神戸市-KOBE-


国指定重要文化財(建造物)船屋形

最終更新日
2007年9月1日

船屋形

所在

神戸市中央区中山手通5-3-1相楽園内

所有

神戸市

建立

江戸時代前期

構造

木造2階建檜皮葺切妻造

指定

昭和28年8月29日(旧指定:昭和12年5月27日)

概要

姫路藩主の川御座船の屋形部分で、船は既に失われています。建造年代は、飾り金具の家紋から、本多家が封じられた天和2年(1682)から、宝永元年(1704)の間と推定され、川御座船では現存する唯一のものです。

中央が一段高い段違い屋根で、1階、2階それぞれ3室、前方より「床几の間」「上段の間」「次の間」と呼び、2階中央の上段の間は小さいながら「床」がつく藩主の御座です。2階の床几の間は船の指揮者が坐ります。

木部は内外共に春慶塗と黒漆で塗り分けられ、長押や垂木の先端等に金箔を打った飾金具、建具は桟を黒漆塗、その間は金箔押しとなっています。

長らく飾磨港にあり、明治初年高砂に移築されましたが、その際船が失われ、屋形も大幅な改変が加えられました。昭和14年(1939)垂水区に復元移築され、昭和52年(1977)神戸市に寄贈、昭和55年(1980)相楽園に移築されました。