須恵器 提瓶(すえき ていへい)
時代 | 古墳時代後期 |
---|---|
出土場所 | 舞子古墳群 |
使用用途 | 液体容器 |
素材 | 粘土(須恵器) |
寸法 | 高さ14〜21cm |
この資料についての説明
提瓶は、水筒形をした須恵器で「さげべ」とも呼びます。 円形の胴部の側面にラッパ状に広がった口をつけて、胴部の肩部に一対の耳をつけています。本来は、この耳にひもをつけて使用したと考えられます。古い時期のものは耳の形が環状ですが、しだいに鉤形のものへと変化し、さらにこぶのように退化していって、最後にはなくなってしまいます。