神戸市-KOBE-


国指定重要文化財(建造物)兵庫県指定重要文化財(建造物)移情閣

最終更新日
2007年9月1日

移情閣

所在

神戸市垂水区東舞子町2028-61

所有

兵庫県

建立

大正4年(1915)

構造

主屋:木骨コンクリートブロック造3階建石綿スレート葺

附属棟:木骨レンガ造2階建カラーベストコロニアル葺

国指定

主屋:平成13年11月14日

県指定

附属棟:平成5年12月10日

概要

移情閣は、神戸にいた華僑実業家呉錦堂(ごきんどう)が、明石海峡をのぞむ景勝の地、舞子の浜に建てたものです。その形態から八角堂あるいは六角堂と呼ばれています。

移情閣の名前は、八角堂内にある扁額の漢詩に、呉錦堂が別荘を建ててこれを「松海」と称し、この建物の東の八角堂「移情」と名付けたとあり、この漢詩に由来しています。

呉錦堂は、1854年に中国浙江省の寧波(ニンポー)に近い東山頭生まれ。明治18年(1885)長崎、明治23年(1890)から神戸に住み、幅広く貿易商を営んだ人です。

その後、神戸在住の華僑の会館として使用されていましたが、日中国交19周年を記念して、昭和57年兵庫県が寄付を受け、孫文記念館として公開されるようになりました。(大正2年に3月に孫文がここを訪れています。)

なお、明石海峡大橋の建設に伴ない、解体されて南西に約200メートル移動しています。