神戸市-KOBE-


国指定重要文化財 (建造物) 如意寺三重塔

最終更新日
2014年1月29日

如意寺三重塔

所在

神戸市西区櫨谷町谷口259

所有

如意寺

建立

南北朝

指定

昭和27年7月19日指定

概要

相輪上部「竜池の銘の写し」に至徳2年(1385)建立とありますが、寺の旧記にその記載がなく、建立時期は鎌倉末期から室町初期にかけてと考えられます。しかしその様式の古さなどから、兵庫県では加西市の一乗寺三重塔(国宝)に次ぐ古塔であることはまず間違いがないようです。

建立後もたびたび大規模な改修を受け、昭和30年にも大修理を行い、後補材がかなり多く見受けられますが、小ぶりながらバランスの取れた姿が美しい塔です。

如意寺の縁起

天台宗叡山派、山号は比金山です。寺の旧記によると大化元年(645)法道仙人の開基とされ、承和の末年に慈覚大師が入唐した時に得た文殊菩薩像を安置、後に仁寿元年(851)には文殊堂、阿弥陀堂を建立したとされます。その後荒廃したものを、正暦年間(990〜994)に願西上人が復興しました。隆盛時には24坊、境内は東西1744メートル、南北1308メートルの広大な寺域であったと伝えます。
周囲樹林と田畑が調和し、「如意寺及びその周辺」文化環境保存区域に指定されています。