よくかんで食べよう

最終更新日
2008年9月27日

現代人がものを食べる時にかむ回数は卑弥呼(ひみこ)の時代の約1/6以下、江戸時代の1/2以下だそうです。「食べやすく」、「消化しやすく」、「おいしいように」と調理法が進んだことで、「しっかりとかむ」必要性が少なくなってきたことも要因の一つでしょうか。

けれどしっかりとかむことであごや口の筋肉が動き、その動きが脳に連動し、脳の血液の流れをよくして脳の働きを高めます。

あごや歯が丈夫になります。「よくかむこと」は、しっかりとした歯を支える骨などを育てます。

よくかんで食べようまた、下に書かれているようなよいこともあります。育ち盛りの子どもたちにはしっかりとよくかんで食べる習慣を身に付けて欲しいですね。

歯の大切な役割のひとつが、食べ物を「かむ」ことです。

よく「かむ」ことで、食べ物が小さくくだかれ、すりつぶされるだけでなく、「唾液(だえき)」がたくさん出てきます。「唾液」は、食べ物の栄養をエネルギーに変えるための大切な消化液の一つで、体の健康を守るためにいろいろな働きをしています。

唾液の大切な働き

1.食べ物を飲み込みやすくします。

口の中の乾燥を防ぎ、食べ物を飲み込みやすくし、発音をなめらかにしてくれます。

2.胃腸での消化吸収(しょうかきゅうしゅう)を高めます。

唾液にふくまれる消化酵素(しょうかこうそ)のアミラーゼは、でんぷんを分解し、消化・吸収を助けます。

3.細菌の繁殖(はんしょく)を防ぎます。唾液には、細菌に対する抵抗力(ていこうりょく)があり、細菌の発育をおさえる働きがあります。

4.むし歯や歯周病(ししゅうびょう)を予防します。

唾液には、口の中の汚れを洗い流し、口の中を常に中性に保とうとする作用があります。

よくかんで、唾液をたくさん出しましょう

かむ回数が減っています

調理器具の開発や、調理方法の工夫、食材の改良などによって食べ物が時代とともに軟らかくなり、昔と比べて、かむ回数が減り、食事時間も短くなってます。

よくかんで食べるためには、硬(かた)いもの、繊維質(せんいしつ)のもの、弾力があるものなどかみごたえのある食べ物を取り入れましょう。

歯や口の健康を保ちましょう

しっかりかむためには、正しいかみ合わせになっていることが大切です。「むし歯はないか」「かみ合わせは正しいか」など定期的に歯科医院で歯の状態をチェックしてもらいましょう。

11月8日は「いい歯の日」。その日に向けてよくかんで食べる習慣を!よくかむとよいこと一杯。ひと口、30回はかんで食べよう

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