土層転写(どそうてんしゃ)
時代 | 古墳時代中期 |
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出土場所 | 新方遺跡 |
使用用途 | 記載無し |
素材 | 土層転写 |
寸法 | 271×93cm |
この資料についての説明
発掘現場では、その記録を後世に伝えるために詳細な図面を作成したり、写真を撮影し、記録として保存しています。しかし実物の臨場感がすべて伝わるものではありません。そこで、現地で見えている地層に特殊な接着剤を塗り、土の表面をうすくはぎ取ります。そのはぎ取って転写された土層は、パネルとして展示することができます。 このパネルは、新方遺跡の発掘調査で、古墳時代の土器が折り重なるようにして出土した部分をはぎ取ったものです。土の層だけでなく、土器などの遺物も出土状態のまま転写することができます。