神戸市-KOBE-


分水堰堤

最終更新日
2006年8月15日

建設年代

明治39年(1906年)2月〜明治40年(1907年)3月

施設概要

切石積みアーチ堰堤及び切石積み分水施設

アーチ堰堤

堤高:4.3メートル、堤長:14.0メートル、堤頂幅:0.9メートル

分水施設

面積:約23.4平方メートル

特徴

綺麗なアーチ堰堤及び分水施設内の大きな仕切弁ボックス

分水堰堤 写真上流からの渓流水を分水堰堤で堰止めして、下図の左側(右岸側)にある分水施設から下流に至る分水隧道を経て、布引ダムに導水しています。

分水施設内のろ過装置は、取水口部分に松材を15センチメートルメッシュの格子状に配置して、礫砂及び細砂を詰めたものでした。

分水施設内には、自動で閉塞する鋼製弁が設置されていたため、濁度が非常に高い場合や必要水量(1.1立方メートル/s)以上がダムに流入する場合に閉塞されました。

その際、オーバーフローした渓流水は、分水堰堤を越えて、下流側にある放水路隧道に導水されて、ダム下流側に放水されました。

現在は、電動弁がここに据え付けられており、これらの分水施設は度々の水害を経験し、かつ経年化しているにも係わらず健全に稼動しています。

分水堰堤 図面綺麗なアーチ堰堤及び分水施設内の大きな仕切弁ボックス