神戸市-KOBE-


Q&Aコーナー

最終更新日
2016年4月1日

質問1 下水道整備の達成率は98%と聞きましたが、残り2%の部分はどんなところが残っているのでしょうか?

回答

神戸市の下水道事業は、市街地を中心に、全市人口の98.7%を整備する計画となっています。残りの1.3%は、市街地から離れているなど、下水道で整備することが費用面で非効率な地域であり、農業集落排水処理施設や合併処理浄化槽という別の整備手法で水洗化を進める計画です。

下水道については、全体計画の98.7%のうち、平成26年度末で99.9%の整備が完了しています。残りの0.1%は、逆勾配などの地形的な問題により下水管の布設が困難な箇所や、農村地域の一部などです。

なお、下水道と、農業集落排水処理施設、合併処理浄化槽の3つの整備手法の合計では、平成26年度末で全市人口の99.9%が水洗化されています。

質問2 山から海への距離が短いので処理施設が海に近いところのみになってしまうのは仕方がないのでしょうが、途中で小規模施設で処理し川に戻すというのは不可能なのでしょうか?

回答

小規模の処理場を多数運転すると、電気代や、薬品代、人件費、設備の修繕など費用が多くかかります。大きな処理場を建設し、集約処理を行うことにより、施設の規模を生かした効率的な処理を行っています。

なお、神戸市の7箇所の単独処理場のうち、鈴蘭台処理場は新湊川へ、玉津処理場は明石川へ放流し、河川水量の確保に役立っています。

質問3 私の家では、トイレのタンクの中にペットボトルに水を入れて沈めていますが、それが原因で2、3度水が止まらなくなり、流れっぱなしになって溢れたことがあります。が、節水になるかなと思い入れたままにしています。節水の効果はあるのでしょうか?

回答

タンクにたまる水量がペットボトルの容積だけ減少しますので、その分量だけ節水になりますが、各メーカーとも必要最小限度の水量を流すよう設計してありますので、ロータンクの中にペットボトル等を沈めることは好ましくありません。

また、ペットボトルが原因で水が止まらなくなったり、流れにくい場合にレバーを2〜3回操作するようなことになれば、かえって使用水量が増加することにもなりかねません。

質問4 排水設備の手入れの講習会は行っているのですか?

回答

排水設備の維持管理は各ご家庭で行っていただくことになっているため、地域の住民の方を対象に、市職員が出向いて、家庭の排水設備の手入れ・修理に関する講習会「水まわり・排水設備得ダネ講座」を受け付けています。

みなさんにとってお得な情報をお届けするとともに、排水設備の維持・管理の理解をきっかけとして、公共下水道の役割から、水環境の保全まで、認識を深めていただきます。

質問5 下水の高度処理って何ですか?

回答

通常の下水処理では「赤潮」などの原因となる栄養素(窒素やりん)を十分に除去することができません。そこで、細かい砂でろ過したり、エアレーションタンクでの処理時間を長くしたり、凝集剤を使って固まらせるなど、いろいろな方法を組み合わせて、水をよりきれいにするのが「高度処理」です。

高度処理をすることによって、川や海がさらにきれいになり、快適な水環境がつくり出されます。また、リサイクル事業(処理水の再利用)の用途も広がり、地球環境を守ることにもつながるのです。

質問6 上水道に比例して下水道使用料が決められるのは、どうしてでしょうか?

回答

「水道の使用水量=下水道への排除汚水量」としています。

水道はメーターによって使用水量が測定できますが、下水道に排除される水量を正確に計るメーターがありません。下水に流すものには固形物が含まれていたり、水道のように管が満水状態ではないことなどから正確に計るのは困難です。そのため、下水道に排除される水量はある程度の誤差を前提として、「水道の使用水量=下水道への排除汚水量」として、下水道使用料を徴収させていただいています。

質問7 町中に住んでいると下水の道路工事中というのが多いです。何度も何度も繰り返しているような気がするのですが。

回答

下水道の普及率はほぼ100%になっていますが、以下のような必要性からどうしても道路を掘り返すことがでてきます。

工事のやりかたについては、道路工事やガス、水道、電気、電話などの工事関係者で道路掘削工事連絡協議会を設置して、工事の施工場所、施工時期、施工順序などを調整しております。

しかし、突発的な事情等により、どうしても調整できない場合も生じてきます。工事に関係する情報を早い段階で入手し、関係者の調整に一層努力したいと思います。

質問8 窒素 リンの赤潮対策はどうなっていますか?

回答

大阪湾は閉鎖性の内海であり、人の健康保護と水生生物保護の目的で設定された環境基準達成のため、工場・事業場の排水の濃度規制を行っています。更に有機汚濁の指標であるCODの大阪湾への流入規制も実施しています。まもなく窒素・リンの総量規制も行われることになっています。下水処理場では、生物処理(活性汚泥法)、物理処理(固液分離)及び化学処理(滅菌)により除去しています(二次処理といいます)。下水処理場を建設した当初は窒素・リン等の栄養塩類の除去は想定していませんでしたが、現在は本格的な高度処理施設を一部の処理場に導入しており、今後も計画的に導入していく予定です。下水の高度処理を実施すると、赤潮を抑え美しい海や川になりますが、反面、建設費用や処理経費が増加することにつながります。

質問9 家庭用洗浄剤等よく使用しますが、このような薬剤類は処理上差し障りがありますか?合成洗剤をせっけんに切り換えても意味がありませんか?

回答

家庭用洗浄剤にはいくつかのタイプがあります。

強酸、強アルカリ排水は下水管渠損傷の原因となりますし、処理場に流入すると微生物の活性を低下させ処理機能に障害を与える場合がありますが、家庭排水は量も少ないですから、直接処理場の処理機能に影響はありません。しかし、pHに注意して、中性タイプ若しくはそれに近い物を使用していただくのが、下水道施設にとっても、環境にも優しいことになります。合成洗剤は適正な量を使用していただければ、特に下水処理上問題はありません。

参考

pH7が中性、pH7未満が酸性(値が小さいほど酸性が強い、0が最強)、pH7を超える数値がアルカリ性(値が大きいほどアルカリ性が強い、14が最強)です。

質問10 マンションなどのベランダに洗濯機を置き、その排水が側溝に流れ込んでいるのを見かけます。また家の前の路上などで洗車している車も見かけます。それらの汚れた水が雨水側溝に流れ込んでも良いのでしょうか?

回答

神戸市の下水道は分流式であるため、汚水と雨水と分けて処理しています。ご質問の洗濯機の使用による排水が雨水側溝に流れ込む場合については、川や海を汚さないことが下水道の役目であり、確認でき次第是正を指導します。
また、洗車排水は汚水となりますので、洗車排水を川や海に流さないことはもちろん、洗車の際にはガソリンスタンドや洗車場を利用していただくよう市民の皆さんに呼びかけています。