神戸市-KOBE-


国登録文化財(建造物)旧和田岬灯台

最終更新日
2014年1月29日

旧和田岬灯台

所在

神戸市須磨区須磨浦通1-1

所有

神戸市

総高

約15.8メートル

構造

鋳鉄造

竣工

明治17年(1884)

指定

平成10年9月2日登録

概要

「須磨の赤灯台」で知られている和田岬灯台は、明治17年(1984)に兵庫区の和田岬に建てられたものを、昭和38年(1963)に須磨海浜公園に移築したものです。

初代の和田岬灯台は、木造洋式灯台として明治4年(1871)に建てられました。平面八角形で、白色に塗られていました。木造灯台は耐久性や耐火性に劣っているため、コンクリート製や鉄製に改築されることが多く、和田岬灯台も明治17年(1884)に平面六角形の鋳鉄製に改築され、石油燈からガス燈に変更されました。

入口の上には改築の経緯を示す額「明治五年一月二九日初点燈於舊臺一七年三月一日再点燈於新臺」が掛けられています。

灯台は3層構造で、1層は倉庫とホール、2層は螺旋階段、3層は広い空間を確保し、最上部に灯篭を設置しています。1層の1辺は約3.9メートル、高さは約15.8メートルです。レンズは1870年製のイギリスのチャンス兄弟商会の製品で、初代の燈台に使われたものが、破損しながらも残っています。

移築後は廃灯となりましたが、現存する日本最古の鉄造灯台です。