磨製石剣(ませいせっけん)
時代 | 弥生時代前期 |
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出土場所 | 新方遺跡 |
使用用途 | 武器・祭祀具 |
素材 | 石(結晶片岩) |
寸法 | 全長15.1cm、幅3.8cm、重さ79.7g |
この資料についての説明
磨製石剣は、金属製の短剣をまねて作られたと考えられていますが、現在は、銅剣形・有柄式(ゆうへいしき)・鉄剣形に分類されています。この磨製石剣は、有柄式で、厚さ0.8センチ、刃は両刃とも丁寧に研がれています。
神戸市内から出土した磨製石剣は、西神ニュータウン内第38地点遺跡・青谷遺跡・池上口ノ池遺跡・頭高山遺跡・養田中の池遺跡(いずれも西区)、伯母野山遺跡(灘区)、本山遺跡(東灘区)、鏑射山(北区)、垂水区出土といわれるものがあります。