神戸市-KOBE-


国指定重要文化財 (建造物) 石峯寺三重塔

最終更新日
2007年9月1日

石峯寺三重塔

所在

神戸市北区淡河町神影110-1

所有

石峯寺

建立

室町中期

指定

大正4年3月26日旧国宝指定
昭和36年12月27日追加指定

概要

高さでは県下で一二を争う塔です。嵯峨天皇が弘仁14年(823)三重塔を建立し、金剛界大日如来像を安置したとされますが、この塔は室町中期の嘉吉の乱(1441)の兵火で焼失し、現在の塔はその後再建されたものです。天正16年(1588)の棟札があり、15世紀中頃の建立が有力ですが、確証はありません。

第一層の高さに比べて第二、三層の軒の高さが著しく低いのが特徴で、相輪も完備しています。当初はこけら葺あるいは桧皮葺でしたが、現在は銅板葺です。

石峯寺の縁起

古義真言宗、山号は巌嶺山。法道仙人の開基とされ、白雉2年(651)孝徳天皇より多大の叡感を得て、勅願寺として建立されました。鎌倉時代には一里四方の寺領を有し、僧坊72を数えましたが、嘉吉の乱の兵火で全山の殆どを焼失しました。その後再建されましたが、往時の隆盛には及ばず、現在は十輪院、竹林寺、極楽院の3坊を数えるのみです。