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いぶつの処理:土器の場合

神戸市埋蔵文化財センターの館長さん

まず、土器どき破片はへんに、いつ・どこで出てきたかを小さな字で書くんだ。その破片をつなぎ合わせて、土器どきがこわれる前の形にもどすんだ。

土器の破片に「いつ、どこで出土したか」を記録している様子

いつ・どこで発見されたかを書いている様子

職員が仕分けされた土器の破片を張り合わせ、復元している様子

土器の復元ふくげんの様子

 
驚いた表情の女の子

土器どきのパズルみたいね。でも、破片はへんが全部あるとはかぎらないんじゃないの?

神戸市埋蔵文化財センターの館長さん

そうだね。破片はへんが足りないときは、そこにせっこうをうめるんだよ。
歯医者さんがよく使っているよね。

破片がたりない土器に「せっこう」をうめている様子

土器の復元の様子

 
不思議がる表情の男の子

でも、せっこうって、白くて土器どきの色とは違うんじゃないかな?

男の子の質問に答える神戸市埋蔵文化財センターの館長さん

そうなんだ。だから土器どきと同じ色になるように、せっこうに絵の具で色を
つけるんだよ。こんなふうにして、土器どきなどは復元ふくげんしていくんだ。

職員がせっこうを塗った部分に土器と同じ色になるように色を塗っている様子

土器どきに色をぬっている様子

 
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