェル氏と再婚しています。

ラインの館の名前は市民の愛称募集で入選した名前で、とくにライン河との関わりはありません。“この館の下見板の横線(ライン)が美しいから”というのが入選者の言葉です。ただこの館には永らくドイツ人が住んでおり、庭にドイツとうひ(クリスマスツリーに用いられる樅の木)という珍しい樹木があるほか、泰山木、蘇鉄などの外来種や楠の大樹があり、心地よい緑陰をつくっています。
付属屋は一部改造して市民トイレが設けられ、庭は昭和53年の修理の際、新しく整備されました。
阪神大震災では、煙突が落下、内部壁にひびがはいり、復元・補修を行いました。

神戸の公開異人館