須恵器(すえき)
時代 | 古墳時代後期 |
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出土場所 | 狩口台きつね塚古墳 |
使用用途 | 貯蔵容器・食器 |
素材 | 粘土(須恵器) |
寸法 | 高さ15.5〜51cm |
この資料についての説明
狩口台きつね塚古墳は、JR朝霧駅北東側の明石海峡を見下ろす、標高約42mの段丘上に築かれています。この古墳は、直径約26mの円墳で、墳丘は2段に築かれています。墳丘の外側に、直径約52mの周濠が二重にめぐっています。 また、古墳の内部には横穴式石室と呼ばれる、お棺を納めた石の部屋が見つかっています。石室内とその周辺から、金メッキをした馬具をはじめ須恵器の壺・甕・高坏・はそうなどが出土しています。 なお、この古墳は平成4年度末に復元され、公園として整備されています。これらの須恵器は神戸市指定有形文化財(考古資料)に指定されています。