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2025年世界港湾会議の開催都市として神戸が選ばれました

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神戸港

記者資料提供(2023年11月10日)
港湾局振興課
この度、国際港湾協会(IAPH)より、2025年世界港湾会議の開催都市として神戸が選ばれた旨の連絡を受けましたので、お知らせいたします。
国際港湾協会は1955年に神戸市主導で設立され、2025年は創立70周年の記念開催となるため、国際的プレゼンス向上を目的に開催誘致に取り組んだ結果、神戸で開催することとなりました。

1.2025年世界港湾会議の概要

・主催:国際港湾協会(IAPH)
・ホスト港:神戸市港湾局
・開催時期:2025年秋頃(3日間)
・開催場所:神戸市内の会場で調整中
・参加人数:世界各国から港湾関係者500人程度

2.国際港湾協会(IAPH)とは

世界の港湾の発展と港湾関係者の交流を目指して1955年に設立された唯一の国際NGO(非政府組織)であり、IMO(国際海事機関)等の国連機関から非政府諮問機関として公式に認められ、港湾に関する国際的な課題解決について取り組んでいます。
・現在、世界の主要な港湾管理者等が正会員として約180港、港湾に関わる政府機関や企業等が賛助会員として約150団体が加入しており、世界84カ国にまたがります。
・国際港湾協会(IAPH)は、年に一度、世界港湾会議を開催し、脱炭素といった最先端の技術的課題について議論、情報共有するとともに、世界の港湾関係者のネットワークの創出など、重要な取り組みを進めています。

3.国際港湾協会(IAPH)の沿革

・第二次大戦後の復興の中、松本学(日本港湾協会会長)を中心に、原口忠次郎(神戸市長)や秋山龍(運輸事務次官)は、国際的な港湾の協力と連帯の重要性を認識し、国際港湾社会の組織化を目指しました。1952年に神戸に世界の主要港を招き、国際港湾協会設立の準備会議を開催し、恒久的な国際的組織の設立について決議しました。
・それから3年後の1955年にロサンゼルスで開催された第1回世界港湾会議において、国際港湾協会が正式に創立され、2025年は協会の創立70周年となります。
・この世界港湾会議は、1967年には東京、1981年には名古屋において開催されており、2025年の神戸は国内3都市目の開催となります。