“全国初”自治体ホームページにデジタルガイドを実装 神戸市×テックタッチ

神戸市の公式ホームページにテックタッチ株式会社のデジタルアダプションプラットフォームを導入します。

1.導入の背景

神戸市では、市民のお問い合わせ窓口として総合コールセンターや各庁舎の代表電話があります。電話による問い合わせは年間200万件近くあり、電話量が多いことが課題になっています。

そのため、神戸市の公式ホームページやFAQをわかりやすく、探しやすいものへ改善することで電話量を削減する取り組みを行っていますが、各業務所管課がホームページやFAQを作成することにより、品質にバラつきがあり、結果的に探しにくく、わかりにくい状態のホームページやFAQになっていることがあります。

今回、そのような点を解消するためのツール、デジタルアダプションプラットフォームを導入することとしました。

2.導入ツール（テックタッチ）

テックタッチとは、Webシステム画面上でデジタルガイド（※）を作成・表示するツールです。利用者がストレスなく操作できるためのアシストを行ったり、分析・アンケートなどの機能があります。
※サイトやシステムそのものに手を入れることなく、操作画面上に使い方を表示したり、操作手順を案内することができるツール

3.事業者の概要

• 企業名：テックタッチ株式会社
• 所在地：東京都港区東新橋一丁目5番2号汐留シティセンター5階
• 代表者：井無田 仲
• 企業サイト：https://techtouch.jp/

4.今後の展望

ホームページを訪れた方がつまずくポイントや、特に問い合わせの多いページを分析し、「テックタッチ」の実装を進めることで、電話問合せの削減に繋げていきます。また、市民体験の向上に繋がるデジタルコミュニケーションのプラットフォームとしてホームページを進化させていくことを見込んでいます。

＜参考＞ホームページ上へのデジタルガイド導入イメージ