神戸市-KOBE-


食物アレルギー児童への対応

最終更新日
2015年2月20日

給食献立の使用食品一覧には、使用食材ごとに、厚生労働省が定めている「特定原材料」7品目とそれに準じる原材料20品目の27品目を表しています。食材ごとのアレルギー情報をご覧になりたい方は、こちらをクリックしてください。

神戸市学校給食の食物アレルギー対応の基本

本市の学校給食では、大量調理を行うことや時間的な制約もあって、個々の児童に応じて特定原材料を取り除く除去食や除去食に代わる代替食を提供することは行っていません。

このため、学校給食では、保護者からの正確な情報提供に基づき可能な限りの対応を行い、できない場合は保護者に弁当持参をお願いしています。

また、学校では学校給食に係る教職員は、食物アレルギーについて正しい理解に基づき、アレルギーの発症や緊急事態に対応できる体制をとることとしています。

食物アレルギー児童の保護者のみなさまへ

学校では食物アレルギーをもつ児童が学校生活を安全に送るためには、児童についての正確な情報が必要です。

このため、本市では学校給食で食物アレルギー対応を行うにあたっては、以下のことを保護者にお願いしています。

過去1年以内に食物アレルギーと医療機関で診断された児童

卵除去食を行う場合には、初年度に「学校生活管理指導表(アレルギー疾患用)」の提出をお願いしています。

所定の書式及び手続きに基づいて保護者から申し出があった児童

学校給食アレルギー対応を依頼する様式がありますので、学校に申し出てください。

集団給食である学校給食での特定原材料の除去によって、アレルギー症状を発症せずに食べることができると学校長が認めた児童

学校給食では、食器の洗浄や保管も他の児童分と一括して行う等、「コンタミネーション(※1)」を避けることができません。このため、微量で発症するアナフィラキシー症状(※2)がある児童は、学校給食の対応の対象になりません。

※1:コンタミネーション(微量混入)

コンタミネーションとは、食品の製造過程で、機械や器具から偶発的にアレルゲン(アレルギーを引き起こす物質)が混入してしまうことをいいます。学校給食では除去食でも同じ食器等を使用しますので、コンタミネーションは避けられません。

※2:アナフィラキシー反応

アレルギー反応の中でも薬剤、蜂毒、蛇毒、食品等が体内に侵入することにより、IgE抗体を介して、肥満細胞等からヒスタミン等の化学物質が多量に放出され、皮膚、呼吸器、循環器などの多くの臓器に反応が起こることをいいます。このうち、血圧の急激な低下を招くなど、急性循環不全に陥るものをアナフィラキシーショックといいます。

神戸市立小学校における食物アレルギーの現状

神戸市立小学校(167校)の児童77,103人(平成26年5月1日現在)の中で何らかの食物アレルギーがある児童は3,082人、全体の4.0%にあたります。

学校における食物アレルギーの対応

学校給食でのアレルギー対応は、「教育委員会が全ての児童を対象」に行うものと、「学校がアレルギー児童を対象」に行うものの2つに分かれます。

教育委員会で対応=全児童が対象

パンの工夫

乳・卵を使用せず、当日の朝に焼いたパンを提供しています。

おかずの工夫

できる限り、2品のおかずに同じたんぱく源が重ならないように献立を立てています。

食油の工夫

菜種油又はひまわり油を使用しています(アレルゲンとなる大豆油は使用していません)。

学校イントラによる情報の提供

学校へのイントラ網を通じて、献立や食品に含まれる食物アレルギーの原因となる食品が分かるような食品内容明細書等を提供しています。

学校での対応=食物アレルギー児童が対象

献立の中止

保護者の申し出により、「パン」「米飯」「牛乳」「副食」を中止します。この場合は学校給食費を返還しますが、副食はその月すべてのおかず(デザート含む)を中止した場合のみ返還となります。

除去食

保護者からの所定の依頼書により、全学校で「卵」を除去することとしています。なお、卵除去は調理の最終段階で入れる卵に限られますので、例えば「加工品に含まれている卵」、「調理過程で使用する卵(てんぷらの衣に使用する卵等)」は原則として除去することはできません。

デザート代替

乳アレルギー児童に、乳を含むデザート(アイスクリーム・ヨーグルト)を提供する場合は、代替品を提供しています。
 ※なお、アイスクリームやヨーグルトは卵を使用していません。